これは厄介だっていう説もあるけど

すきなものについて雑多に語るブログです

舞台「まさに世界の終わり」一般発売情報まとめ

当落が出ましたね~!

なんとか観に行けることになって、一安心です。

多ステも初日も千穐楽も何もこだわりないけど、それでも思ったより取りにくくて、人気だ~!!とテンション上がりました。

思うように取れないのは残念だけど、自担が人気なのはいいことだ!!

 

さて、自分用も兼ねて一般発売の情報をまとめておこうと思います。

 

2018年6月22日23:30時点の情報です。

責任は負いません。情報の変更や更新にご注意ください。

また、素人がまとめたものなので、確実な情報はリンク先のサイトでご確認ください。

 

 

 

名古屋公演

公演日時:2018/10/4(木)18:30 開演 ( 18:00 開場 )
会場:名古屋市芸術創造センター (愛知県)

 

チケット一般発売

・チケットぴあ:サイト取扱いなし

ローチケ先行:2018/6/26(火)12:00 ~ 2018/7/11(水)23:59

ローチケ一般:2018/7/14(土) 10:00 ~ 2018/10/2(火) 23:59

 ※ローチケ2つはリンク先同じ。ページ内で該当ページに飛んでください。

イープラス:18/7/14(土)10:00~18/10/2(火)18:00

イープラス:18/7/15(日)10:00~18/10/2(火)18:00 <Famiポート>一般発売

 ※イープラス2つはリンク先同じ。ページ内で該当ページに飛んでください。

 

神奈川公演

公演日時:2018/10/6(土)15:00 開演 ( 14:30 開場 )
会場:藤沢市民会館 大ホール (神奈川県)

 

チケット一般発売

チケットぴあ:2018/7/15(日) 10:00より発売
ローチケ一般:2018/7/15(日) 10:00 ~ 2018/10/3(水) 23:59まで

 ・イープラス:サイトに情報なし

 

追加の情報が出たら追記します。

映画『アイスと雨音』を観て、思ったことを整理した。

舞台が中止になるなんてそんなことあるんだろうかと思うけど、これは実際に松居大悟監督の身に起きたことが元になっているそうで、そう思いながら見ているとめちゃくちゃに腹が立って、後半のエネルギーの消費がすごくて、帰りの電車でもまだふつふつと苛立っておりました。

 

映画『アイスと雨音』の話です。

 

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元町映画館に行ってきた。

広瀬さんのツイートで知ってから、舞台のお話ということでずっと気になってはいたのだけど、東京での公開が先だったり、大阪での公開にどうしても都合が合わなかったりで、ようやく観に行くことができました。

 

 

 公式サイトはこちら。

ice-amaoto.com

 

youtu.be

 

あらすじ(公式サイトより引用)

2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。
イギリスの戯曲を日本で初上演する。
戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集める
イギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」。
親友が町を出ていくことをきっかけに、
鬱屈からの夜明けを描いた物語。

オーディションで選ばれ、
初舞台に意気込む少年少女たち。
しかし舞台は、突如中止になった。
「ねぇ、稽古しようよ」と、
ひとりの少女が言い放つ―

 

この映画の大きなポイントは、74分ワンカットで1ヶ月を描くというところ。

人物のアップになったかと思ったら、その裏で場面転換が行われていて、どんどん物語が繋がっていく。

ひとつの舞台を観ているような感覚。

でも私は映画クラスタではないし技術とか映画のここがスゴイ・ダメみたいな話はできないので、思ったことを吐き出していこうと思います。

普通にネタバレあります。いやな人は見ないでね。

 

 

 

とりあえず舞台中止のシーンが腹立つ

中止の告げられ方が本当にヒドイ。

若い子たちが一生懸命稽古しているスタジオにいきなり偉い人が来て、「前売り券が売れてないから中止」「君たちもガラガラの客席を見るのいやでしょ」「上と話して決めたことだから」って告げて中止。

はァ~~~~!?!?そもそも舞台やるって決めたなら運営がチケット売るの頑張れや!!!!!!(個人的に色々なことを思い出している)

オーディションで決めたのがだめだったね~みたいな話もあったけど、この出演者で行こうって決めたのそっちやろ!!!!!

