これは厄介だっていう説もあるけど

すきなものについて雑多に語るブログです

関ジャニ∞は何処でも光る

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関ジャニ∞は、私が人生で初めて、結成を見届けたグループだった。



生まれた時からジャニーズは身近にあった。

NHKで見ていた『忍たま乱太郎』や『飛べ!イサミ』の主題歌。

怖がりながらも夢中になっていた『金田一少年の事件簿』や『ぼくらの勇気 未満都市』などの土9ドラマ。

その人たちが同じ事務所に所属していると認識したのはいつだったのかはもう覚えていない。

気づけば私の小さな世界は剛派と光一派でマイルドに分かれており、好きなドラマに出ていた人たちがまとまって載っている雑誌を買ってもらって、初めて自分専用に作ってもらったカセットテープの1曲目にはV6の『愛なんだ』が入っていた。

三宅健くんが好きで、小原裕貴くんに夢中になり、そしてそのうち怪盗キッドが小学生の私の興味関心を掻っ攫っていって、小原くんがいなくなったことにも気づかずに過ごしていた。

 

小6の頃だったか。長野県に住む従兄妹が大阪にやってきた。

兄の方はモー娘。にハマっており、妹の方は「りょうちゃん」が好きだと言う。

二人の希望で心斎橋に行き、写真が山ほど壁に並んでいる店に入ったことを覚えている。

 

「りょうちゃん」

 

その親し気な名前だけを私は覚えて、顔はよく知らないままだった。

従妹は「ヒナ」という名前も口にしていた。

 

『ガキバラ帝国2000!』を見て、相葉ちゃんに興味を持った。

そのあたりで関ジャニ(今の「関西Jr.」の意味)を認識したのかな。

嵐を好きになって『USO!?ジャパン』をまともに見るようになってからは、きちんと横山裕村上信五渋谷すばる錦戸亮を認識していた。

 

中1だった2001年6月。

父親がどこからか、J2000野球大会のチケットをもらってきた。

このときの私は大阪ドームで選手紹介を聞きながら、「村上信五、長谷川純、今井翼だけわかる」という状態だった。

EASTチームのキャプテンは亀梨和也、WESTチームのキャプテンは内博貴

どっちも知らんけど、どっちも変わった名字だなぁと思って記憶には残りつつ、外野席だったので顔はまともに見えず、名前だけを覚えて帰って来た。

野球はよくわからなかったけど、最後にショータイムがあって、たくさん歌を歌っていて、知ってる曲もあって楽しかった。

キャプテン二人の顔を認識したのは、後日その野球大会の様子がテレビで放送されたときで、「こういう顔してたんや」と思った。

 

嵐や当時大旋風を巻き起こしていた山P目当てで買い始めたジャニーズ雑誌に、亀梨和也内博貴が載っていることに気がついた。

夜中に内博貴が出てるテレビ番組があるらしい。

顔もわからないほど遠くだったけれど、初めて生で見たジャニーズに親近感を覚え、テレビを見てみた。

『週刊Ⅴ.WEST』だ。

 

番組の最後に歌のコーナーがあり、『Answer』が披露されて、衝撃を受けた。

 

内博貴、歌うま!!!かわいい!!!」

 

内担誕生の瞬間である。

 

Ⅴ.WESTが出ているテレビはその深夜番組ぐらいしかなく(少クラは家で映らなかったのでわからない)、ジャニーズJr.が出ている深夜ラジオを聞き始めた。

出演は固定ではなく、4人程度で2回ごとにメンバーが入れ替わる形式だった気がする。

よく出て来るのは、村上信五横山裕渋谷すばる山下智久生田斗真あたり。KAT-TUNのメンバーも出ていた。

たまに安田章大がいて、「Ⅴ.WESTの人や」と思っていた。

10月、村上信五安田章大とほかのジャニーズJr.2人で、舞台に出ると告知があった。

『翔べ!翔べ!女たち』という、うつみ宮土理さんが主演の舞台だ。

母に「ヒナが舞台やるんやって」と言うと、チケットを取ってくれた。

新歌舞伎座に、祖母と私と妹で観に行った。

この舞台がコメディで、ストーリーがおもしろい舞台で、2幕にはショータイムまであって、本当によかったと思う。

『SHAKE』と『買い物ブギ―』をやってたのを覚えている。『買い物ブギ―』は『ちびまる子ちゃん』のマンガで見たことがあったので、本物の歌が聞けてうれしかった。

 

中1の冬、先輩がチケットを取ってくれて、嵐のコンサートに行った。

バックバンドがⅤ.WESTで、私はここで人生で最初で最後の、5人のⅤ.WESTのパフォーマンスを見ることができた。

 

3月にはタッキーメインのJr.コンサートがあって、「りょうちゃん」が好きな従妹と一緒に大阪城ホールへ行った。

このときにはドラムの今山君が抜けていて、Ⅴ.WESTは4人体勢。

持ち歌はサビ前からちょこっとしか披露されず、大阪公演なのに三馬鹿(村上・横山・渋谷)は出演すらしておらず、MCの最中に見学にきていた村上君がたこ焼きを持って乱入してきた。

今考えれば、あれは関ジャニ氷河期だったのかもしれない。

 

このコンサートに行った翌日、従妹とUSJに遊びに行き、帰りに梅田駅で迷子になって2人とも半泣きでふらふらしていたら、ちょうどコンサート帰りと思しきⅤ.WESTがたむろする輪のド真ん中に飛び込んでしまった。

ジャニーズに全方位を囲まれること、たぶんもう人生で二度とないと思う。

 

そういうタイミングの良すぎる体験が重なって、2002年の8月がやってきた。

ANOTHERという、関ジャニだけの舞台が始まる。

キャストの中にⅤ.WESTの水野君だけが入っておらず、なんとなく、やばいなと察した。

ショータイムには出ていたようだけど、舞台が終わってすぐにいなくなった。

 

私はお母さんに嵐のファンクラブに入ってもらっていたので、関ジャニの舞台に行ってみたいということが言い出せずにいた。

というか、チケットの取り方すらわかっていなかった。

気付けば始まって、気付けば終わっている。

テレビで舞台の特集が放送されて、その録画を何回も何回も見て、MDに録音して聞き続けた。

そのDVDは今も家にある。

 

『週刊Ⅴ.WEST』が終わり、『J3KANSAI』が始まった。

村上信五横山裕渋谷すばる錦戸亮内博貴安田章大丸山隆平

 

12月、この7人に大倉忠義という、名前も顔も初めて知るメンバーが入って来て『関ジャニ8』という名前が発表された。

 

三馬鹿の3人と、亮ちゃんと、Ⅴ.WESTの3人と、大倉君。

初めて目にした新グループ結成は、私にとってはいびつだった。

 

大倉君はドラムとしての加入で、Ⅴ.WESTの新メンバーにもなった。

当時は自分の好きだったⅤ.WESTが変わってしまって、取られたような気がして悲しかった。

今になって思えば、そのとき大倉君が未経験のドラムを練習して入ってくれたから今でも私の好きだったⅤ.WESTのバンド体勢が続いているので、ふてくされていた当時の自分に説教をかましたい気持ち。

でもまぁ、子どもにはそんなことわからんわな。

あのとき入ってくれたのが大倉君でよかった。

あれから何度、つらい局面で大倉君の言葉に救われたか。

 

いびつだったグループが、徐々になじんできた。

相変わらず私はJr.情報局には入れておらず、関ジャニ8の現場を知ることのないまま高校生になった。

 

2004年。

高校に入って部活を決めると、同じクラスの子が2人いた。

一人は大倉担、一人は安田担。

示し合わせたわけでもないのに、クラスに3人だけいた、まだデビューもしてない関ジャニ8のおたくが見事に同じ部活にそろったのは奇跡だと思う。

いまだにTwitterで繋がっており、3人とも関ジャニ∞を追っている。(それもすごい)

 

インターネットで仲良くしてもらっていたサイト持ちのお姉さんがいて、そのサイトの掲示板で交流していたところ、ある日「関ジャニ、デビューおめでとうございます」と言われた。

 

「デビューってなんですか?」

 

CDが出ることは知っていたのに、デビューというものをわかっていなかった。

その少し前にYa-Ya-yahが『勇気100%/世界がひとつになるまで』のCDを出し、それがそのとき限りだった記憶が新しくて、『浪花いろは節』もそういうものなんだと思っていた。

関西限定で1回限りだけどCDを出させてもらえるんだ、よかった、最初で最後のCDかもしれへん、だいじにしよう、と。

 

カラオケやTSUTAYAに行くたびにⅤ.WESTや関ジャニ8の曲を探して、「ないなぁ」といつも思っていた。

それが「ある」ようになってさらに続いていくのが「デビュー」だということを知った。

 

浪花いろは節』発売記念で行われた南港での握手会は、クラスメートと一緒に行った。

炎天下で昼から4時間並んで、まさかそんなに並ぶと思っていなかった私たちは水分も食糧もなく、列の途中で交代しながら調達に走った。

近くの自販機からは飲料が全てなくなり、缶入りのカロリーメイトだけが残っていたのを覚えている。

たしか夕方の4時半ごろ。

あと少しで入り口に着くというところで、列が止められた。

終了時刻だとのこと。

「こんなに並んだのに会えずに終わるの…?」と私たちは素直に解散もできず、呆然と立ち尽くしていた。後ろの行列も動かなかった。

 

「どうしようか」と、帰るしかないのに名残惜しくて離れられずにいると、また列が動き始めた。

予定時刻を過ぎたにもかかわらず、握手会を再開してくれることになったらしい。

関ジャニ∞、めっちゃ優しい。

入り口で安田くんが笑顔で出迎えてくれた。

握手会は8人全員とできて、贅沢なほど優しい設計だった。

ものすごいスピードで進んで、テレビで見ていた顔がすぐ近くを通りすぎていって、幻みたいだった。

あまりの早さと動揺で、最後に横山くんと握手をし損ねた。

スタッフに流されながら、「横山くんと握手できんかった」と訴えたけれど、無慈悲に追いやられるし、どんどん流れていく列には戻れそうもない。

これはもう無理やわ、と思っていたところに、「ごめん、握手できんかった!?」と、レーンの中からわざわざ横山くんが出てきてくれた。

ごめんなさいとありがとうを伝えて、握手をしてもらった。

 

この日、入場も最後の握手も悲しい思い出になることがなかったおかげで、私は関ジャニ∞を好きでい続けられたのだと思う。

 

2004年冬にはJr.のときの曲が入った夢のようなミニアルバム『感謝=∞』が出て、2005年の2月には『大阪レイニーブルース』が発売。

「ほんまに1枚限りで終わりじゃなかったんや」と思った。

 

2005年。

高校2年生になり、関ジャニ∞繋がりの友人が一人増えた。彼女はすばる担。

私は情報局のハガキをまとめて買うのに金額的にどうにも勇気がいって入会できないままだったのだけど、2005年の夏前、彼女がチケットを取ったから一緒に行こうと誘ってくれた。

初めての大阪城ホール単独公演。

私が行ったJr.のコンサートではあまり目立てていなかった彼らが、ひとつのグループとして単独でステージに立つ。

 

届いたチケットはアリーナ最前列。

月末のコンサートを楽しみに、7月中旬、私たちは修学旅行でオーストラリアへ渡った。

不在にする1週間のバラエティやドラマをすべて、録画予約して。

 

その1週間の間に、内博貴は不祥事を起こしていなくなった。

 

帰ってきたら録画した番組の出番は全てカットされており、週1更新のブログはストップしていた。

 

そのときの私を支えてくれたのが、大倉くんがブログの文末に記してくれるようになった「8→1」だった。

あれが大倉くんの言葉に対する安心感の始まりだったな。

これまでのメンバー脱退でも、先日更新のあった名称変更に関するブログでも、大倉くんの言葉で少し感情を咀嚼できるようになっている感じがする。

 

初めての単独コンサートには当時流行っていたブギウギTシャツのピンクを作って着ていって、悲しい気持ちももちろんあったけど、それを忘れさせてくれるぐらいに楽しかった。

ちゃんと楽しかった。

新曲の『好きやねん、大阪』でみんなが黒いジャケットにピンクのインナーで揃えて出てきてくれた。

あのとき、未成年でのやらかしということもあって報道では名前が伏せられていたこともあってか、表立ってコメントできるような状況ではなかったけど、全員揃えたピンクの衣装で無言のメッセージを受け取った。

 

8月には松竹座での舞台『Magical Summer』を観に行った。

 

9月に『好きやねん、大阪』の握手会。

私が並んだ列はすばるくん、村上くん、大倉くんの3人だった。

亮ちゃんはいなくて(途中で来たのかな?)3人ずつに分かれているレーンのどちらかを選べるシステムだった。

私は大倉くんに「8→1」のお礼を述べたいがために大倉くんのいるレーンを選んだ。

ここでもピンクのブギTを着て行った私を、3人は力強く見据えて、握手をしてくれた。

「ありがとう」の応酬だった。

 

そのあとやっと情報局に入って冬の松竹座は自分で申し込んだけど、落選。

 

2006年。

受験生になってからは5月の大阪城でのコンサートや、8月の松竹座での舞台『Another's Another』へ行きつつ、受験勉強に勤しむ。

自担が不在の様子をあまり見られなかったのと勉強しなければならないのとで、テレビを見なくなっていった。

 

そして受験直前の2007年1月、内博貴復帰の報道が流れる。

絶対に浪人はできないと思った。

この日は朝のワイドショーをきっちり見て、学校へ遅刻した。

ラストスパートをかけ、合格し、2月下旬には関ジャニ∞初めての京セラドーム公演へ。

 

大学1年の夏に47都道府県ツアーの大阪城ホール公演に入ったのを境に、私は関ジャニ∞の現場からいったん離れた。

9月の『PLAYZONE』で内博貴の復帰を迎えたからだ。

 

自担不在のグループの活動と、自担の活動が分離してしまって、私は自担だけを見ることを選んだ。

関ジャニ∞の曲を聴かなくなって、BUMP OF CHICKENとか、東京事変とか、RADWIMPSを聴いて過ごしていた。

なんかでも『無責任ヒーロー』だけCD買ったな。

たぶんたまたま発売時期にCDショップで見かけて、「やっとるな!」って感じで買ったんだと思う。

 

2011年に就職して、8月に神奈川へ引っ越した。

人生初めての引っ越し当日、初めて関ジャニ∞がメインパーソナリティーを務めた24時間テレビが放送された。

見知らぬ土地で、よく知っている人たちが1日中テレビに出ているのは、やけに安心感があった。

 

帰省のタイミングで高校の同級生たち(前述の大倉担・安田担・渋谷担)と遊んで、そのときに空白期間のコンサートDVDを見せてもらった。

やっぱり関ジャニ∞っていいな、と思っていた矢先、2012年に映画『エイトレンジャー』が公開。

コントで見ていたエイトレンジャーが映画になるということで、すばる担と見に行った。

なんでかは全く覚えてないけど、あの子は大阪に住んでたのに、品川の映画館で一緒に見た。

 

久しぶりにTSUTAYA関ジャニ∞のCDを全部借りて、曲を聴いた。

PUZZLE、∞UPPERS、FIGHTはこの時期にまとめて知った。

私がよく聴いていた頃は歌謡曲っぽい曲が多かったけど、ずいぶん作風が変わっていた。

バンド感が強い曲も増えていて、元気が出る曲が相変わらず多くて、夢中で聴いた。

毎日通勤の40分の間に、これまでの空白を埋めるように聴き続けた。

 

関ジャニ∞の曲『生きてる僕ら』に、こんなフレーズがある。



夢のなかで
僕らは生きて
いつか夜に
魔法が溶けて
思い出したように大人になってさ
多くのことを忘れてしまう

それでも確かに
僕らは生きて
こんな夜に
魔法をかけた
綺麗さっぱり忘れてしまっても
僕らは君の何処かで光るから

 

open.spotify.com



まさにそのとおりで、私が関ジャニ∞から離れても、熱狂的に好きだったあの頃の気持ちを忘れてしまっても、関ジャニ∞は私の中で光っていた。

 

関ジャニ∞がきっかけで繋がった友人との交流は続き、力強い歌詞に育てられた丈夫なメンタルで社会を生きていた。

 

一度取り戻した光はずっと輝きを増して今に至る。

 

2012年、8周年を記念した『∞祭』で本格的に出戻りを果たした。

友人と幕張メッセに2日間連続で参加して、コンサートや展示を見た。見切れないほどの情報量だった。

年表を見て、私が知らない間に起きていたことを知って、懐かしい曲や初めて聴く曲を楽しんで、久しぶりの関ジャニ∞トークに笑いころげた。

パンフレットでは2005年当時のことも語られていて驚きつつも嬉しかった。

 

初めてのスタジアム公演『8EST』では懐かしい曲がたくさんあって、出戻りするのにすごくいいタイミングだったのかもしれない。

久しぶりに見る関ジャニ∞の単独コンサートは、オープニング映像で色の話をしたかと思えば全員ピンクの衣装で現れて、私が救われたころの関ジャニ∞のままだった。

昔見た3兄弟の曲もあった。

大倉君と亮ちゃんのなんかめちゃくちゃカッコイイけど全然知らん曲が始まって、友人と「わからんけどこれが多分噂のtornや」と察したりした。

神奈川に住んでた時期なのになんで長居で参戦したのか全く覚えてない。

内くんの現場と重なってたのか、大阪で見たかったのか、なんだったのかな。

 

写真集が出たり、初めて紅白に出たりもこの年だったな。

紅白の衣装がデビュー当時のブギウギTシャツのリメイクで、関ジャニ∞らしいなと思った。

 

2012年以降、毎年コンサートに行くようになった。

 

社会人の財力をもって気軽に遠征するようになり、札幌、東京、名古屋、福岡、福井、大分に行った。

初めての海外公演で台湾に行けたのも嬉しかった。

出戻り後のことはブログにたびたび記録を残しているので、振り返るのはこのあたりまでにする。

下にリンク貼っとく。

 

関ジャニ∞をきっかけにTwitterを介して友達が増えて、会社では得られない出会いがたくさんあった。

現場関係なく旅行へ行ったり、遊んだり、飲みに行ったり、人生相談したり、結婚式に呼んでもらったり。

もちろん、高校のときの友人ともまだ繋がっている。

 

内博貴は帰ってこなかった。

渋谷すばるがいなくなって、錦戸亮も抜けてしまった。

 

へこんだり思い悩む様子を見せつつも、関ジャニ∞は力強い歌と笑いを届けてくれている。

好きだった形が随分と変わってしまったけれど、それで輝きが鈍ることはなかった。

名前が変わったところで、関ジャニ∞の良さが損なわれることはない。

めっちゃ寂しいけど。

 

「せきじゃにむげん」とか無茶苦茶な読まれ方をされたり、ケータイやパソコンで「患者に」としか変換できなかったりすることが、遠い昔の体験になった。

それは関ジャニ∞がずっと活動を続けて、世間に名前を浸透させてきたからだった。

そうなるまでみんなが頑張って育ててきた名前を変えざるを得ないのは悔しい。

メンバーが減っても関ジャニ∞を続けていくと覚悟を決めてくれた彼らが、「関ジャニ∞」の名前を失わないといけないなんて。

 

メンバーが減るのは3回経験したけど名前が変わるのは初めてで、正直実際になってみるまでどういう気持ちになるのかはわからない。

活動やグループの寿命を意識することはあっても、まさか名前が変わるとか想像したことないやん。

 

めっちゃ寂しくて、受け入れられるかちょっと不安で、結構「新しい名前めっちゃダサかったらどうしよ…」と思っている。

頼むぞ。

でもあんまりオシャレすぎても戸惑うと思う。わがままでごめん。

 

関ジャニ∞の名前が入った曲はどうなってしまうんだろうとか、ライブでのコールに順応できるだろうかとかいう心配もある。

でも彼らがきっと相当悩んで決めた結果を、デカい声で呼んで受け止めたい気持ちもある。

 

すごい複雑な気持ちだけど、でも絶対に、たとえ名前が変わってもまた世間に浸透させるためにその名前で呼んだるからな、という意地みたいなものもある。

Xは一生Twitterと呼ぶが。

 

関ジャニ∞のインスタでは、名称変更までのカウントダウンがなされている。

20周年という節目に、まるで一つの時代が終わるみたいな気持ちになる。

彼らの輝きは何も変わらないのに。

 

けど、「関ジャニ∞」という名前のグループと過ごした人生や「関ジャニ∞」が楽しませてくれた時間を、私の宝物のような思い出を、何かに対する呪詛に変換したくはない。



関ジャニ∞」の時代、ありがとうな。

 

来世もよろしく。

 

 

youtu.be

 

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関ジャニ∞との楽しかった思い出!!!

 

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旅行ブログの記事

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関ジャニ∞のおたく、初めて本物の『初心LOVE』を見る 〜なにわ男子 POPMALL 新潟公演〜

 

!! ネタバレ全開です !!

 

 

 

 恋に暇はないらしいが、ジャンル反復横跳びおたくもなかなか忙しい。

「今週末の土曜日は初めてのなにわ男子のコンサートだ!」とソワソワしていたら、前々日の木曜日に突然、コナンの映画で怪盗キッドに関する何かが起こると匂わせを受け、わけもわからないまま金曜のレイトショーのチケットを確保。

 そのあと、本来は金曜に整えるつもりだったネイルを急遽塗ったら、冗談かと思うほど似合わないピンクの爪が出来上がってしまった。

 よりによってジェルネイル。まさに神様お手上げ、どうにもならない。

 金曜の朝に荷造りをして、ぎりぎりまで残業で仕事を片付け、家と反対方向の映画館へ駆け込む。1分もないであろう推しが出演する特報にのたうちまわって、帰宅したのは深夜の0時。朝6時に起きて、新潟へ出発。

 ――と思ったら、朝からスマホに「欠航のお知らせ」が届いており冷や汗をかく。

 慌てて確認すると、どうやら機材の都合で元々乗る予定だった飛行機が欠航になったものの、同じ時間の別の飛行機に振り替えられるだけで済んだようで、何ともなかった。

 実は前回初めて新潟へ行ったときも、似たようなことがあったので、生きた心地がしなかった。その時は完全に私が悪いのだが、寝坊して搭乗時間に目が覚めた。慌てて電話をかけたところ、飛行機自体がトラブルにより遅れており、大急ぎで空港に向かった結果、なんとかギリギリで滑り込むことができるという、奇跡のような遠征を体験したのである。

 二度目もトラブルが起きるなんて、大丈夫なんだろうか。私は無事に目的地に辿りつけるのだろうか。不安が募る。

 だってこの新潟旅行の一番の目的は、人生初めてのなにわ男子のコンサートなのだ。

 実は、私が申し込んだチケットは見事にはずれてしまっていた。「せっかくなら新潟でおいしいもの食べた~い!」と計画した遠征だったが、メインディッシュのなにわ男子のチケットだけがなかった。

 これはもう新潟飲んだくれ食い倒れ旅行になるかと思っていたところ、一週間前という瀬戸際にお譲りいただけることになり、なにわ男子単独コンサート当日を迎えることができたのだ。

 一緒に入る予定の友人・たえちゃんとは、新潟空港で待ち合わせ。

 ドキドキしながら伊丹空港へ向かうと、同じ場所を目指していると思しき、かわいらしい女の子たちがいた。

 白のレースがあしらわれた袖、黒いフリルが段になったスカート、ラベンダー色のワンピース。

 ……なんか私だけ色が濃くないか?

 私が履いていたのは、パキッとしたピンクのスカート。

 道枝くんを生で見られるのが楽しみすぎて、メンバーカラーのピンクを着てきた。しかし搭乗口から飛行機に連れていかれるバスの中で、私一人だけ色がうるせぇ。みんな色が淡い。

 空港で合流したたえちゃんから、「You&Jの人は色が濃い」のだと分析をされる。ちなみにYou&Jとは、昔存在した、KAT-TUN・NEWS・関ジャニ∞の合同ファンクラブのことである。

 合流後、リムジンバス乗り場へ向かうとちょうど発車するところで、タイミングよく乗り込むことができた。

 宿泊先であるホテルオークラに向かう途中でおにぎりを買い、荷物を預け、ロビーでおにぎりを頬張り、タクシーで会場へ。

「うちわも買うでしょ?」というたえちゃんの勧誘に、「ペンライトとパンフだけでいいかな」と冷静に返す私。

 いくら興味があると言っても担当というわけではないので、必要最低限でいいのです。

 そんな作戦会議をしつつ朱鷺メッセに到着し、グッズ売り場の前に並んだとき、信濃川水上バスが停まっているのが見えた。

「船乗りたい!」

 テンションがブチ上がって調べたが、公演後にはもう動いていないようでこの日は断念。

 そうこうしている間にも列は進み、購入の順番が回って来る。

「ペンライトとパンフ」

 一度動いた口はもう止められない。

「と、道枝くんのうちわと、ミニフォトシールと、クリアケースください」

 売り場で顔のいい&かわいいデザインのグッズ見本を見てしまったら、それはもう、どうにもならないんよ。「立て板に水」どころか「立てクリアファイルに水」ってぐらいの滑らかさで口から注文が流れた。これを書きながら、クリアファイルも買っといたらよかったなと思ってる。

 グッズをしっかり抱えてたえちゃんの元に戻ると大笑いされた。

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 入場すると、POPMALLというツアータイトルにふさわしく、ステージ上にはポップでかわいいセットが組まれている。ディズニーランドのアトラクションのようだった。

 座席はアリーナのバックステージ付近、花道から数席。

 開演前の記憶はあまりない。とにかくずっと「今から本当に、本物のなにわちゃんが出てくる……?」と動揺しつつ、ただただ楽しみだった。

 人間は、テンションが上がりすぎると記憶をなくすらしい。オープニングがどんな映像だったか思い出せない。それでも遠くのメインステージに登場した7人を見て、「本物だ〜〜〜〜!」とハワハワした。

 登場の衣装は薄いグリーンにチェックの衣装。サーティーワンアイスクリームにあるポッピングシャワーの擬人化みたいだ。かわいいね。甘くてパチパチでぴったりだね……と、人の隙間から見える道枝君を双眼鏡で懸命に追う。

 コンサートが始まる前、「華さんは遠くの自担か近くの他メン、どっち派?」と尋ねられ、「関ジャニ∞は特定のメンバーが好きってわけじゃないから自分でもわからんねん」と言っていたのだが、確信した。私は遠くの自担派。ペンライトを振ると視界がブレるので、微動だにせず道枝君を追う。まずスタイルがいい。髪もふわふわでかわいい。本当に動いている。この世に実在している。双眼鏡で見ても顔立ちまではっきりと見えない距離にもかかわらず顔がいい。

 この「いつもテレビや雑誌で見ている人が実在する」という感覚を、久しぶりに味わった。

 その極みは『初心 LOVE』だ。かわいすぎるMVを何度もYoutubeで見ていた。私は関ジャニ∞がスタジアムライブのジャニーズメドレーで披露した『初心LOVE』しか知らない。それだけでも「噂の『初心LOVE』が見られるなんて!」と喜んでいたのだが、今度はまさに本家の『初心LOVE』である。糖度がすごい。

 道枝くんの「ねえ、今もだよ」でみんながキャーッとなるところも、私は微動だにせず双眼鏡を覗いていた。全神経を集中させて顔を見たいので、口を動かしている場合ではない。

 カーレースのような演出の『Super Drivers!!』も、センターステージがレコードのプレーヤーに見立てられた『Tutti frutti』も楽しい。『Prime Time』でスクリーンに流れる80年代のアニメ風映像もかわいかったな。全部かわいい。何やっててもかわいい。このコンサートの感想、許されるなら全ページ「かわいい」の羅列にしたい。それ以外に言うことないもんな。

 ドラマ『金田一少年の事件簿』も見ていたので、『The Answer』が見られたのも嬉しかった。先ほど「かわいい」しか言うことない、と書いたが、秒で撤回する。めっちゃかっこよかった〜〜〜〜!

 これは概念の話なのですが、私は赤と黒が似合う曲が本当に大好きで、『The Answer』もそのジャンルに入っている。

 そんな私が爆アガりしたのは、MCのあと。黒いシャツに赤いパンツ姿で披露された『Make Up Day』と『Missing』だ。

 私は今、西畑大吾くんと松村北斗くん主演のドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』にどハマりしている。不可能担当と不可解担当の探偵バディもの。先に原作小説を読み、大変なことになった。

 好きすぎるのである。この物語の結末が!