ていうか、本番寸前で公演中止なんて、観客としてもたまったもんじゃない……

きっと有給申請だってしてるし、ホテルだって押さえてるし、交通機関だってキャンセル料がかかることもあるし…えっ運営がこのキャンセル料出してくれんの???って気持ちになった。勝手に。遠征民だから余計に。

なにより「この楽しみがあるから仕事がんばろう!」って気持ちがへし折られるなんて本当に無理すぎ……

腹が立つと同時に「うっわ~…前売り券だいじなんや…行きたい舞台はちゃんと前もってチケット買おう……」って学習しました。観客として。

そして「何かできることがあるかも…」とうろたえる想に松居監督が「何ができるの?何もできなかったでしょ」と吐き捨てるのが、また見ていてツライ……

事前に松居監督の体験だと知っていたので、それが実際に言われた言葉だったのか、それとも自分に対して思っている言葉なのか、どちらにしてもツライ……と思ったのでした。

www.cinra.net

 

 

自意識を持った宇宙ってなに

劇中に出てくる「自意識を持った宇宙」という言葉。本多劇場に忍び込んだところを見つかり偉い人から叱られるときも、想が「私たちは自意識を持った宇宙なんです!」と啖呵を切る。

どういうことなのか、映画を観ている最中にはよくわからなくて、一晩考えてようやく「こういうこと?」っていうのがぼんやり浮かんできた。

宇宙には際限がない。はしっこも壁もない。

惑星とか星とか塵とか爆発とかいろいろあって、長い年月を重ねてきたものもあれば最近生まれたものもあるのかもしれない。

私たちの気もちも同じで、体という形はあってもその中に今まで生きてきた年月で積み重ねてきた記憶とか、知識とか、感情とか、いろんなものが無限に溢れていて、すべてを言葉で表して他人に伝えることはできない。

「動物も植物も自意識を持っている」という内容のセリフが劇中にも出てくるのだけど、動物や植物が何を考えているのかわからないのと同じように、人間も他人から見たら何かを考えていても感じていてもそれが100%伝わることはない。

たとえ思っていること一言一句を言葉にしたって絶対に伝わらない。

たったひとつのことだって、何もかも説明するなら、生い立ちや思い出や影響を受けた音楽や本や言葉や、何もかも総出で出し尽くす必要があると思う。それはきっと宇宙のように果てがない。

だけどそれぞれに自意識があって、やりたいこととか悔しい気持ちとかこれまで思っていたこととかも、お前にはわからないだろうけどあるんだよ!ってことが言いたいのかなぁと思った。

 

ロビーにいた松居監督と客について

 忍びこんだ本多劇場の舞台袖でロビーを覗くシーン、私の見間違いでなければたくさんの客と、偉い人たちや劇場スタッフを追い返している松居監督の姿が見えたのですが……えっ?見間違い?と思うほど、そのあと舞台に立ったシーンでは客席に誰もいなくて驚いた。

あれは、みんなが見たかった光景でありながら、同じ体験をした松居監督がみんなに見せたい姿だったのかなと思った。

ストーリーの中では松居監督は出演者に対して「中止だからしょうがない」という立ち位置で嫌な感じだったのだけど、出演者は松居監督に味方でいてもらいたかったからあの光景を見たのかもしれないし、実際の松居監督としても「こいつらの舞台を中止にさせてやりたくなかったな」という思いであんなふうに自分を描いたのかなと。

このシーンのことを思い返すと、関ジャニ∞の『応答セヨ』の「いっそ目を閉じちゃって 見たかった世界を心に描こう 誰にも邪魔なんかさせたりしない」 というフレーズが同時に流れてくる。そういうことなんだろなぁと思う。

 

アイスと雨音』というタイトル

上記のシーンのあと、からっぽの客席に雨音が響いて拍手のように感じられるシーンがあった。だから『雨音』というのはそれを表しているんだろうなぁと思った。

悲しげな雨音を、本当は聞きたかった観客の拍手に見立てて舞台が始まる。

でも『アイス』がそこまで重要な意味を持っているのか不思議だった。

アイスが劇中に出てくるのは2回。

想が劇中劇のセリフとして「私の好きなものなにかわかる?」「アイス♡」と言うシーンと、劇場入りの日に想がもらった余ったアイスをスタジオに来た紅甘と1本ずつ分けて食べるシーン。