 というわけで、毎週このドラマをリアルタイムで視聴して、結末に近づいていく様と、原作にはなかったがドラマで付け足された良きエモを摂取し、のたうちまわっている。

 なにわ男子を見て「本物だ」と思った感想のひとつに、このドラマによるものもあった。本物の氷雨(西畑くんの役名)だ。本物の氷雨が、目の前で主題歌を歌って踊っている。私は歌詞を噛み締めながら、氷雨を見ていた。道枝くんロックオン型の私も、この曲は氷雨を見ずにはいられないよ。

 しかもこの曲、センターステージをテーブルのように使って、メンバーがトランプを広げるのである。

 ここのネタバレはたえちゃんから聞いていた。

「高橋恭平くんがディーラーをやって、西畑くんがトランプをめくります」

「トランプ……!?」

 怪盗キッドおたくはそれだけで気が狂いそうだったが、強欲はとどまるところをしらない。

「道枝くんもトランプ芸してほしい」

 結局、道枝くんはトランプに関わらなかったが、トランプを広げていたテーブルの上で踊り始めた。踊り子・道枝、脚がとんでもなく長い。これはこれで最高。

 さらにこのあとの『ちゅきちゅきブリザード』では、全員が赤い薔薇を片手に登場。もうこれ以上私のツボを突いてくるのはやめてくれ。

 この曲のときメンバーはバックステージにおり、後ろ姿しか見られなかったが、私は道枝くんの背中と右手の薔薇をずっと見ていた。見ていたら、たえちゃんにそれをしっかり見られていたようで、終わってから「めっちゃしゅんちゃん見てたね。正直者だね」と言われた。

 ちなみに何かのときにも、私の袖を掴んでバックステージを見ているたえちゃんの手を振り解いて、移動していった道枝くんを追っていた。

 道枝くんの名前ばかり出していて申し訳なくなってきた。たえちゃんに「しゅんちゃん以外に誰が印象に残った?」と尋ねられて、「以外……?」と考え込んだぐらいには、道枝くんのことばかり見ていた。

 全員見るのは見たんです。せっかくだから全員目に焼き付けないとと思って。でもやっぱり私はロックオン型だったようで、気が付けば完全に見えなくなるまで道枝くんを追っていた。まさか自分がこんなに健気な人間だったとは……。

 さらに追い討ちをかけるように、「うちわ……見てる……?」と感じる瞬間があった。

 花道横だったので、近くにメンバーが立ち止まってくれたときに少し覗き込むと、遮るものがなくてよく見えた。

 たまたま道枝くんが立ち止まったときに、うちわを見せた。

 私はもともと、うちわを作るタイプではないし、ファンサを求めることもしない。今回は数日前に「華さん、うちわ作ったほうがいいです」と匿名コメントをいただき、「ほなせっかく目当てのメンバーがいることやし久しぶりに作るか〜」と、名前だけのうちわを作ったのであった。ファンサうちわを作らなかったのは、こんなにわかが天下のなにわ男子様に何かをしてくれだなんておこがましいと思ったのだ。

 私は「道枝」のうちわを見せて、ピンクに灯したペンライトを曲のリズムに合わせて振っていた。つまり、客観的に見れば「ただ見ているだけのおたく」のままだった。

 道枝くんがこちらの方を見ている気がする。特に何かをするわけでもなく、拳を振っている。しかし私は名前しか見せていないので、既読を確認するすべはない。

 しばらく「見てる……?」と戸惑っていると、その場を離れた。

 確信は持てないが、とりあえず都合よく「うちわを見てもらえた」ということにする。

 私は道枝くんにうちわを見てもらえたぞー! 作ってよかったー!

 本編の曲の話に戻そう。

 このコンサートはPOPMALLというアルバムに合わせたツアーで、私はそのアルバムの中でも特に『Tick Tack Heart』という曲が好きだった。例に漏れず、赤と黒が似合うタイプの曲である。たえちゃんには「華さんがこの曲を好きじゃなかったら、それはもう華さんじゃないよ」と言われたほど好みだ。

 ステージに妖しい雰囲気が漂い、この曲が流れたときには大歓喜した。アルバムで一番好きな曲を生で見られる喜び。しかもマリオネットみたいな動きの振り付けも、すごく好きだ。大満足だった。

 しかしなにわ男子さんは、大満足を超えてきた。

 続いた曲は『2 Faced』だったのだ。

 私は2020年のオンライン配信ライブ『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』で披露されたこの曲があまりにもツボすぎて大好きだった。何回Youtubeを見たかわからない。

 けど、今回は似たテイストの『Tick Tack Heart』があるから『2 Faced』はしないかもな、と思っていた。デビューすると、ジャニーズJr.のころの曲はあまりやらなくなる。一回生で見てみたかった。

 そう思っていたところに、来たんです。『2 Faced』が!

 ライブ前に、私が好きそうなものについては一通りネタバレを伝えてきたたえちゃんだったが、これはずっと黙っていたらしい。

 ヒェ〜ッとのけぞりつつ、察した。

 あえて黙ってたな、と。

 いくつか私の好きそうなネタバレをして期待を煽っておきながら、圧倒的ドツボの部分に関しては新鮮な悲鳴を聞くために伏せていたのだ。たえちゃん、恐ろしい女である。

 しかもこのあとは『LAI-LA-LA』。これも赤と黒が似合う曲である。書いていて何言ってんだろうと思えてきた。赤と黒が似合うって説明、伝わる? でもこれしか言いようがないです。ダークで派手な曲というのでしょうか。

 このあとは明るめの曲が続き、どれもかわいくて楽しくて、多幸感に満ち溢れたライブだった。振り付けやコールアンドレスポンスが完璧にできたらもっと楽しいんだと思う。

 ちなみに私はメンバー紹介ソングのSeven Starsを頑張って覚えていたのだが、紹介ソング自体が変わったらしく、全然まともにレスポンスできなくてウケた。メンバー紹介ソングって、ラップの部分だけ変わるのだとばかり思っていた。次はリベンジしたい。

 アンコールでは念願の『ダイヤモンドスマイル』を見ることができて、これも嬉しかった! 関ジャニ∞の『ダイヤモンドスマイル』しか知らなかった私は再び「本物や〜!」となった。メインモニターでは、ダイヤモンドのフレームの中にメンバーの顔が映っている。なにわのビッグジュエルや。

 楽しい時間はあっという間に終わってしまった。

 しかし昼公演だったため、会場を出てもまだ15時台。

 ここから回転寿司の佐渡弁慶で整理番号を受け取り、2時間待ちの間に荷物を整理するためいったんホテルへ戻った。途中でガトウ専科のお店で『夏花火パイ』を購入。見た目はしいたけの干物みたいだが、ザックザクのパイでとてもおいしかった。

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 回転寿司を食べ、えんがわのおいしさに興奮し、次は新潟駅の中にある『ぽんしゅ館』へ。

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 ここでは500円でコインを5枚購入し、それでおちょこ一杯分の日本酒をいくらか楽しむことができる。

 私が飲んだのは、日本酒で作った梅酒『マスカガミ』、8がついているというだけで選んだ『鼓88』、「日本酒とは思えない甘さ」というコメントが気になった『のぱ』、そして「ヨーグルトのような甘酸っぱい香り」の『イットキー』。

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 この『イットキー』、英語表記は『It’s the key』で、コメントには「日本酒の新しい扉を開く」と書かれている。

 私とたえちゃんは沸いた。

 この日は土曜日で、二人でどハマりしている『ノッキンオン・ロックドドア』の放送日。

 一緒にホテルで見られることを楽しみにしていたのだが、この瞬間、ドラマを見ながら飲む酒が決まった。ドラマのコンセプトにぴったりだ!

 ほかにも土産物店でお酒やおつまみを買い、ホテルへ。

 ノキドア主演2人のインスタライブに間に合うように急いで風呂を済ませ、スタンバイOK。

 配信もドラマも楽しみ、さらにはそのあとにやっていたなにわ男子のバラエティ番組で笑い転げ、楽しい1日は終わった。

 私は酒を飲むといびきがひどいようで新品の耳栓を渡して寝たのだが、翌朝聞いてみるとたえちゃんは「大盛り上がりだったよ。オーケストラだった」と、非常にポジティブな語彙でやばさを教えてくれた。

 本当に申し訳ない。

 今度から、人と遠征するときはホテルを別室にしてもらおうと心に決めた。

怪盗キッドのソロコンサートという集団幻覚(5/21文学フリマ東京などに出ます)

「ジャニーズJr.の怪盗キッド東京ドームシティホールでやったソロコンサートの話をしよう」

 Twitterのスペース機能で初めて言葉を交わした人から、こんな提案を受けた。

 スペース機能というのはオンラインでの通話機能で、Twitterのアカウントを持っている者同士であれば、フォロワーでもそうでなくとも、気軽に話したり聞いたりすることができるサービスのこと。

 私はたまにこの機能を使って友人と話をしており、そこへ偶然居合わせた友人の友人が、この話を持ち出したのです。

 彼女の名は、たえちゃん。ここではその手腕に敬意を表して、たえPと呼ばせていただく。プロデューサーのPである。 

 おそらく大半の人にとっては意味不明な文脈だと思う。

 何しろ怪盗キッドはジャニーズJr.ではないし、ソロコンサートなんてしないし、ましてや「やった」って過去形なの、何? そう思うでしょう。

 私は間髪を入れずに返事をした。

「うっわ、最高……」

 もう見た気でいる。

 私たちはすぐさま「怪盗キッドのサマパラについて話すスペース」を改めて設けることにした。ちなみにサマパラとは、ジャニーズJr.が夏に東京ドームシティホール(以下TDC)で行うコンサートのことである。

 このスペースは30~50人ほどが視聴し、たえPや私の匿名メッセージサービスを介してたくさんの候補曲や演出案が届いた。LINEで私に案を送って来る友人まで現れ、私たちは短期間のうちに「怪盗キッドのサマパラ」という集団幻覚を、かなりの精度で生み出した。

 ロゴもデザインし、チケットまで作りあげ、TDCの外観を加工して現場の写真までも捏造した。本気で幻覚を見にかかった。

 しかし、あまりにも多くの案が飛び交い、オープニングの話をしたと思ったらアンコールの話など、目まぐるしく話題が変化していったため、順序だててその中身を書き記すことは難しい。

 そういうわけで、ここからは話しながら記録したセットリストや案を元に、実際のライブレポよろしくその内容を紹介することにする。

 

 さあ、ショーの始まりだぜ!

 

 ♧

 

 8月某日。私と友人のたえPは、TDCの前にいた。今日は東都ドームシティホールで行われる、怪盗キッドの記念すべき初ソロコンサートである。

 タイトルは『真夏(ミッドサマー)の楽園』で、1日2公演×3日間。ちなみに別の日程では工藤新一のサマパラも開催される。

 

※この画像はフィクションです

 

 私たちはグッズを買うために列へ並んだ。グッズの内容は以下の通り。

 ・アクリルスタンド2種(マントを翻したポーズと、ハンググライダー

 ・ペンライト(ダイヤモンド型)

 ・ショッピングバッグ(トランプ柄。肩部分には鳩のマスコットがついている)

 ・フードタオル(マント風)

 ・フォトセット

 ・マスキングテープ(WANTED柄)

 着席し、開演を待つ。しばらくすると照明が落とされ、会場は暗闇に包まれた。

 スポットライトがヘリのサーチライトのように、ぐるぐると忙しなく会場を照らす。警報装置の音やパトカーのサイレンが物々しい雰囲気を醸し出す中、メインモニターには逃走中の怪盗キッドの映像が流れた。

 そして、「Ladies and Gentlemen!」の掛け声とともに、ステージにキッドが登場。

 一曲目はSexy Zoneの『カラクリだらけのテンダネス』だ。イントロのフィンガースナップがかっこよすぎる。続いてHey! Say! JUMPの『群青ランナウェイ』、嵐の『マスカレード』と来て、軽く挨拶。

「今宵あなたの心をいただきに参りました、怪盗キッドです。よろしくお願いします」

 そして、実は開演前、変装してグッズ列に並ぶファンを堂々と眺めていたなどというので驚き。全然気づかなかった。

 続いての曲は少年隊の『まいったネ、今夜』。嵐のデビューコンサートで、白スーツでタップダンスしている映像が大好きだったので嬉しい。そして『Secret Agent Man』もよく似合う! 怪盗キッドは少年隊と相性が抜群。

 Hey! Say! JUMPの『RELOAD』から、関ジャニ∞の『YES』へ。キッド様が関ジャニ∞を歌うのは不思議な感じがするけど、『YES』は良すぎる。

 中島健人の『CANDY ~CAN U be my BABY~』では「LOVE!KENTY!」のコールが自然に「LOVE!KID!」と揃い、おたくの一体感がすごい。

 MCでは少しお話ししつつ、「暑いね~」とマントをバサバサ。確かに暑そう。モノクルを少し外した瞬間、TDCが割れるほど沸いた。

 MC後、スクリーンには映像が。暗い森に佇む洋館に雷が落ち、仮面を付けて黒い衣装に身を包んだジャニーズJr.がわらわらと登場し、物々しい雰囲気に。

「I just can not tell…」という歌い出しで舞台に現れたのは、今までの白い衣装とは一転、真っ黒なスーツにマントにシルクハットの怪盗キッド。真っ黒だけどラメが入っててかっこよすぎる~! これまた関ジャニ∞の曲『Dye D?』ですが、毛色の違うグループなのに自分にぴったりの曲を持ってくるセンスがすごすぎるな……。

 次は中島健人の『Black Cinderella』でブラック続き。最高か? 尊敬する先輩はケンティーらしいです。

 そしてHey! Say! JUMPの『狼青年』も。「窓辺に映る嘘、月」とか「罪も罰も白々しい」とかぴったりで天才。

 ダークなコーナーがひと段落したかと思えば、さっきまでメインステージにいたキッドが、黒羽快斗として一瞬で三階バルコニー席に出現! 曲は中島健人の『Teleportation』で、ここで本当のテレポーテーションマジックを入れてくる演出は彼にしか不可能ですね……。

 ここからは黒羽快斗コーナーで、SixTONESの『この星のHIKARI』やSexy Zoneの『Easy come! Easy go! Easy love!』と明るめのかわいい曲が続く。キッドではカッコよくキメておいて、快斗ではポップさを全面に出して来るのがいい。これこそジャニーズ。

 そしてHey! Say! JUMPの『我 I Need You』好きすぎる~!

「だってタネシカケどこにもありません」とスタンドマイクで歌いながら、鳩やら万国旗やらポンポン出して来る黒羽快斗、エンターテイナーの極み。「解明できない恋はショータイム」です、本当にありがとう。

 しかも女装でチキンバスケッツの『私のオキテ』まで! 変装もお手の物だからなんでもできる、天才。早替えとかいうレベルじゃない。

 曲が終わり、スクリーンでは女装快子の楽屋風映像が流れる。これはキャンジャニ∞でも見た定番の演出。

「では次の曲に参りましょう~!イッツ、ショータイム!」で、再び怪盗キッドの姿で登場!

 曲は中山優馬の『Hustler』。この曲、初めて聴いたけどめっちゃかっこいいな……!

 Hey! Say! JUMPの『BANGER NIGHT』へ続くのも良かった。「迷わず叩き潰す Banger night」がいいよな、キッドもパンドラ見つけてぶっ潰すって言ってたし……。

 ラストは、SMAPの『真夏の脱獄者』で、本当に「最高の夏に文句はないね」って感じだった。サマパラの締めくくりとして相応しい曲。「最高の夏へばっくれようよ」ってぴったりにも程があるし、「Bye Bye」でステージの奈落に消えていくところまで抜かりなくかっこよかったです。

 そして客席にひらひら落ちてきたのは、キッドの予告状。

「今宵あなたの心をいただきました。怪盗キッド」と書かれており、挨拶の伏線回収に卒倒。

 予告現場にも負けないくらいのキッドコールが起こり、アンコールではSixTONESの『Strawberry Breakfast』でめちゃくちゃキザに登場したかと思えば、TOKIOの『LOVE YOU ONLY』で楽しく終幕!

「カッコいい」も「かわいい」も「楽しい」も詰まりまくっていて、本当に最高の現場だった……。

 終演後、TDCの前には落下物を求めて「予告状ください」と立っているファンがたくさんいた。

 

 ♧

 

 以上、全て「ないソロコン」の話でございました。

 書いているうちに本当に見た気分になってきた。キッドのソロコン、私、行ったことあると思う。

 ちなみに挨拶の言葉と予告状の演出、オープニングの『カラクリだらけのテンダネス』、ラストの『真夏の脱獄者』はたえPのこだわりです。これで「私、怪盗キッドのことあまり知らないんだけどさ」と言うのだからすごい。めちゃくちゃ知ってるだろ。

 黒い衣装のキッドについては、これまた「コナンの解像度そんなにないねんけど」いう友人から出てきたネタでした。白い衣装のイメージが強すぎてそんな発想全然なかったから「天才か!?」となったし、そこに『Dye D?』を合わせてくるセンスに脱帽。こんなん、ジャニーズの怪盗キッドは確実にやってくれます。

 

 ちなみに「工藤新一のサマパラ」の話もあったんです。音痴にはいったん目を瞑ろう。

 せっかくなので候補曲を紹介します。こちらはほとんど人から案をもらった気がする。

 

 ・ひとりじゃない(KinKi Kids

 ・KissからはじまるミステリーKinKi Kids

 ・ウィークエンダーHey! Say! JUMP

 ・ミステリーヴァージン(山田涼介)

 ・Ride With Me(Hey! Say! JUMP

 ・The Answer(なにわ男子)

 どうしてもミステリー系に偏るため、「もはや金田一コンやねん!」となった。『ウィークエンダー』は帝丹高校の制服、というところまでは決まった。土曜夜のアニメだしぴったりだな。

 

 ・Find The Answer(嵐)

 ・truth(嵐)

 ・迷宮ラブソング(嵐)

 やはりミステリーものの主題歌に偏りがち。

 

 ・勇気100%(Sexy Zone

 ・好きだよ(佐藤勝利

 少年探偵団とのコラボ曲としてかわいい曲も挙がりました。

 

 ・僕が僕じゃないみたいだ(SixTONES

 人から来てすごく気に入った案。確かに新一(コナン)は僕が僕じゃない。

 

 ・イエローパンジーストリート関ジャニ∞

 歌詞の「君と僕をつないだ線がどんな色だって」が、劇場版『時計仕掛けの摩天楼』の爆弾のコードにまつわるエピソードとリンクして良い。

 

 ・キミへのキャロル(関ジャニ∞

 ・Sorry Sorry love(関ジャニ∞

 クリスマスに遅刻したり、事件にかまけてバースデーコールを忘れてしまう新一、ありそう。

 

 ・Black of night(関ジャニ∞

 コナンのOP曲っぽいのでやってほしい。これは自分で挙げた。

 

 ・Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~(嵐)

 こちらも私の好み。怪盗キッドを追う曲としてなにとぞお願いします。

 

 ・EJ☆コースター(関ジャニ∞

 ジェットコースターがモチーフの愉快な曲なんですが、コナンの1話がジェットコースター殺人事件だから挙げられたのかと考えると、「レッツエンジョイ」している場合ではなくておもしろい。(確か匿名で届いた案なので、真意はわからない)

 

 そのほか、他の方から挙げていただいた候補曲。

 ・LOVE CHASE(山下智久

 ・I'll be there(嵐)

 ・Daylight(嵐)

 ・君だけを逃がさない(なにわ男子)

 ・誰にも解けないミステリー(Sexy Zone

 ・純情恋花火(関ジャニ∞

 ・LOVE YOU ONLY(TOKIO

 ・内容のない手紙(NEWS)

 ・セピア(SixTONES

 

 さて、曲はこれだけ集まった。

 集まったのに、私とたえPはどうも怪盗キッドのサマパラのような精度で幻覚を見られずにいた。

 エンターテイナーである月下の奇術師は、ショービジネスとの相性があまりにも良すぎたのだ。

 しかし、普通の高校生探偵(普通とは?)である工藤新一が、ジャニーズのコンサートをやっている様子は思い描きにくかった。

 私とたえPはどちらともなく「新一のセトリ……組めなくない……?」と力尽き、諦めることとなった。

 ただ、MC中に「よぉ工藤! やっとるか!」と乱入してくる服部平次。そして、MC後に「では次の曲に……」「キャァァァ!!」で殺人事件が起こり、「出入口を全て封鎖してください! これで犯人は袋のネズミだ……犯人はこのTDCホールの中にいます」とコンサートを中断する展開だけは、鮮明に思い描くことができたのだった。

 

 ※募集※

 この機会をいいことに、怪盗キッド・工藤新一っぽい曲を随時募集しております。

 ジャニーズでもジャニーズ以外でも、思い当たる曲がありましたらぜひ教えてください。

marshmallow-qa.com

 

 

 

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5/21(日)の『文学フリマ東京36』に出店できることになりました!

 

サークル名:前向きエスケープ

・開催    2023年5月21日(日)
・時間    12:00〜17:00
・入場料    無料

東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール

bunfree.net

 

ブース番号などの詳細はまだ出ていないので、日が近づいたら改めて告知します。

 

このイベントで、前回の無職エッセイ『華のお暇』に引き続き、転職してから今までに遊んだことや楽しかったことをつづったエッセイ『華の休日』を出そうと、書いている最中です。

 

その中で、今回の内容も載せています。

試し読みだと思っていただければ。

 

・一部、編集中に加筆修正・変更はする予定。

文学フリマには既刊『華のお暇』+新刊『華の休日』を持ち込みます。

・前回と同様、通販も予定しています。

 

ほかの出店予定

5/21 文学フリマ東京
5/28 COMIC CITY大阪(日常ジャンル)
9/10 文学フリマ大阪
10/22 文学フリマ福岡
※ところどころで通販します。

関ジャニ∞ 冬18祭 福岡公演遠征記(5/21文学フリマ東京の告知を添えて)

12月の初日から3か月経ちましたが、書いたので載せます!

 

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 コンサート当日。新大阪から朝8時過ぎの新幹線に乗り、博多へ向かう。初日の同行者であるわにさんとは博多で現地集合だ。

 この日は朝から忙しかった。まず、スマホの充電器を忘れた。博多までの約2時間半で充電を使い切る自信しかなかった私は、新大阪駅構内のダイソーまで走った。しかし開店にはまだ早く、格安の充電器は手に入りそうもない。とにかく福岡まで充電を持たせるために、書店で短編集を買った。『20の短編小説』というアンソロジーで、好きな作家さんも名を連ねていた。

 買い物のあと向かった改札では、新幹線のEX予約で登録した交通ICカードがどれかわからず、立ち往生。出発ギリギリまでサイト上でSuicaを登録し直し、さながらコナンの爆弾処理シーンのような緊張感を味わうこととなった。全然スムーズちゃうやん!とドキドキしたが、登録したカードを忘れていた自分が悪く、サービス自体に罪はない。

 新幹線でようやく一息つけて、先ほど買った本を読んで過ごす。

 岡山駅の手前あたりでツイッターを見ると、なんと高校時代の友人が同じ新幹線に乗っているらしいことがわかった。彼女も関ジャニ∞のファンで、同じく博多に向かっているところだった。

 LINEで連絡を取ると車両がかなり離れていたので、新幹線を降りてから博多駅で会うことに。偶然ホテルの場所も近く、約2年半ぶりに話をしながら歩いた。この短時間で、10年以上の付き合いだというのに初めて知る互いの趣味の話もできて、楽しかった。

 ホテルに荷物を預け、コンビニでモバイルバッテリーがレンタルできるサービスを初めて利用し、充電もばっちり。

 昼は『博多ごまさば屋』へ。ここでわにさんと合流することになっていた。

 彼女は関ジャニ∞のおたくであるとともに、クッキングパパのおたくでもある。

 私が先に到着し、彼女が来るまでの間、勧められたクッキングパパのマンガを電子で読む。

 食事の計画は、全て彼女が組んでくれた。おかげで博多名物に無駄なくありつけることとなった。

 私は普段もまだ新型コロナの流行が心配で外食を極力避けているけれど、旅行でメインの食事を避けることはさすがに虚しいので、今回は久しぶりに外食を楽しむことにした。屋台は辞退したのでいつか行きたい。

 さて、『博多ごまさば屋』の話に戻る。

 ごまさばとフグの唐揚げと初っ端から欲張ることに。しかも無料の南蛮漬け(普通に一品のおかず)まであり、ボリュームがすごかった。

「福岡では魚を食べるのが正解だってクッキングパパで教わった」と言うだけあって、さばもフグも肉厚でおいしい。久しぶりに食べたフグの唐揚げ、食べすぎかと迷ったけれど、頼んでよかった。

 食事の後はクッキングパパの聖地である大濠公園へ。デートスポットとして作品に登場するらしい。

 季節は冬。寒いが白鳥ボートに乗りたいというおたくの気持ちはとてもよくわかるので、ぜひ乗ろうと公園へ向かった。

 ところがである。

 関ジャニ∞はライブの日、よく悪天候に見舞われる。今年の夏のスタジアム公演が快晴だったのが奇跡だと思えたほどだ。(ちなみにわにさんは東京初日に参戦して大雨に見舞われた。)

 この日も例外ではなかった。予報は雪。私たちが大濠公園に到着したときはまだ降っていなかったが、曇天もいいところであった。

 池のほとりにぎゅっと集められた白鳥ボートを見て、私たちは不安に駆られる。

「なんかさ……ボート、動いてなくない?」

「寒いから乗る人がいないだけじゃない?」

 希望を捨てずに乗り場へ向かってみるも、受付カウンターの窓は閉ざされていた。

 悪天候のため本日のボートは休止。

関ジャニ∞ってほんとこういうところ、あるよな~」と、二人してなぜか悪天候関ジャニ∞のせいにし、近くのスタバへ。しばらくだらだら話したあと、歩いてPayPayドームへと向かう。

 ドームの前に到着するころには雪が降り始め、いよいよ関ジャニ∞のライブらしくなってきた。

 座席はメインステージの上手寄り(1塁側)だった。近くもなければ遠すぎというわけでもない。

 

 ライブは、レトロな蒸気機関車に乗り込んだ関ジャニ∞の映像で幕を開けた。「スタジアム発ドーム行き」という列車がコンセプトだ。

「わあ、殺人事件とか起きそう」という物騒な感想をこぼしつつも、期待に胸を高鳴らせる。

 メンバー紹介映像のあと、安田君が車内にある「絶対に押すな」と書かれたボタンを押せば、制御ペンライトが発動した。

 今回から関ジャニ∞のライブでも初めて導入されたシステムで、客席に取り付けられた装置から各自が手にしているペンライトの色や点滅を制御され、演出をより効果的に見せる仕組みである。

 余談だが、私たちは客席に設置されたベルト型の制御ペンライト用の装置を見て、「これドームの客席にひとつひとつ付けたのか……ありがとう……」とスタッフの仕事に心底感謝した。

 警告音が響き、発動した制御ペンライトは客席一面を赤く染め、赤色灯のようにぐるぐると点滅する。

 1曲目は『歓喜の舞台』だった。

「待ちわびた今日に 繋いできた想い」というフレーズで始まる曲に、遠慮がちな歓声が上がる。

 関ジャニ∞のライブでは、この日から声出しが解禁されることとなった。コロナ禍で歓声やコールアンドレスポンス(歌の合いの手)を封じられて以来、ほぼ2年振りだ。

 歓声の中、関ジャニ∞の歌い出しはぐだぐだになった。それは準備不足といった理由ではなく、ただただ、久しぶりの歓声に動揺したらしかった。歌詞が飛び、なんとか立て直し、ライブがスタートする。

 歌詞が大好きな『へそ曲がり』が聴けて嬉しかったし、久しぶりの『EJ☆コースター』もテンションが上がる! 後の大阪公演で気づいたけれど、この曲の最中、メインモニターには黒いバーが出ている。なんだあれ……と注意深く見てみると、どうもジェットコースターの安全バーのようだった。乗ってる感を出してるらしいが、わかりづらくておもしろかった。

 さらに『がむしゃら行進曲』『無責任ヒーロー』『前向きスクリーム!』と盛り上げ曲が続く。余談ですが、このエッセイのサークル名「前向きエスケープ」は『前向きスクリーム!」をもじりました。

 そして夏の18祭でも開催された『アラフェス』のパクリもといリスペクトの『ハチフェス』コーナーへ。ジャニーズメドレーの始まりである。

 一曲目は『ダイヤモンドスマイル』! きらきらとしたイントロが流れた瞬間、物凄い歓声が上がった。私ものけぞるほどアガった。なにわ男子のYouTubeで何度も何度も見て、この曲ほしさに彼らのアルバムまで買ったほど好きな曲だ。なにわ男子のコンサートには行ったことがないため、初めて生でこの曲を見られて嬉しかった。アラフォーの関ジャニ∞は全力できらきらアイドルをやり切っていた。なかなか見られない姿を見られるのも、ジャニーズメドレーの醍醐味である。

 SixTONESの『Imitation Rain』ではしっとり踊り、SnowManの『ブラザービート』ではコミカルに魅せる。映画『おそ松さん』の曲らしいのだが、関ジャニ∞にあまりにも似合っていて、これきっかけでこの曲が好きになった。年末の歌番組で本家のパフォーマンスも見られたのだが、ラウール君の「お粗末です」には、さすがに「お粗末から一番縁遠いやろ」とツッコミを入れずにはいられなかった。

 二人でKinKi Kidsを歌うのが定番化している山田(丸山君と安田君)が今回披露したのは『シンデレラ・クリスマス』だった。夏と同じく、画面には手紙みたいな謎のメッセージが添えられ、「こっちへおいで こっちへおいで」というテロップがなんか怖い。と思っていたら横山君が登場し、Kis-My-Ft2の『Everybody Go』に。わにさんの考察いわく「Come on! Come on! Come on! Everybody Go! だから『こっちへおいで』なんだよ」ということで、読解力のすごさに脱帽。

 頭皮がオープンして造花が現れるヅラを被った横山君が、『花唄』を熱唱しながら何度もパカパカとヅラを開ける。映像で見なければ何を言っているのかわからないと思うが、関ジャニ∞のライブにはこういうカオスが存在する。さらに横山君は歌唱力を上げており、私たちは感嘆しつつ笑い転げた。

 ジャニーズの伝統、といった前置きのナレーションのあと披露されたのは、大倉君と村上君による少年隊の『まいったネ 今夜』だった。私は特大の悲鳴を上げた。関ジャニ∞でこの曲が見られるなんて、考えたこともなかった。

 続いて、King & Princeの『ichiban』はKREVA提供というだけあって、ヒップホップなナンバー。こういう曲も関ジャニ∞で見られるのはめずらしい。そして丸山君のラップが良い。カッコイイやん〜と素直に思っていたところ、この曲が選ばれた真の理由が明らかとなった。一列に並び、「俺が一番」「俺の方がもっと一番」と言いながら入れ替わっていくメンバーたち。これはあれだ。夏の18祭で披露された『キミアトラクション』の「俺がナンバーワン」の天丼だ。彼らはそれがやりたかっただけだったのだ。大笑いした。

 しかし、次の曲で私たちはさらに腹が捩れるほど笑うことになる。もはやこのジャニーズメドレーのサビはこの曲と言っても過言ではない。(この曲ありきで組まれたらしいので断じて誇張表現ではない。)

 黄色いのぼりに赤字で書かれた「肉貴族」の文字。『ニク食いねェ!』が始まった。もちろん『スシ食いねェ!』のパクリである。父親が鳥貴族の創業者であることを伏せることもなくなり、度々ネタにもしてきた大倉君だが、ここへ来てついに大々的にパフォーマンスへと昇華された。(主犯格は横山裕であることが後に判明する。)