それだけなのに、なんでタイトルになるほどの意味を持つのかわからなかった。

けど、帰宅してから不意にぼやぼや~っと「同じ釜の飯を食う」という言葉が自分の中に浮かんできた。たぶん普通に全然関係ないと思うけど。過去に同じ時間を過ごした仲間のことをあらわすときに使う言葉。

劇中劇の想の好物であるアイスを、劇場に向かう道中で劇中の想がかじりながら進んでいくとき、それまでは「稽古」と「現実」として存在していた二人の想がひとつになったんじゃないかなって思った。

 

カットのあとも見せるラスト

この映画では最後のカットがかかったあとも少し出演者たちが素に戻る様子が流れる。

松居監督の『私たちのハァハァ』も以前見たのだけど、そのときも最後にカチンコが映っていたのを思い出した。

九州から東京を目指して行く女の子たちの話で、撮影もその順番に進んでいったということで、それと似たところがあるのかなぁと思った。

現実とストーリーが重なっていて、「カット!」の瞬間にストーリーが終わると同時に撮影もおしまい。だけど撮影していた人たちの物語はこれからも続いていくんだよ、みたいなものを感じた。

あと、別のインタビューを読んでいたら、こんなことが書いてあった。

役者は舞台が始まったらそのままカーテンコールまで行く。そういうものを映像的に見せたいと思った時に、カットをかけずに最後までいけば、それはきっと舞台でやっていることと変わらない

【インタビュー】映画『アイスと雨音』監督 松居大悟 この物語、どこが現実でどこが虚構なのか… – TOKYO HEADLINE

今回「カット!」のあとも映像が流れているのはカーテンコールでもあるんだと思った。舞台と同じように役である出演者を見続けて、最後に本人の姿を見られる。ワンカットなところだけじゃなくて、そういうところも舞台みたいな映画なんだと思った。

 

たぶん映画を観てない人には全然よくわからなそうな感想ですね…

でも見終わったあと、ふつふつもやもやもごもごしてたのをようやく言葉にできてめっちゃスッキリした~!!

舞台・映画の台本やプログラムの宝庫『松竹大谷図書館』に行ってみたい話

一年前に知って、ずっと行ってみたいと思っている「松竹大谷図書館」。

公益財団法人松竹大谷図書館

 

なんでも、舞台の台本やプログラム、ポスター、雑誌がたくさん保管されているそうで。

 

東京遠征のたびに行こうとしているのですが、いかんせん閉館日が多くてなかなか行けずにいます。

2018年の開館日カレンダー

 

行ってからレポ書けやって話なのですが、どうしてもこの存在を世に広めたくてブログを書くことにしました。

 

 入館料は無料。

 

コピーサービスもあり、台本等の一部をコピーできるそうです。(ものによってはコピー不可のものもあるらしい)

どんなものが置いてあるのかは、資料検索やニューズレターで確認できます。

 

ジャニーズ界隈、若手俳優界隈で見かけた作品をピックアップしてみると……

(自担の舞台以外はあまり詳しくなくてピックアップが弱くて申し訳ない。はてブロ等で見覚えのあるタイトルだけ……)

 

N0.243 (2018年6月)

・ミュージカル『しゃばけ 参 ねこのばば』プログラム

・映画『ラスト・ホールド!』プログラム、プレス、ポスター、台本

 

N0.242 (2018年5月)

『滝沢歌舞伎2018』プログラム、ポスター

『GEM CLUB II』プログラム

 

N0.241 (2018年4月)

曇天に笑う 』 プログラム、プレス、ポスター、台本

 

N0.236 (2017年11月)

『少年たち Born TOMORROW』台本、プログラム

『JOHNNYS‘ YOU&ME IsLAND』プログラム
ABC座『ジャニーズ伝説2017』プログラム

 

などなど。

 

プログラムだけだったら持っているかもしれないけど、ファンになる前の作品が残っていたら見られるのありがたいなあと思います。

そして台本が見られるってのが嬉しいですよね!