 寿司ネタの歌詞を全て焼肉関連に置き換え、ステージ上のカウンターで、鳥貴族のせがれ・大倉君が丸山君に焼肉を振る舞う。丸山君は歌に合わせて肉を口に詰め込み、今度こそ喉を詰めるのではないかと心配した。夏は寿司だったが、寿司より飲み込みにくそうである。実際に2曲後でもモグモグしている公演もあった。

 翌日一緒に入った友人・たえちゃんは、これを見ながら「なにこれ」「やばい」と困惑していた。彼女の担当であるSexyZoneやなにわ男子のステージではこんなことをしないらしい。

「おやじ、ハウマッチ!?」「280万円」のやり取りのあと、始まったのはKinKi Kidsの『たよりにしてまっせ』。

 夏の18祭で「『Hey Hey おおきに毎度あり』と『たよりにしてまっせ』と『買い物ブギー』って同じジャンルやんな」という感想を残していた私は、「ほら見ろ‼︎」みたいな気分になった。画面上には、金の亡者みたいな村上君の顔がいくつも並び、パチンコのフィーバーみたいな映像が流れる。たえちゃんは笑いながらも「こわいんだけど」「風邪ひいたときに見る夢」と言っていた。これもSexyZoneやなにわ男子では見られない演出のようだ。

 突然しっとりとした雰囲気に切り替わり、『台風ジェネレーション』へ。しかし切ないイントロの中、メインモニターには肉貴族ののぼりが並んで揺れており、たいへん趣深い。

 村上君が囁くような独特のリズムのラップを紡ぐ後ろで、口一杯に焼肉を詰め込んだ丸山君は、まだモグモグモグモグしている。切ない『台風ジェネレーション』を関ジャニ∞の色に塗り替えまくっていた。

 ここで私は油断していた。嵐が一曲終わって、「ああおもしろかった、そろそろシメかな〜」と思っていたら、もう一曲、嵐の曲が始まったのだ。まさかの『Monster』である。ダークな雰囲気の映像を背景に、ふざけることもなく、しっかり踊って急にめちゃくちゃカッコイイ。私は脳がバグりすぎて「まじで『truth』イイ……」と心の中で口走っていた。それは別の曲です。ちなみに2日目、サビの「僕の記憶が全て消えても」という歌詞を村上君が盛大に間違え「ぼきの記憶が」と歌ってしまい、MCで「簿記」といじられていた。

 最後はお決まりの『ええじゃないか』でシメとなり、狂気のジャニーズメドレーは幕を閉じた。

 続いて、暖色系のコートなど冬のデート服っぽい衣装で現れ、ライブが12月中旬だったこともあり、クリスマスソングの『キミへのキャロル』に。そして明るい曲調の『サタデーソング』を歌いながら、トロッコで客席を回る。ちなみに年明けの大阪では、ここの曲がかなり懐かしい『ありがとう。』と『モノグラム』に変更となっていた。

 久しぶりの『ナントカナルサ』も好き! このときのメインスクリーンのデザインがポップでかわいかった。

 元気な曲が続いたあとはしっとりと『キミトミタイセカイ』で締めくくられ、前半戦終了。

 ここからはMCに入ったのだが、おもしろかったことしか覚えていない。なんかすごい笑った記憶だけある。これを書くにあたって友人とも「どんな話してたっけ?」「おもしろかったことだけは確かなんだけど」というやり取りをした。

 初日は、久しぶりの声出しでびっくりして開始早々、歌詞飛んじゃったね、みたいな話はしていた。「うわ!ってなった」とのことだった。2日目は、「ジャニーズメドレーのichibanの振付が全然そろわなくて、キンプリが一番やったら俺らは45番ぐらい」などの話をしていた、というのを、これを書きながら友人に教えてもらって、「そういえばそんな話してたわ!」となった。

 トークのあとは、また映像へ。「200X年、エイトシティ……」と定番のスターウォーズのオープニングパロディのような字幕が流れてきて、私たちは「もう20XX年なんだわ……」と、このコントが生まれてから経過した年月に思いを馳せた。

 今やジャニーズWESTとなった中間君と桐山君による悪の組織B.A.D団は今回も駆り出され、「ふはは!」みたいな映像が流れる。ちゃっかりDVDとYoutubeチャンネルの宣伝を挟んだが、さすがに本編には出られないので、ステージ上には今回バックについた関西ジャニーズJr.のAmBitiousの3人が悪の組織として姿を現した。悪ガキって感じでかわいい。

 エイトレンジャーによるコント『センターはオレだ!』が始まる。これは2020年に大阪松竹座からの生配信で行われた無観客ライブのリベンジだ。当時は大倉君が体調不良で欠席したため、4人で奪い合う必要のないセンターを奪い合う、という事態が起きたが、今回は5人そろったため、めでたくセンターを奪い合うことができた。

 これもまた相当笑った記憶があるのだが、何の話をしていたかは思い出せない。丸山君扮するオレンジが支離滅裂な発言を矢継ぎ早に繰り出し、だいたいそれで大笑いするのだが、あまりに支離滅裂で文脈がなく、あとから記憶を掘り起こせないのだ。当日の帰り道でさえ私たちは「オレンジ何言ってたっけ」「エビが、エビぞりで、エビチリとか……」「何の話だっけ」となっていた。2日目は、絶好調のオレンジに笑いすぎて腰が抜け、流れを変えようとしたブルー(安田君)が盛大にセリフを噛み、立っていられないほど笑う私の背中をたえちゃんがさすってくれたことを覚えている。

 悪の組織AmBi団から攻撃を受けたエイトレンジャーは、必殺技を繰り出すために合体! 中央でオレンジが口を大きく開ける。同世代の友人たちと「セーラープラネットアタックみたい!」と、アラフォー男性たちの組体操に沸いた。

 「みんなの力を分けてくれ!」的なセリフとともに、メインモニターには「ペンライトのボタンを押してね!」と案内が出た。どうやら、パワーを送るために各自でペンライトのボタンを連打するらしい。

 カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ! 

 懸命に連打すると、モニター端のパワーゲージが溜まっていく。さながら「プリキュアがんばれ~!」である。

 そしてここでひとつ面白いのは、このコンサートで使われているのは、制御ペンライトだということだ。

 スタッフ側の制御でいくらでも派手な光の演出が可能だろうに、私たちは一心不乱に手動でペンライトのボタンを押し続けた。ただつけたり消したりしているだけである。それが妙に楽しい。大人になっても「プリキュアがんばれ~!」は楽しい。

 ゲージが溜まると必殺技が発射され、光の演出でAmbi団にビームのようなものが届き、特殊効果の火花が上がった。

 センター争いも悪の組織との戦いもハッピーエンドを迎え、「お天道様も笑ってらぁ!」のセリフに合わせて、モニター上に八重歯を覗かせて笑う太陽が大写しになる。

 かと思えばそれが徐々に村子の笑顔に切り替わって、関ジャニ∞の妹分・キャンジャニ∞の映像が流れた。

 初日に一緒に入ったわにさんは、キャンジャニ∞が大好きである。「よかったね!」と登場を待っていたら、「私たちの発表、みなさん受け入れてくれるかしら」というセリフとともに、モニターにはこれまでのキャンジャニ∞のパフォーマンス映像のダイジェストが映った。

『CANDY MY LOVEから7年……』

 もはや走馬灯。私はサッと青ざめた。

 もしかして、解散? 活動休止? 私はこれからわにさんをどうやって慰めたらいいんだ?

 そんな私とは正反対に、彼女は「新曲……!?」と期待に満ちている。性格の違いを改めて感じた瞬間であった。

 あとからこの話をすると「普通、初日に解散とか言わない」と現実味のある解釈を教えてもらった。

 彼女の期待通り、新発表は新曲についてだった。しかもなんと、秋元康氏が作詞提供。振付も、数々のアイドルを手がけてきたTAKAHIRO氏が担当ということで、ひざ下丈の新衣装で現れたキャンジャニ∞ちゃんは、本当に〇〇坂系のアイドルのようだった。

 新曲のタイトルは『ないわぁ~フォーリンラブ』で、ライブの時期にはリリース未定だったが、これを書いている3月現在、ついにCD化されることが発表された。めでたい! 2023年5月10日発売の関ジャニ∞『未完成』に収録されます。

 

(ブログなのをいいことにURLを貼っておく)

www.infinity-r.jp

 

 次はAmBitiousのコーナー。ジャニーズJr.の誰もが通ると言っても過言ではない『Can do! Can go!』を、久しぶりに生で見ることができて嬉しかった。そして関西ジャニーズJr.定番の『バンバンッ!!』へ。ジャニーズWESTの曲としてリリースされていることを最近知った。彼らのデビュー前に関ジュのコンサートでやっていた記憶があり、馴染みがあって好き。

 関ジャニ∞が登場し、次の曲は『Snow White』。安田君と錦戸君の共作だったので、錦戸君が脱退した今でも歌ってくれるんだ!?と驚いた。冬にぴったりで好き。そして『Black of night』へ。勝手に「白黒繋がりなのかな」と思っている。『Black of night』は、コナンのOP曲っぽくて好きです。

 さらに『Dye D?』で畳みかけてきたのが意外ですごかった! 私はこういうダークで派手な曲が大好きで、ジャニーズメドレーの『Monster』ですでに満足していたのに、『Black of night』に『Dye D?』まで見られるとなっては、もう追い打ちもいいところ。このタイプの曲が一度に3回も見られるのはおいしすぎる。

 再び、蒸気機関車の映像がモニターに流れる。足音やティーカップとソーサーがあたる音、本を閉じる音、スルメを焼く音(何を言っているかわからないと思うが蒸気機関車の中でスルメを焼いている)、数々の音が徐々に重なって、リズムを奏で始める。日用品パーカッションとかいう名前があるらしい。ほうきを手にした安田君がかき鳴らす仕草に合わせて、ギターの音が響く。バンドパート突入の印だ。

 メインモニターが真ん中で左右に割れ、中から楽器を手にした関ジャニ∞を乗せ、ムービングステージが登場。

 バンドパートは『宇宙に行ったライオン』で幕を開け、アリーナ席の頭上を横切って、可動式のステージが少しずつ客席後方へ移動していく。

 元に戻ったモニター上では、コマ取り風のライオンの映像が流れていた。最近でいえば『ぷいぷいモルカー』、昔馴染みの作品でいえば『ニャッキ』のような、あれである。

 そしてこの一ヶ月前、もう一人、同じような映像を公開した男がいた。錦戸亮だ。彼の『ノクターナルアニマルズ』という曲のMVも、動物モチーフのコマ撮りだったのだ。本人たちはおそらく全然意識していないだろうけど、偶然の繋がりにテンションが上がった。

『応答セヨ』『ここにしかない景色』と続き、『ズッコケ男道』へ。バンドスタイルの『ズッコケ男道』、かっこよくて好き。村上君がショルダーキーボードを手にして、ドラムの大倉君以外はトロッコで楽器を演奏しつつ、各方面へ散る。

『勝手に仕上がれ』では、「KANJANIEIGHT!」の掛け声も久しぶりにすることができ、思わず涙ぐんだ。私は正直、声など出せなくても十分すぎるほど、関ジャニ∞のライブは楽しいと思っていた。実際、楽しかった。

 まだフェイスシールド装着が義務付けられており、笑い声すら押し殺して笑った2022年1月の『∞BEAT』も、コールアンドレスポンスは禁じられていた夏の18祭も、本当にただ「声を出してはいけない」という点がいつもと違っているだけで、そのせいで関ジャニ∞のライブの魅力が損なわれているだなんてふうには思わなかった。出せないなら出せないで仕方ないし、出していいなら出すか、くらいの気持ちだった。

 けれども、久しぶりに観客の声を聞けた関ジャニ∞は、とても嬉しそうだった。

 そのときしみじみと、アイドルって、私が思っていたよりもファンのことを好きなのかもな、と思った。

 どこかで「ファンやおたくというのは気持ち悪がられる存在なのでは」という気持ちを抱き続けていたし、ステージに立つ人々の感謝の言葉や、(関ジャニ∞はあまり言わないが)甘いメッセージを「営業スマイル」の一種だと受け取っていた。別にネガティブな意味ではなく、「仕事上の挨拶のようなもの」だと思っているだけだ。コンビニ店員が買い物客に言う「ありがとうございました」の、上位互換みたいなものだと。

 ところが、どうやらそういうわけでもなかったらしい、というのを、今回のツアーで実感した。

 声出しOKとなった客席を何度も煽り、満足げに客席を見渡して、安田君は「かわいい」と言った。

 疑似恋愛を思わせるような言葉ではなく、赤ちゃんに対するような、慈愛に満ちた言い方だと思った。ファンに対してそういう種類の好感を持っているのかと、なんだか意外だった。コロナ禍による発声禁止を経ていなければ、自分の中にうっすらとあった偏見は、そのままになっていたかもしれない。

 しかし、彼らが楽しそうに「もっと声出せ!」と何度も煽る「ニーニニニー」というコールは、音がめちゃくちゃ低いのである。加えて、口を横に細く伸ばす「ニ」は発声しづらく、喉がやられる。思ったよりも客席の声が小さかったのか、関ジャニ∞は「もっと」「まだいける」とスパルタ指導を始めた。前日Sexy Zoneのコンサートに参戦していたたえちゃんは「部活?」と言っていた。確かにSexy Zoneとは文化が違いそうだ。

「声出したい気持ちはあるけどシンプルに低いねん」と思っていたところ、2日目では安田君が「低いよね」と気づきを示してくれた。

 次に流れたイントロは、とても懐かしい音だった。私は久しぶりに耳にしたイントロに沸き、「わ~っ!懐かしい!これなんだっけ!」とタイトルも浮かんでいないのに喜び、隣のわにさんに尋ねた。「『愛でした。』だよ」と教えてくれた。

 最後の挨拶をはさみ、『ひとつのうた』へ。私はこの曲を聴くと、なぜだか10年前のスタジアムライブ、8ESTを思い出す。それまでしばらく関ジャニ∞から離れており、久しぶりのライブで、確か初めて耳にしたのだと思う。翌日の公演が中止になるほど台風が接近していた野外の雨の中、良い曲だなと思った。なんとなく、この歌は『無限大』の次の段階の曲だと思っている。『無限大』では8人だった関ジャニ∞に思いを馳せるが、『ひとつのうた』では7人の関ジャニ∞を思い描く。それを5人で歌うことに意外性を感じたのだけど、それは否定的な意味でもなんでもなく、ただただ「5人でもこの曲を歌うことがあるんだな」と思った。『無限大』だって同じように歌われているので別に何もおかしくはないのだが。彼らが定番のシングル曲以外に7人・6人だった頃の曲を歌うとき、私はそのたびに過去からひとつ踏み出したような印象を受ける。本人たちが過去の人数やイメージからの解放を得ようとしているのか、ただ歌いたい気分だからセトリに入れたのかはわからない。それでも私は、そのたびに彼らが5人の関ジャニ∞というピースをひとつずつ積み重ねているように思えて、それを応援したい気持ちになるのだ。

 と、感傷的なことを述べたが、アンコールの一発目は『TAKOYAKI in my heart』! これまた7人時代の曲でメンバーの特徴に合わせたそれぞれのパートがあるので「どうやんの!?」と思ったところ、見事にその部分は避けてサビだけで盛り上げていた。そのあとも『なぐりガキBEAT』『あおっぱな』と盛り上がる系の曲が続き、今回のライブは終了となった。ちなみにアンコールの3曲は、大阪では『夢列車』『TAKOYAKI in my heart』『T.W.L』だった。『夢列車』も久しぶりに聴いたな。蒸気機関車型のトロッコに乗って登場するのにぴったりな曲だった。

 関ジャニ∞のライブはいつも、「最高で」「フゥ~!」「最強の」「フゥ~!」「関ジャニ」「エイトー!」という掛け声と銀テープの発射で幕を閉じる。

 この「フゥ~!」を久しぶりにできたのが嬉しかったな。

 ちなみにこの掛け声のときには客席が全員手を繋ぐのが定番だ。

 初日も「じゃあ、手を繋ぎましょうか」という言葉に「えっ、いいのか……?」と戸惑いつつ、久しぶりのしきたりを歓迎した。友人とは手を繋ぎ、赤の他人である反対隣の方とは「一応直接はやめときましょうか」とペンライトを刀の対戦のように交差させた。終わったあとも、「とりあえず消毒はしとこう」とすぐにそれぞれ除菌ティッシュで手を拭いた。

「これ怒られるんちゃう?」と話していたら、翌日は「いつもは手を繋ぐところだけど……察してくれ!」という発言に代わり、「これはほんまに怒られたな」と面白かった。

 実際怒られたかどうかは定かではないし、もしかしたらメンバー間で話し合いになっただけなのかもしれない。それに、衛生観念に気を配らなければならないこのご時世、もちろん笑いごとではないのかもしれない。

 けれど、もうお互いすっかり大人になった自分より年上の兄ちゃんたちが、久しぶりの発声可能な公演で楽しくなって、同じくコロナ前のように手も繋いじゃおうかと言ってしまった気持ちと考えると、それさえも愛おしく感じるのだった。

 

 

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5/21(日)の『文学フリマ東京36』に出店できることになりました!

 

サークル名:前向きエスケープ

 

・開催    2023年5月21日(日)
・時間    12:00〜17:00
・入場料    無料

東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール

bunfree.net

 

ブース番号などの詳細はまだ出ていないので、日が近づいたら改めて告知します。

 

このイベントで、前回の無職エッセイ『華のお暇』に引き続き、転職してから今までに遊んだことをつづったエッセイ『華の休日』を出そうと、書いている最中です。

 

その中で、2023年12月・1月に参戦した関ジャニ∞ 18祭の話もあるのですが、これはブログにも載せたいので、先にここへ載せることにしました。

 

・一部、編集中に加筆修正・変更はする予定。

・本にはライブ後の博多旅の話も続きます。

・本に写真は載せません。せっかくブログなので載せただけ。

文学フリマには既刊『華のお暇』+新刊『華の休日』を持ち込みます。

・前回と同様、通販も予定しています。

舞台『パラダイス』ネタバレ感想

去年見た、丸山隆平くん主演の舞台『パラダイス』の感想。

公演期間中にふせったーに書いて置きっぱなしだったので、ブログに移動させました。

 

www.bunkamura.co.jp

 

 

丸ちゃんが詐欺師グループのリーダーだなんて、絶対観たい〜!!と楽しみにしていた『パラダイス』。
優しさの塊みたいなまるちゃんが犯罪者なんて、フィクションの世界でしか見られないので興味津々だった。そういう丸山隆平をずっと見たかった。関ジャニ∞で陽の代名詞みたいなキャラをしている丸ちゃんの、陰な顔が見たかったんです!!ありがとうございます!!
カテコまで陰が抜けきってない微笑みでサイコーだった〜…
この感想には「イヤ」とか「気持ち悪い」とか出てきますが、私はそういう気分になる作品が大好きなので、楽しんだという意味で受け取ってください。めちゃくちゃ楽しんでます。
不穏でドキドキして目ギンギンで夢中で観ました。


では、ネタバレ感想いきます!


幕が開く前、会場では最近のヒットソングのメドレーが流れていた。うっせぇわ、紅蓮華、Pretenderなど。何か演出の意味があるのかな、と気になっていた。現代の若者っぽさ?

「グッバイ」でプツンと切れたのが気持ちよかったな。

 

開幕早々、特殊詐欺のアジトで部下を血だらけになるほどブン殴ってて「そうそう!そういう丸山隆平が見たかった〜〜!!」と大歓喜。この瞬間に、アタリを確信しました。

 

詐欺を働く側の理屈は「金を蓄え込んでいる年寄りから奪う」というもので、乱暴ではあるけど「なるほど」と思った。実際の詐欺犯の考えもパンフレットで知ることができて、ダメなことではあるけど、理屈は理解できた。

丸ちゃんが演じる梶はヤクザを抜けて独立することを企んでいたらしい。それを知った辺見が、梶の家族の身辺情報を世間話のように披露して「調べてるぞ」と笑顔で無言の圧をかけるの怖かったな。

 

そのあと梶は実家(小川家)に帰る。なんで苗字ちがうの?梶は偽名かな?

この実家がパンフレットによると「市井の人々」なんだけど、私は彼らの場面がなんかほんと一番しんどかった。

ずーっと怒鳴り続けている姉は「〜だからぁ!」という語尾を何度も何度も繰り返して、だんだんイライラしてきてしまう。

父は父で乱暴で、家族の言うことを聞かない。母はぼんやりしているというか、おとなしいというか(でも言うことは言う。そこは好き)。

梶は詐欺をしていることについて「普通の生活に復讐したい」みたいなことを言っていて、どういうことだ?と思っていたけど、この家族を見ていると、「家族はあって子育ても普通にされたのだろうけどストレスすごそうだな」と思った。

梶が帰ってしばらく誰も梶を見ない、言葉をかけたり返事もしない、というのも気味が悪かった。何より、何か問題があって無視しているのではなく、そのあと普通に喋るのがまた気持ち悪い。なんなんだこの家族は?嫌っているわけではないのだろうけど、軽んじている感がすごい。

 

あと、全体的にいろんな登場人物の「話の噛み合わなさ」が強調される場面が多くて、それも不穏で気持ち悪かった。みんな自分のことしか考えていなくて、自分の言いたいことばかり言ってる感じ。怖い。

でも、噛み合わない会話がすごくありふれた内容のセリフで、具体的にいま思い出せない。あまりに普通のことを「いまそれ言う?」というタイミングで繰り出してくるのが不気味だった。

ひとつ覚えているのは、いなくなった猫を必死に探している(主導権は姉)場面なのに、猫の話をする梶に対して姉は「どんな車乗ってんの?」と訊いたりする。話は他愛無いのに噛み合ってなさすぎて怖い。

 

ヤクザの上司(?)である辺見たちがビルの屋上で焼き肉(BBQ?)をしている場面。舞台の上の段ではヤクザの上司がシャンパンと肉。下の段では特殊詐欺グループの末端の若者がカップラーメンを啜っている構図が、格差の縮図って感じで苦い気持ちになった。
そして辺見はその屋上を「パラダイス」だと形容する。辺見のパラダイスは、末端の働きによって成り立っている。

この場面でやけに愛想のいいおじさんが乱入してきて「富士山が噴火するらしい」とか言うのも怖かったな。このビルの心療内科に通っているとのこと。なぜここに来たのか。自殺するつもりだったのか。紙袋には何が入っていたのか。何もわからないまま場面が変わった。こわい。

先ほどの猫の話に戻る。小川家の猫がいなくなり、家族総出で探すのを、梶も手伝っている。懸命に探したあと、相棒の真鍋にかけた電話での会話で、その猫の"居場所"が語られた時、ゾッとした。

 

クライマックスのビルの屋上。ボディーガードの青木と共に、辺見がまたワインかシャンパンを飲んで、寿司を食べている。やってきた梶の手元には包丁。誰もそれについて触れずに会話ばかりが進む中、包丁がギラギラと照明を反射して光っているのがめちゃくちゃ怖い。そして梶の表情も、怒りや呆れが忙しなく動き回っていて、いつその刃が辺見に突き立てられるのかとドキドキする。たまんね〜不穏!!

やっと包丁について触れたかと思ったら、傍にあるブルーシートが捲られて、血だらけになった相棒・真鍋が横たわっている。そして真鍋の行いを馬鹿にしまくる辺見に、ついに包丁が突き立てられる。

梶の沸点、そこかーー!!!!相棒を馬鹿にされて怒りが頂点に達するの、めちゃくちゃイイですね!!!!そういうの好き!!

帰宅後にパンフレットを読み、冒頭にあった「恋情まがいの言葉もある」といった内容のコメントで私はすぐにこの梶を思い浮かべたのだけど、そのあと辺見役八嶋さんの「(独立を企む)梶に対する執着」「好きな女の子に」キレるみたいなもの、といったことが書かれているのを読んで「えっ!そっちの話してた!?」と驚いた。

そんなところにBBQのときの愛想のいいおじさんが、愛想よく乱入してくる。手にポリタンクを持っている。不穏すぎる。心療内科と、ポリタンク。以前梅田で起きた放火が頭をよぎる。まさにそれだった。医者と揉めて、火を放ったと笑うおじさん。こわい。
これは2020年時点にもあった設定なのか気になるところ。

青木が銃でおじさんを撃ち、居合わせた特殊詐欺の女の子を逃がす。これは「次世代を生かす」ことを描いているのだとパンフレットで読んで、なるほど〜と思った。
青木はその銃で、上司でありボディーガードとして守っていたはずの辺見を撃ち殺す。青木めちゃくちゃこわい。そして鳴き声がうるさくて嫌いだというカラスも。数発撃ったあと、舞台の中央に真っ黒なカラスの死骸がボトッと落ちて来た瞬間、驚きと不気味さで肩を震わせた。

辺見を慕っていたのかと思ったけれど、上でギャアギャアとうるさい辺見のこともまた疎ましく思っていたというメタファーなのかな、と感じた。
「パラダイス」と形容した屋上で、部下である梶に刺され、青木からの銃弾で死ぬとは、なんとも皮肉。

梶に対して、青木が銃を向ける。この銃は青木のお手製。前のBBQのシーンでも登場した。暴発して自分の腕が吹っ飛ぶかもしれないと言っていたけれど、ここで何発撃っても、嫌いなカラスを追い払うのに使っても、辺見を撃っても、嫌な言い方だが問題なく使えていた。

屋上に残っているのは青木と梶の二人。梶は抵抗する気配もない。撃たれてしまうのかな、暴発してくれ、と思ったところで、暗転。

 

ラストは小川家のシーン。
三日連続のカレーについて「インド人じゃあるまいし」みたいなことを言ったところで、暗転のときにインドっぽい曲が流れるのはなんなんだろうと思っていたけど、ここと繋がっていたのか?と思った。でも特に意味があるようには思えず、遊び心なのかな?(意味があるなら知りたい)
家族は呑気に喧嘩したり、テレビを見たり、孫(姉の中学生の息子)はいつ帰ってくるのか、などと話をしている。梶が置かれていた状況については誰も知らない。

そんな中で、誰かが帰ってくる。
「もう帰って来たの?カレー食べちゃってよ」といった内容の姉のセリフで、話が終わった。

 

梶が生き残ったのかどうかは描かれておらずわからない。

私の願望としては、青木の銃が暴発して梶は生き残り、家族の元へ帰り、普通の生活に戻った。仕事から「もう帰ってきた」ということなのだと思いたい。

ただ、あのビルでは火災も起きていた。戻るに戻れない状況だった。

それを考えると、青木の銃が暴発して梶が生き延びたとしても、屋上から火災をくぐり抜けて脱出できる方法はないのではないか、と思う。おじさんはポリタンクを持っていた。ガソリンか灯油が入っていたのだと思う。特殊詐欺の女の子が逃げ出したときには屋上まで煙が上がってきていたし、そのあとしばらくしてから逃げるには無理があったのではないか。

「戻るに戻れない」といった内容のセリフを言ったのは辺見だったかな。

どちらにしろ、梶は、戻れなかったんじゃないかな。

「もう帰ってきた」のは中学生の息子のほうで、あの家族は梶が死んだことなど知らないままなのかもしれない。

いなくなった猫が実は辺見によって殺され、脅しとして梶の家の廊下に放置されたことを、最後まで知らなかったみたいに。

ジャニオタに聞いた!ドーム遠征時のホテル&交通手段アンケート

ドーム遠征時、ホテルの予約を取るのが早すぎて旅行支援を取り逃したり、パックツアーの存在をいつも忘れてお得なプランを取り損ねたり…

ホテルも交通手段も取れるけど「お得に済ませる」というのが本当にヘタクソなのが悩みで、ツイッターでこんなアンケートを募集しました。

 

 

数件聞けたら嬉しいな~と思っていたら、まさかの246件!!

ご協力ありがとうございました!

自分では思いつきもしなかった方法があったりして、とても勉強になりました。

 

アンケート結果、公開させていただきます!

 

 

 

ひとまず、回答してくださった方々の情報。

 

年間の遠征回数

遠征を年に11回ってすごいな…!?

 

出発地の都道府県は?

これはほぼ人口によるんだろうなと思っている。

 

よく行くドームは?

大阪東京が人気。札幌・福岡・名古屋は宿をとる時に急がないといけないイメージがある。このあたりを取るのが本当にタイミングヘタクソです。

 

ここからが特に気になっていて人の話を聞いてみたかった項目!

 

ホテルを押さえるタイミングは?

公演日時が発表されてからが一番多い!

多かったのは、「ひとまず行きたい日程でキャンセル無料の宿を押さえて、当落後に検討」という声でした。

宿の方には申し訳ないけど、これしないとホテルが限られている都市は本当になくなってしまうよね…

なるべくギリギリまで置いておかずに、わかったらすぐキャンセルするようには心掛けています。

予測段階(ドームの空き状況段階で予測)で予約している人も意外といた。

 

そのほかのコメント(グラフで切れてしまった)

じゃらん経由で現地支払いで土日たくさん予約します。日程が違えばすぐキャンセル
・基本日帰りか友人宅泊まり
・公演2週間前くらい
・札幌福岡のドーム公演は宿予約に出遅れて困った経験があるので行く気があれば公演日時発表時に予約します。
・親戚宅

 

遠征時によく使う交通手段は?

交通手段を抑えるタイミングは?

「1」の部分がコメント途切れてしまっているので紹介します。

・嵐は平日札幌に行くめどを立てて交通機関を取る、それ以外は当落出たら早めのタイミングで

・座席空き状況と値段上がるタイミングを見計らいながら

・新幹線は公演の1ヶ月前

・当日自由席で

・当日

・使いたい交通手段が販売開始になったら

・公演2週間前くらい

・飛行機は早々にセット予約、新幹線は当日。

・年末年始や繁忙期のみ早めに予約する

・パック旅行で早めに予約して、キャンセル料がかからない日まで仮抑えする時もあります。

・当選率が高く、交換などでもチケットを抑えやすいグループのツアーの時は日程発表時点で予約。激戦グループの時は当落直後に予約します(予約変更ができない飛行機の場合)

・交通手段の予約できるタイミングの時(新幹線だと乗車日の1か月前)

・出発までの間に同行者と相談しながらゆるりと。

・仕事の予定が確定してから

・新幹線の早割りが取れる日になったら

交通機関のチケット販売開始日

・1か月前

・新幹線は当日、飛行機は公演日時が発表されてすぐ

 

ホテル+交通手段のセット予約を利用しますか?