自担が見ていたものと同じものを見られるなんてめっちゃ嬉しい。

セリフはもちろん、ト書きなども知れたらより作品を楽しめそう。

 

検索機能もあるのですが、自分が見たい作品を探してもひっかからなくて、該当時期のニューズレターを確認したら「台本あるやん!」となったので、見つからない場合はニューズレターを確認するとよいかもしれません。

財団事業内容・刊行物 | 公益財団法人松竹大谷図書館

※館外からの検索では書誌のみ検索が可能だそうです。

 

いつか開館日に行けることがあったら、行ったよ!ってレポを書きたいなと思っております。

2年ぶりの内博貴主演舞台のチケ申込が明日6/5から始まるので見てください

spice.eplus.jp

 

あ~~~~~~!世界始まったな!!!!!

 

ていうか、毎回自担が私の主役モードで観ているので「えっ?主演2年ぶりって何の話?」って状態です。

 

去年の10月を最後に舞台のお知らせが何もなく、テレビはゲストで4本出たものの、ここ最近は毎年春に舞台か告知があったのにそれもなく、去年5月下旬に来たライブのお知らせも今年はなく、結構毎日地べたに這いつくばる思いで、仕事をやる気は喪失し、寝ても覚めても沈んだ気分で生きておりましたが……

 

ついに!昨日!記念すべき6月3日!

 

内くんに活動が決まった世界が始まりました~~~!!!イエ~~~~イ!!!!

昨日から私は自担の活動が決まった世界に生きている!!

花は咲き乱れそよ風が吹き、太陽が輝き心躍る世界!!

 

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natalie.mu

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ほら見て、爆裂に顔がいい!!!(←はい引用スターつけて)

ウェブニュースに自担の写真が載るの最高です……

ジャニーズ事務所がネット解禁してくれて以来、初めてのネットニュース大歓喜!!!

(厳密には和風総本家の予告で顔出てましたが)

 

 齋藤公一翻訳の戯曲を、演出家の石丸さち子が上演台本化し演出も担当。共演には、元宝塚歌劇団トップスターで、演劇・ミュージカル・コンサートなど幅広く活躍する大空ゆうひをはじめ、那須佐代子、鍛治直人、島ゆいかが参加する。

内博貴2年ぶり主演舞台「まさに世界の終わり」上演決定! - シネマトゥデイ

 

◆公演場所・日程はこちら

Johnny's net(「まさに世界の終わり」公演情報ページ)

関ジャニ∞の全国デビュー日が初日!

 

※追記

2018年9月22日(土)~24日(月・振休)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2018年10月4日(木)
愛知県 名古屋市芸術創造センター

2018年10月6日(土)
神奈川県 藤沢市民会館大ホール

2018年10月13日(土)~11月6日(火)
東京都 DDD AOYAMA CROSS THEATER 

「まさに世界の終わり」内博貴主演で上演決定、台本・演出は石丸さち子 - ステージナタリー

 

◆無料会員登録はこちら。

デビュー組やジャニーズJr.の場合はチケットに申込できる会員登録が有料なのですが、内くんの場合は無料で会員登録が可能で、チケット申し込み・当落確認などができます。素晴らしい!

新規会員入会|Johnny's net:内博貴ファンクラブ

内くん枠のチケット申し込みは明日6/5(火)スタート!

申込情報も明日送られてくるので、興味がある方はぜひ今すぐ会員登録を!

こういう情報を書くとチケット争奪戦に拍車をかけてしまう気もするけど、私は絶対に当てて行くし、チケット争奪戦が盛り上がっているのを運営に知らしめたいので遠慮なくどうぞ!

 

ちなみに、風間俊介くん、生田斗真くん、浜中文一くんなど映像や舞台で活躍している方々も無料会員登録できるので、舞台好きな方は登録しておいて損はないかと。

Johnny's net(ジャニーズアーティスト一覧ページ)

※このリンク先はデビュー組やJr.も入っているので、全部が無料会員登録というわけではないです。ご注意ください。

 

なんと今回の東京会場、DDD青山クロスシアターはキャパ約200人とのこと。

小劇場での舞台は初めてなので、ドキドキです。

先日、広瀬さん出演の映画「パラレルワールド・シアター」のエキストラに行った時も、「近すぎて同じ世界に生きてる感すごすぎてやばい」という語彙もヘッタクレもない感想を書きましたが、本当に、やばい。

pink8er-hana.hatenablog.com

 

そしてかなりの偶然なのですが、内くんがほぼ毎年出ていた梅田芸術劇場でのEndless SHOCKが今年は無くて「ナイツ・テイル」が上演されるのですが、そちらに広瀬さんが出演することとなり、逆に広瀬さん出演の映画で舞台となっていた小劇場に(劇場自体は違うけれど)内くんが立つことになり、なんだかとても不思議な気分です。

神様わざとやってる???