パックツアーというんですね。(利用しな過ぎて名称をわかっていなかった人)

「たまに」と「毎回」の間の選択肢を入れておけばよかったなと思っている。

飛行機はするけど新幹線はしない、などのコメントもあり、選択肢の解像度があまりにも低くてすみません…と思っています。でもすごく勉強になった!

理由の集計はコメントを読んで当てはまるものを1~2つの理由で分類したので、多少ブレはあるかもしれません。だいたいだと思っていただければ幸いです。

 

利用しない人の理由   

予定を変更しづらい    24
別々に予約したほうが安い    13
パックにないホテルを選びたい    7
友人と経路が違う    5
利用するホテル・交通手段が決まっている(会員・福利厚生など)    5
キャンセルが面倒    4
ホテルだけ先に予約したい    4
キャンセル料が高い(またはかかる)    3
交通機関の時間が合わない    3
利用したことがない    3
キャンセル期限が短い    2
パックにない交通手段を選びたい    2
出発地からのパックがない    2
日帰りなので利用する必要がない    2
飛行機はパック利用    2
その他    1
パックを探すのが面倒    1
よくわかっていない    1
予約を押さえにくい    1
予約時にパックの存在を忘れている    1
予約時点で同行者が決まっていない    1

 

利用しない人のコメント(一部)

だいたい上記の理由で私も利用しない派だったんですが、こちらのコメントは「そんな観点もあるのか…!」と思った。動きまでは気にしたことがなかった(頻繁に使わないから…)

旅行サイトでパックツアーを探して予約しようとすると動きが重たい(仕方ないが)のにイライラして個別に取ってしまう

 

たまに利用する人の理由 

値段で判断    19
飛行機はパック利用    6
キャンセル可否で判断    3
友人宅や実家に泊る    3
ホテルだけ先に予約したい    2
ホテルのグレードで判断    2
キャンセルが面倒    1
キャンセル料が高い(またはかかる)    1
交通機関の時間が合わない    1
出発地からのパックがない    1
友人と経路が違う    1
予定を変更しづらい    1

 

たまに利用する人のコメント(一部)

「たまに」を選んだ方の「こういう時はこう」の基準がすごく参考になったので、多めに紹介します!

★3週間前までキャンセル無料なため(現在は飛行機のキャンセル料がかかる)

★ごく稀に飛行機を使う際には、国内ツアーで安く良いホテルに泊まれる場合があるため。

★セットの予約期間が間に合えばしますが、予約前だったらとりあえずホテルだけ先に抑えます。

★セット割と個別予約と両方仮押さえして、安い方を手配しています

★その時の気力。単品で安いのを見つけ出す気力があれば見つける

★ツアーはキャンセル料が掛かる場合が多いのではじめからは取らない。公演日時が決まったら安いうちにホテルだけ予約(キャンセル不可はNG、前日までキャンセル可等できるだけ直前まで融通が効くものを選ぶ)→当落後や交換等で入る公演が確定した後交通手段とツアーの値段を比較し安い方を予約→不要であればホテルはキャンセル。

★ドームのときは事前にホテルのみ押さえてることが多いけど舞台や小さな会場の時は当落出てからパックで予約することが多いです!

★ドーム付近のホテルを抑えるのが優先なので時々による

★とりあえずホテルの予約を優先しています。また、気候の良い時期は交通の遅れもあまりないですが夏や冬など気候の影響が出やすい時はなるべくキャンセルや変更をしやすいようにホテルと交通を別々で押さえるようにしています。

★まず新幹線+ホテルのプランで探すが、いいものがなかったり、融通が効かなかったりするので、まちまち。友達の家に泊まることもあるので。

★圧倒的に交通とホテルをバラでとるより安い場合、事前に予約しても金銭的に余裕がある場合

★一緒に行く人と相談しながら宿を取りたいときや、一括で購入したいときに利用します

★遠征ついでに現地のフォロワーと遊ぶから

★帰りの時間さえ決めておけばいいかなと思って、バラバラに取ることが多い。

★最近スマートEXで2人以上でまとめてチケットを買うと安く買えることがわかったので、のぞみでいく場合はビジホであれば別々申し込みの方が安いことに気づきました、、、!

★時間に余裕のある時だけJR東海ツアーズのパックで安く行く

★時間の自在性をとりたいときは(東海道なら)EXで。あとは割引と時間次第

★自分1人が宿泊の場合セットにすることがあるが、誰かと一緒に泊まる場合は別々にする

★自分の使い勝手の良いホテルが取れなかった時はランクの高いホテルをツアーで利用する。ドーム公演ではないが先日は新潟遠征で新幹線往復で日帰りするよりも安く1泊2日でそこそこランクの良いホテルに朝食付きで行ってきた。最高。

★終演時間が遅くなるなど、新幹線の時間に縛られたくない時は、別々に予約します。時間に余裕があるときは、セットで予約します。

★新幹線とのパックはあまりお得でないので基本的に利用しません。飛行機なら、日程発表時点で別々に取るのと比較をし、お得なら利用します。ただし飛行機は半年毎にダイヤ&料金確定のタイミングがあるので、日程や当落発表がその時期付近の場合は様子を見た方が吉です。場合によっては料金下がります(福岡起点の場合)

★新幹線ホテルパックが安いときとスカイマーク(神戸-羽田)が激安なときとで使い分けています。

★雪や天候不良で欠航、運休になった際にホテルのキャンセル代もかからないことが多いので

★中止・欠席というリスクがあるコロナ禍になってからはキャンセル料のかからないプランを選ぶようにしているのでセットのパックは予約しなくなりました。

★直前に公演に入ることが決まった時(チケット譲られた時や制作開放席が当たった時)

★当落発表から公演までに日がなかったり、祝日・連休にかかっており、割引料金(主に飛行機の先得等、場合によってはホテル料金がという時もある)で押さえられないケースの時に、ホテルパックの方が割安になったりするので。

★飛行機の早割が使える時に当落がわかり、かつホテルがタイムセールなどで安く抑えられそうなときは別々に抑えますが、当落時期が1ヵ月前だとパック予約にします。あまり価格変動がないので

★飛行機移動が必要な地方はパックの方が安くなる(あまりLCCを使いたくないタイプなのもあり…)ので基本的にセット予約を利用します。

★北海道のときはフライトとホテルのセットのほうが手配が楽になるので。新幹線はEXでフレキシブルに便の変更できるので、陸路のときはホテルとは別で予約します

★予定してなかったのに行くことになったら使う

 

毎回する人の理由

パックのほうが安い    14
一括で予約できて楽    4

 

毎回する人のコメント(一部)

★する場合:飛行機で行く距離ならセットのツアー予約します。(断然に安いので。)往復航空券+1泊で残りはフリーで延泊できるプランにして友人宅や実家、格安ビジネスを押さえて観光がてら2、3泊することもあります。(元北海道民)公演直前でホテルが無い!!!なんて思ってもツアープランだと掻い潜ってホテル込みで見つかる場合もあります。(必ずあるとは限らないのでオススメはしません!wご利用は計画的に。)しない場合:新幹線か高速バスの距離なら往復切符とホテルは別で押さえるかも。その方が安く済むから。

★心の安心感

★福利厚生で安くなるから

 

7割セット、3割フリー の人の理由

基本安い方。場合によってはフリーが安い場合もある為。

 

お気に入りの旅行予約サイトは?

私はほぼ楽天トラベルなんですが、

東海ツアーズがかなり挙がっていたので、今度からチェックしようと思いました。トーキョーブックマークを運営しているところなんですね。

私が理解していないまま選択肢に『トーキョーブックマーク』を入れてしまったので、『トーキョーブックマーク』への票は『JR東海ツアーズ』に反映させました!すみません!

旅行予約サイトに対するコメント

JR東海ツアーズ
・セットならこれ

agoda 
・ホテルのみの場合

その他
・東京行くときはずらし旅よく使います!
・JR公式
るるぶ
近畿日本ツーリスト
・公式サイト(最安値の場合も!)
・公式ホームページ等
東武トップツアーズ(他サイトで高いホテルしか見つからないときでもちょくちょくチェックしていると手頃なホテルの予約が復活する率が高いので、出遅れて見つからないときにオススメです)
・北海道なら京王観光とかホワイトベアーズとか。適当に検索して比較します。
・その時でつかいわけ

JTB
・福利厚生で安くなるので。
・オンライン
・店舗で予約

比較してから
・トラベルコで検索して、その時の最安値サイトでする
・トラベルコで検索して、安い旅行会社で予約
・トラベルコで調べて、いちばん安いサイトで!
・トラベルコで比較してから予約するのでまちまちです
・エアトリ
・一番安いとこ

日本旅行
新幹線+ホテルのセットが安い気がします!
・赤い風船

航空会社
ANAダイナミックパッケージ
ANAトラベル
ANAJALダイナミックパッケージ
JALANAの飛行機+ホテルのパック
JAL公式サイト、ANA公式サイト
・航空会社公式HP(マイルが付与されるし、提携ホテルはお得に泊まれたりする)
・ホテル+交通手段の場合は航空会社など
・ 航空会社のパック

Yahoo!トラベル
・ホテルのみ予約の際

ホテル公式サイト
・最安値の場合も多い
・アパ直でポイントまとめるときもあります。
・予約サイトやGoogleマップの口コミなど見ながら、最終的にはそのホテルのHPで予約する

 

予約ヘタクソ人間にアドバイスをください

ここからめ~っちゃ長いです!

たくさんアドバイスくださったのがどれも嬉しいのと、本当に勉強になったので、紹介させていただきます。

★・Booking.comじゃらん楽天と比べて宿が探しやすいし、金額表示がわかりやすくておすすめです。ジーニアス会員(5回くらい使うとなれる)だとほかのサイトより安いことが多いですが、外資系だからか、全国旅行支援は使えなかったです。
 ・新幹線や飛行機のパックは安い反面無料キャンセル期間が短い(ない)ので、「外れても旅行する」か「外れても絶対にチケットを見つける」って決めてる場合は日時発表された瞬間にパックで私は予約してます パックの方がお高かったりする(基本的にパックだと航空会社が行き帰り同じになるから)こともあるので、本当は調べた方がいいです…
 ・絶対に行く場合ではなく、「当たったら行く」くらいの会場でも日時発表の段階で、ホテルだけは必ず予約します(3日位前までならキャンセルできることが多いから)

3週間前までが大体安く取れます。

★go to travelのように交通手段セットにすると割引範囲が広がる特殊キャンペーンがある時以外は、ホテルと交通手段それぞれ安い方法を探して予約するのが結局お得になる気がします。最近はコロナでキャンセルする確率が上がったのでよっぽど混んでない限り交通手段は直前に取るようになりました…(ホテルは大抵前日くらいまでキャンセル料かからないので事前に抑えておきます)。

googleマップでホテルを検索した際に日付と人数を入力すると、下に各予約サイトの最安値が出るのでそこを見るのがおすすめです

JRのクレジットカード作るとお得です。チケットによっては、ギリギリまでスマホで乗る便を変更できるので、公演が長引いても大丈夫!

JTBの新幹線パックも新幹線の時間によってはお得です。事前にパンフ見てイメトレするのも有です。

★あらかじめ、過去の実績からよりよい手段をだいたい把握しておくといいです。初見の所は徹底的に調べるのみ。

えらべる倶楽部があるなら5500円引かれるので往復移動費込みで東京まで3万で泊まれたりします。(通常は往復移動費で3万超えます)

★お金に関しては、自分の中で予算を決めてそこに収まれば他に安いプランが見つかろうと後悔しない!あとは全国に家に泊めてくれる友人を持つと良いよ!…という本末転倒・コミュ強アドバイスは置いておいて。JR東海ツアーズは、JR東海の範囲内であれば通常の新幹線往復代より安い近額で新幹線+ホテルが予約できるのでオススメです。繁忙期でなければ東京⇔大阪間2万円以下もざらで、今まで遠征した公演直前でもどこかしらのホテルは取れた気がします。新幹線が押さえられないお盆と正月以外は、意外と直近になった方がホテルも安かったりするし後から悩まなくて良いかも。良かったら調べてみてください。

★お得なのも大事だが、時間に余裕を持たせることや快適さも大事。

★お得や安さなど諦めて利便性と快適さを優先

こだまを使うならぷらっとこだま(東海ツアーズ?)かEXアプリのこだまグリーン早得が1番安いです!この間の10月の三連休では、ぷらっとこだまよりEXアプリで予約したグリーン車の方が安いというバグみたいなことが起きてました!(確か)。閑散期でも500円の差なので、ちょっと疲れそうって思う時にはグリーン早得オススメです!ただ早得で数に限りがあるはずなので、早めに抑えとくのが良いと思います!

★これ幸いと旅行気分でちょっと良いホテルおさえてしまいがちなので何も参考になることが書けませんでした…(そういうのも楽しいですよね!)

★コロナ禍になって、交通の予約は結構間際までしなくなりました。現場が飛ぶのは仕方ないとしても、お金は帰ってきてほしい…あとは全国チェーンのホテルの会員になっておくと、早めに予約ができたり、選ぶ迷う時間がいらなくなって楽ちんですよ!