 

もう昨日情報解禁されてから晴れ晴れとした気持ちで生活できております。

昨日の休日出勤だってなんとも不満に思わなかった!

幸せだ~~~

本当に本当に、次の活動が決まってよかったです。

頑張って働いて稼ぐぞ~~~~!!

銭も根性も使うてナンボ!!!(by関ジャニ∞)

旅行ブログをはてなブログに移行しております

ずっとJUGEMブログを使っていたのですが、スマホで見ると広告が多かったり、写真が変に縮んでしまったり、ページが細切れになってしまったり、色々と気になることが多かったので、はてなブログに移行することにしました。

 

【OLD】もとのブログはこちら。

hana trip

 

【NEW】移行中のはてなブログはこちら。

hana-trip.hatenablog.com

 

興味があればぜひ読者登録してくださいませ~!

 

旧ブログの記事は、全部公開し終わるまでは1日に2記事ずつ、午前と午後の10時に予約投稿されるようにしています。

興味がある方は、もとのブログを見ていただけると全部載っています。

 

といっても、それでも去年のシンガポール旅行の途中で止まっちゃっているんですけど…

 

あとは今年の春に行ったスペインと、来週行く香港、そして関ジャニ∞台湾公演(チケットが取れたら)もまだ書けずに控えております。

 

ぼちぼち書いていこうと思います。

英文法から読み解く関ジャニ∞『Do you agree?』のエモーショナル

関西ジャニーズJr.時代から歌い継がれており、8人が初めて演奏したこの曲。

2016年に満を持してCD化されました。

それまでは自力で聴くかライブのモニターくらいでしか歌詞をしっかり確認できなかったのですが、歌詞カードで確認できるようになって、ふと気づいたのです。

 

「My dream reaches for the skyだと思っていたら、My dreams reachedだったんだ!でも、なんで過去形なんだろう?」

 

そして全体を見てみたら、英詞の細かい部分にエモが隠れていたのでした。

では、順に見ていきましょう。

 Do you agree? - 関ジャニ∞ - 歌詞 : 歌ネット

 

※先に言っておくと関ジャニ∞は、「関ジャニ」と呼ばれていた関西ジャニーズJr.時代→大倉くん加入で「関ジャニ8」→デビューで「関ジャニ∞」という流れがあります。この記事ではその3つを区別して記載しております。

※( )内の和訳は私独自の解釈です。

 

I don't know what to do(俺はどうすればいいのかわからない)

黄昏た時の中で

 

主語はI。つまりこのフレーズでは主人公は一人なのですね。

 

黄昏は日没直後。太陽が沈んで夕焼けの名残の赤さが残る時間のことを言うそうです。

黄昏 - Wikipedia

 

Should I laugh or Should I cry(笑った方がいいのか、それとも泣くべきか)

階段を昇ろう

 

ここでも主語はI。

まだ主人公は一人なのです。

 

そしてBメロ。

I don't know what to say(俺は何て言えばいいのかわからない)

こんなにも浮かない顔

Should I laugh or Should I cry

太陽が見たいよ

「太陽が見たいよ」のフレーズは、Aメロの黄昏の部分と対応しています。

 

関ジャニ∞の原型となる「関ジャニ8」が結成される前は、三馬鹿と呼ばれる村上くん・横山くん・渋谷くんは嵐やタッキー達と並んでJr.黄金期を体験し、錦戸くんは東京で一人暮らしをしてエース街道をひた走っていたものの、徐々に「関ジャニ氷河期」と呼ばれる時代に突入。

内くん・丸山くん・安田くんはⅤ.WESTとして週1で関西ローカルの深夜番組レギュラーを持っていたのですが、ドラムとギターのメンバーが脱退。新番組が始まってしばらくしてから大倉くんがドラムで加入。そうして「関ジャニ8」が結成されたわけです。

この曲が初披露されたのは、まだ大倉くんがメンバーに加入する前。

(検索すると2002年12月と出てきた。ANOTHERの年の冬だ。)

まさに一度見た太陽が沈んで「黄昏」という時期の真っただ中に、この曲は生まれたのです。

 

大切な思い出や一点の曇りもない笑顔を

金色のフレームで優しく包もう

 「フレームで包む」ということは、おそらく笑顔はいくつかあるのかなと。

ここからAメロBメロで単数の主語だった「I」が、一人ではなくなったように伺えます。

バラバラに活動しながら黄金期と氷河期を経験した「関ジャニ」たちが集まって、一つの画面に収まったイメージ。

 

Do you agree?(おまえら、おんなじ気持ちやんな?)

今を飛び越えてそれぞれの天国を目指せ

地図には無い場所に何時しか綺麗な花が咲き誇るよ

 サビで2人称のyouが出てきました。

youは「あなた」「あなたたち」を表します。

私は勝手に、ほかのメンバーたちのことを指す「あなたたち」の意味で使われているのではないかなと思いました。

集まってきたのに「それぞれの天国」というのが不思議な感じがしますが、この曲が披露された当時はまだ大倉くんはメンバーではなく、「関ジャニ8」ではなかったのです。

つまり、「関ジャニ」である個々が集まって、「それぞれ頑張って行こうな」という意味合いで歌われていたのかもしれません。

 

そしてサビの最後のフレーズは

We are searching for the truth(俺らは真実を探してる)

主語がIからWeになったぞ~~!つまりもう一人じゃない!!

ちなみに「真実」の意味でいうとtruthは可算名詞。(真偽だと不可算名詞ですが)

ということは、ここで使われている「真実」は複数ではなく単数なのです。複数なら「truths」になるので。

それぞれのメンバーが真実を探しに行くのではなく、集まったメンバーで一つの真実を探しに行くということ。

つまり、「それぞれ頑張ろうな」と言いながら向かう先はひとつなのです。

何度も言いますが、これ、「関ジャニ8」が結成される前です。このあと大倉くんが入ってくるんです。

関ジャニ∞は、グループ結成前から「それぞれ頑張りながら一つの真実を探そうな」と歌っていたのです。

 

そしてラップ詞へ。

風のように線のように光のようにこの世界を走り続けよう

きっと平気さどんな時も僕らには

愛とか友情とか希望とか背中を押していてくれる物が

自分で思うよりもずっと沢山あるはずだから

信じていよう My dreams reached for the sky(俺の夢は天まで届いた)

 「この世界」というのは芸能界のことでしょうか。

ここでも主語は「僕ら」と複数形になっていますね。

そして締めの「My dreams reached for the sky」

 

ここやがな!!!

 

主語が「My dreams」ということは、一人が複数の夢を持っているということ。

それが「reached」ってことは、過去形なのです。

これからみんなでそれぞれ頑張って真実を探しに行くと言うときに、自分の夢はもう天まで届いた、叶ったと言っている。

私は勝手に、「みんなと一緒にやっていきたい、ステージに立ちたい、テレビに出たい、活動したい」そんないくつも見ていた個人の夢が、メンバーと一緒になることで叶ったということなのでは…と思っています。

 

そしてサビを繰り返したあと、最後は

今を乗り越えて曲がりくねった道を進もう

喜びや悲しみも何時しか綺麗な星に変わってくよ

We are searching for the truth

 で曲が終わる。

 

「今」というのは当時の関ジャニ氷河期のことで、そこを乗り越えていこうと。

Aメロで日没を迎えて太陽の見えなくなった空から、曲終わりのこのフレーズでは喜びや悲しみが星に変わって輝きを放つ夜空に変わっていく。

その星は「スター」の比喩でもあるようで、まさに氷河期の「関ジャニ」たちの覚悟でもあるようだなと思います。

そして「俺の夢は叶った(過去形)」と言ったあとで「俺たちは真実を探してる(現在進行形)」が出てくるので、さらに「これから皆でやっていこうな」という感じが際立ちます。

 

この曲の初披露から15年と半年ほどが経ちましたが、その間に、あのときいなかったメンバーも、今はいないメンバーも、これからいなくなってしまうメンバーも、この曲を歌ってきたんですね。

 

5/11に少年倶楽部で内くんが過去にエイトのことを想って歌詞を書いた「虹色の空へ」を披露しました。

収録日はすばるくんの脱退会見の直後でした。

翌週には丸ちゃんと電話をしたと日記に書かれていました。

それぞれの天国を目指しながらも、彼らは過去に8人を包んでいた「金色のフレーム」を大切にしてくれている気がしました。

 

 

 

初めての小劇場と初めてのエキストラ 〜映画『パラレルワールド・シアター』〜

5/5、初めてエキストラに行ってきました!わ〜〜い!

 

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先に言っておくけどレポでもなんでもない、ただ私が楽しかったというだけの日記です。

 

小劇場に行くのもエキストラに行くのも初めてで怖いので、ハンドメイド仲間でエイター仲間の友人について来てもらいました。小劇場も観に行ったことがあるらしく、とても心強い。

ありがとうございます。

 

ランチしながら翌日の泥棒役者の当日券(語弊がすごい)を取ろうとしたけど無理でした。

そちらもお手伝いしてくれてありがとうございます。

取れなかったら刺繍でもして新幹線の時間まで遊んでいようと思って道具を持ってきていたので、翌日の5/6も刺繍をして遊びました。最&高。

キラリトギンザの貴和カフェでビーズ刺繍をしました。

ちなみに先週も遊んでお台場とホビーショーに行きました。

 

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友人が見つけて案内してくれたお寿司屋さん。笑

 

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ホビーショーで見たipnotさんの刺繍!生で拝見できて感動…!

 

さて、エキストラの話、ネタバレになるストーリー部分には触れられないけど、楽しかったことを書き残します。

 

まず、劇場の入り口!

ふっつ〜〜のビルの入り口から地下に降りる階段があって、降りたら本当に劇場があった。めちゃくちゃびっくりした。

ほんまに普通のビルに劇場あった。

 

中に案内されたら、舞台と客席の床が同じ高さなのもびっくりした!

やばい、同じ世界に生きてる感ありすぎてこわい……

しかもめちゃくちゃ近い。同じ世界やばい。(語彙がない)

そして、せっかくついて来てもらったのに事情により友人が席を移動して、めーーーーっちゃ心細かったです。笑

 

広瀬さんが登場しても、なんか、じろじろ見たらあかんのちゃうかな…って気がしてなかなか直視できなかったのだけど、撮影が始まってお芝居になったら観ることができた。

物語になったらあっちとこっちの世界は別物なので大丈夫という変な理屈です。

私が普段お芝居を見るのは完成された映画か舞台なので、素の状態から役に切り替わる瞬間がこの目で見られてとてもおもしろかった。なかなか見られない。

 

友人と盛り上がったのは撮影機材の話!

ライトを動かす棒とか、カメラ周りの道具とか、同じものに興味津々でした。

見たことないものがいっぱいあった!

もう完全に社会見学の気分でした。

 

ワンカット撮るだけでも色々決めないといけないことがあるみたいで、とても手間がかかってるんだなあと思った。

少しでも納得いかないと監督さんも役者さんも「もう一回」と撮影し直している様子を見ながら、私は前日に作ったビーズ刺繍が微妙に気に入らなかったのに完成扱いにしたのを思い出して、絶対あれ作り直さなあかんわと心に決めたのでした。(集中して)

 

撮影が長引いて皆さんもお疲れだろうにエキストラ陣のことを気にかけてくださって、そんなに恐縮せんでも…ってくらい、とても優しかったです。

 

帰りに皆さんがお見送りしてくださったんだけど、楽しかった〜!ありがとうございました〜!って外に出たら、友人に「もっと話せばよかったのに!」とつっこまれた。

小劇場のお見送りではお話しする人もいるよって教えてもらった。

知らんかった〜〜!めっちゃ素っ気ない客やん〜〜!

いや、並んでる時に「ちゃんとお話ししなよ!」って言ってくれたから楽しかったって言ったんだけど、会話するという発想がなさすぎて…握手会みたいに秒で流れていかないといけないのかと思った…

 

外に出たらすっかり暗くなっていて、一日が終わるのがすごく早かった!

友人も楽しかったって言ってくれてよかった!

なかなかできない貴重な体験でした。早く完成版が見たいなあ。
12月ごろにお披露目だそうです。楽しみ!

 

アラサー小劇団の夢と現実を描く映画『パラレルワールド・シアター』製作プロジェクト - クラウドファンディングのMotionGallery

 

今週のお題ゴールデンウィーク2018」