★サイトで良さげなホテルを見つけたらそのホテルの公式サイトに飛んでホテルを見てみる

★たくさんある中から探すのが苦手なようにお見受けするので、アパホテル東横インなどの大手ホテルチェーンの会員になるか、推しホテル縛りとかで考えたら楽なんじゃないでしょうか。私は手頃なホテルだと、モントレとドーミーインが好きです。

チケットは後からでもなんとかなります。先にホテルをおさえましょう。

★ドームならまずチケットが取れないとは思わないので、旅行会社で即予約。最悪旅行会社通しての予約は当落の時にキャンセルできるのがほとんど。格安航空券取るならキャンセル出来ないので、ホテルだけエクスペディアとかでとりあえず抑える。

★ドームなら行き先が絞れるので日頃からホテルの候補を見つけておくと、予約時に迷わなくて済みます。

★ドーム公演の場合東京・大阪以外はホテルの確保が大事かなと思います。ビジネスホテルでもプランによっては金額に差があり安いプランから埋まってしまうので。

★どこからどこに行くかにもよると思いますが、飛行機の場合はホテルとセットのもの、新幹線の場合はバラバラが楽で安いです。私は名古屋なので、東京にも大阪にも日帰りできるし本数もめちゃくちゃあるので新幹線が大変便利です。以前全国に遠征してた時は、広島まで新幹線、あとは飛行機のほうが安くて早かったです。

★とりあえず、日程発表されたら宿は抑えた方がいいかと。キャンセル規約はよく読んだ方がいいよ。

★とりあえずキャンセル料発生の時期を確認して、新幹線の時間帯やホテルの部屋を2、3件押さえます。

★とりあえずスピード第一、ホテルは口コミを数件読んでしっかり見極める。地方だと治安の良し悪しがわからないところもあるので。キャンセル規定をしっかり読むこと。

★とりあえず探す段階で、飛行機のみ、ホテルのみ、ホテルパックを複数サイトで比較検討する。旅行サイトで料金含め「ここいいな」があったら、そちらで押さえつつ、ホテル公式HPからの予約料金や付加サービス(レイトチェックアウト)と比較検討する。公式サイトが最安値なのはあるあるので。

★パックでとったほうが安いです。ホテル代浮くぐらい安いやつもあります。店舗で予約すると、色々調べてくれたりどこに泊まるのが1番いいかなど教えてくれるので、自分で調べなくていいのが楽です。

パックで予約する時は出発地が一緒の友達とだけにしてます。出発地が違う友達との遠征の時は、現地集合現地解散なので安いホテルを予約できたら、交通手段は飛行機→新幹線の順で安くできる方を予約する。

★ビジホの会員になっとく、アプリを使う等。東海道新幹線使うなら東海ツアーズやEX

★ホテルがなくなると選択肢がかなり狭くなるので、ホテル単品は先におさえておきます。プランにもよりますが、基本的には予約時に決済をしなくていいプランもありますし、キャンセル料が発生するのもギリギリのプランも多いです。当選した日程によって泊まる場所の善し悪しもあるので、当落がでてから変更する方法がいいと思います

★ホテルのみの予約であれば予約時にキャンセル料金発生しなければ先に予約するのがおすすめです!!

★ホテルの予約はキャンセル料がかからないところをおさえています。慣れない土地では新幹線の止まる駅周辺、新幹線の止まる駅と会場最寄り駅の中間地点辺りなどいくつかとりあえず抑えておいて後からじっくり考えて選ばなかったところはキャンセルです!!

★ホテルは2,3日前までにキャンセルすればキャンセル料取られないことがほとんどなので、当落関わらず、日程予測の段階でもとりあえず予約するのがいい。あとは、東横インスーパーホテルアパホテルなどのチェーンでお気に入りを決める。そうすると、都市が違ってもアメニティなどは同じなので、用意が楽。(スキンケアセットがもらえるとか)あと、東横インは会員になってホテルサイトから予約すると10泊すると1泊無料、などの特典があったりする。

★ホテルはドームの場所、最寄り駅、沿線を把握してからホテルの場所を絞っていきます。飛行機は(ある場合は)何社か調べておきます。それで当落が判明次第すぐ抑えるようにしています。それと並行してパックのお値段もチェックしておくと便利です!

★ホテルは基本的に直前までキャンセル可能なので、日程が出た瞬間に1つの場所につき何ヶ所かホテルは抑える。

★ホテルは当落出る前に現地支払いで抑えます。チケット確保したら支払い方法変更してクレカ決済します。サイト間比較はしなくても良いと思います。時間を割いてもたかだか数百円な気がするので…使うサイトを統一してポイント貯めて、ポイント使って決済する方が安くなる気がします。私はCD円盤ホテル交通(特に夜行バス)などのオタク・旅行関連は全て楽天固定、貯まったポイントは決済の都度全消費です!(わかる!私も楽天仲間です!)

★まずはホテル優先で予約。場所は会場付近というよりご飯を食べる場所を考慮

★むしろ教えてください(ぜひこのアンケート結果を見ていただきたい…!)

★めちゃくちゃお得に行こうとするならば、新幹線とホテルパックを取るのがいいと思いますが、正直そこまでしてられないのであれば、予約サイトを統一してポイント貯めるくらいでもいいのかも…と私は思ってます!飛行機だけは、時期によって全然金額が違うので、早めがオススメです!

レムっていうビジネスホテルがオススメです(特に新大阪は新幹線駅直結)あとこれは自戒も込めてなんですが、予約下手人は金を多少かけてでも手間や考える事項を減らした方がいい(地方ごとに行きつけのホテルを決める、予約サイト間で値段比較をして訳分からなくなるくらいならJRで交通手段とセットのプランを申し込む、キャンセル忘れそうなら最初からキャンセルありきでの宿取りをやめる……等)(私も東京で泊ったことある!マッサージチェアがあってびっくりしました)

★安いからと安易に飛び付くととんでもなく治安が悪かったりするので、その辺りも気をつけて楽しい遠征を!あと代理店よりホテルの公式サイトの方が安かったりサービスが良いことが多々あります。

★安いプランからすぐ無くなっていくので申し込みの段階で抑えた方が確実(自戒)

★一人遠征ならば駅チカや治安のいい地域で、値段はやや高めにして、二人遠征なら安さ重視で治安が多少悪くても目をつむる。

遠征回数が多いなら飛行機会社のマイルを貯めて、マイルが貯まる方法でホテルを予約する。(なんなら普段のキャッシュレス生活でもマイルを貯めてるので、基本的に移動費は飛行機代抑えられてます)

★会場の最寄り駅〜少し離れた駅でキャンセル料がかからないor安いホテルをリストアップして日程発表後すぐに予約できるよう準備してます!JR東海ツアーズは往復切符とホテルのセットプランは別々に予約とらなくて済むので名古屋・大阪のときに便利でよく使ってます。

★開演時間によってその日のうちに帰れたりするので、開演時間を見てから予約するパターンもある福岡や札幌など先に飛行機を取っておいた方が確実に安い場合は日程が確定した時点で予約する。

★各旅行サイトのパックツアーであれば大凡のホテル位置さえ公演発表段階で決めておくだけで大体最安値且つ脳直で予約出来る気がします。

★格安航空なら場合によっては飛行機、ホテルそれぞれで公式サイトから取った方が安いときもあります!でも予約サイト使って少〜し予算多くするだけでホテルとセットならANAJALお得に使えるときもあるしお好みだと思います!私は身軽に行くなら格安航空、ガッツリ準備して荷物いっぱい持ってお土産も買ってくるならANAJALかな……

格安航空券は公式で買え!まとめた一覧サイトは値段比較だけで使おう、手数料がアホみたいに取られて大損です…(ご自身の経験からだそうです。そんなこともあるんですね…)

★格安飛行機は、航空会社のアプリからとった方が安い。Booking、楽天トラベルで宿だけ取る。写真は盛られてるから、GoogleMAPで写真を確認するべし

★確実に予約したいなら旅行会社のカウンターに行く

楽天トラベルは直前までキャンセル料が発生しないし、ログインとか情報入力も簡単なのでおすすめ

★帰省も含めると新幹線を使用することが多いのでEX予約を使っています。年間1100円かかりますがポイントでグリーンにアップグレードできたり、指定席が安く乗れたりするので乗れば乗るほどお得です。宿泊はとりあえずその時1番良さそうなホテルを取りますが当落結果でキャンセルが出たりもあるので暇なときに調べたりしてます(レビュー見たり、ホテル調べるのが好きなので)

★苦手ということであれば新幹線+宿の方が選ぶ工数も少なく楽な気がします…✌🏻

★結局、やはり早めに予約するのが(そして、チケット取れなかったらキャンセルする)得策な気がします。料金にしても、利便性にしても、選べるうちに選びたいので

★元々どういうセットがあるのか確認して色んなサイトも見つつ、なるべく早めに予約する(私は保守的なので当落出たら速攻取る)

★元も子も無いですが、結局飛行機も宿も日程発表直後に取るのが一番ベストだと思います。21日以内(?忘れた)とかキャンセル全額無料時期なら当落出てからキャンセルしても間に合うと思いますし。私はギリギリマンなので結局ホテルも交通も1週間前とかに取るけどホテル選びとかはある程度回数重ねて遠征慣れしてないとヤバいとこ引いちゃって怖い思いすることもあるかもしれません。東横イン、アパ、スマイルホテルとか全国各地にあるビジネスは多少繁忙期価格が付いても空きさえあれば間違いないかなとは思います。(女性専用フロア階にしてるとこもあります。)口コミや写真で安い!新築だ!と思って行ってみても実際フロント無人で緊急時に対応してもらえないこともありますので、慎重に選ぶことをおすすめします…!(アドバイスになってなくてすみません。)

★後泊なら会場からの利便性、当日帰りなら機関駅からの利便性を重視。

★公演ギリギリに予約しようとすると焦りがとんでもないしすぐに埋まってしまうので今日決めたる!の精神で私はツアーを探しています

★公演決まったらとりあえずホテルだけでも抑えることをおすすめします。大阪,名古屋などの東海道新幹線でいける遠征ならJR東海ツアーズが安くてオススメです。ただ確定されるのは遠征日の1ヶ月前です。予約さえできれば取れないことは少ないです。飛行機は天候で左右されやすいので絶対に乗らなきゃ行けない場合以外はあまり使わないです。

★公演日が出た時点で何件かホテルを予約します。当落等に合わせて、キャンセルをするので、もし出遅れた場合は当落あたりを狙うのもありだと思います(^^) 場所によってホテル難民になる可能性があるので旅行代理店がもしかしたらホテルを何個か確保してることもあるので相談してみるのもありです。たまーにですがギリギリまでホテル検索したら良い条件のが出て来たりするので諦めずに頑張ってくださいー(^^)

公演発表すぐに泊まりたいホテルを予約すると、落選したときキャンセル忘れが発生するのでカレンダーの当落日!にホテル予約確認!って書いとくといい。予約時は必ずキャンセルできる期間やキャンセル料把握しておく(大体1週間前とかなら無料キャンセルできる)

★国内ホテル系はAgodaが安いし、定期的にクーポン出てるのでアプリ取るのおすすめです。

★今はあまりやってませんが、コロナ前だと一休.comではよくタイムセールをしていて、それでハイクラスホテルに40%オフで泊まってました。現場がない時期も「次はどこ泊まろうかな〜」と予約サイトをチェックする習慣があると、お得なタイムセールを逃さないかと。

札幌(特に!)・名古屋・福岡は比較的早くに宿が埋まる傾向なので、早めに予約するようにしています。それから札幌は交通手段もですね…飛行機で行く人が大概なのでLCCは先手必勝です。日をずらして(土日で公演があれば日曜に入って1泊して月曜に帰る)遠征するようにすれば比較的宿はギリギリでも取れるかと…。

★使う人が多そうな路線や閑散期はパックの方がお得な場合がある傾向、あとは意外とバラの方が安い場合もある!ある程度どちらのパターンも調べて早めに動くことも大事、気づくと高くなることもあるので!あと日程等に余裕があれば、前泊後泊で滞在日数増やした方が安い場合も!あとは自分を信じる!(ここだけの話ですが一度だけ、宿泊先の方が「このサイトから取る方がいつも安いです」と教えてくれたパターンもありました、確かにそうでした)

★私は公演が発表されたらとりあえず1つ押さえる→その後ゆっくり探す→良いホテルが見つかったらそちらを予約→前のホテルをキャンセルします。サイトによってキャンセル料が発生する日にちが違うのでそこは要注意です。

★終始ひとりで行動して、余計な?観光などしない、と決めていたら、新幹線ホテルセットの東海ツアーズはめちゃ安い。ただホテルのレビューは必ずみます。友達といたりするともう一本後の新幹線にしよー、とかなるので、新幹線はエクスプレス予約、宿は(場所的に可能な場合は)過去に泊まってよかったホテルの最安値を探します。

★宿だけの予約だったらキャンセル料無料なので、とりあえず妥当な額で予約しとく。ちょいちょい予約サイトをチェックしておき、より安いとか好みに合うホテルなどが空いてれば取り直す。

★常宿を決めておく。最終的に出発する駅や空港等とアクセスがいいホテルを取る

★新幹線で行くのが決まっているのであれば、JR東海ツアーズが一番安くなります。行きたいホテルが満室だった場合ネット等でのキャンセル無料最終日にもう一度サイトを覗きます。そうすると案外お部屋が空いてたりします。

★新幹線によく乗りますが、窓際席に絶対乗りたい人間なので、自分の乗る駅が自由席の入れ替わりが激しい(多分窓際も空くから座れる可能性が高い)場合は安く済ませるためにあえて自由席のチケット買います!逆に指定席抑えないと窓際席に座れない!絶対混んでる!ってときはあらかじめ指定席予約しておきます!

★新幹線パックがホテルとセットになっててお得です!!近場だと車で行く方が荷物が多くてもとりあえず全部持ってこ!になるので行き帰りの込み込みの電車に乗らず帰るので楽です!!

★新幹線はネット予約一択。ホテルは常宿をひとつ決めておいて、後から変更したければする。しかしながら住んでいる場所によるのでなんとも言えない。後はアゴダ見まくるとか?

新幹線を複数人で乗る場合は、通常の予約ではなく数に限りはあるのですがファミリー早得プランを使うとお得になります。ファミリーと書いてはいますが家族以外にも友人同士でも使えました。

★絶対に行きたい(行く)会場は日程発表時点で予約する!当落が分かった後にキャンセルしても大抵の施設はキャンセル料はかからない。お得とかは考えない!推しに会う(現場に行く)ことがすでにお得なので!!!

★選択肢を沢山知っておくことが焦らないコツかなと。東京はホテルが多いので多少離れても大丈夫だけど、それ以外は交通より念のためホテルを先におさえます。

★前日までキャンセル料なしのホテル候補をストックしておいて、日程が発表されたらとりあえず行きたい日程分ホテルを全部押さえる。当落でたらすぐキャンセルするのだけは忘れずに!(ホテル業界からしたら迷惑なのかもだけど大抵ビジホなので心の中で謝っておく)

★早くホテル予約して、予約キャンセル無料の期間の間は放置でいいよ。

★多分セット予約がお得なはず。自分はほとんどしないが、ホテルもカード決済でお得だったりするが、キャンセルの事を考えるとな気がする。

大阪-東京移動は新幹線がスタンダードかと思いますが、神戸-羽田のスカイマークが本当に安い時があります。神戸~大阪も羽田~東京の電車移動が気にならなければ本当におすすめです。スカイマークは公式サイトから正規予約します。飛行機は早く取れば取るほど安いので2、3ヶ月前に当落の出るドーム公演はありがたいです。ホテルのみで取る時はagodaがおすすめです。何より安い!!ラスト1部屋表示がされていて、売れてしまいました!と煽られたりするのですが、念のため別端末(PC、スマホタブレット)でもアクセスして確認してください。(都市伝説ですが、比較サイトはアクセス解析をして閲覧者の購入したい地域のホテル金額をつり上げているという話を聞いたことがあります。。なので、比較サイトを使うときは色々な端末、ブラウザから確認します。信じるか信じないかは華さん次第です)。私は関東から遠征する関ジュ担なので結構ギリギリに公演が発表され、飛行機の安い時期は過ぎている時が多いので新幹線ホテルパックの東海ツアーズを最近はよく使っています。東海ツアーズは新幹線の時間、種類によってオプション金額が課金されますので、私はなるべく課金されない各駅こだまを利用して四時間かけて移動します笑。

★大手旅行会社ではなく、直接ホテルに問い合わせたりすると予約できる場合あり。でも最近はキャンセルできるから、何でも早めに行動しておく方が良いと思います

★東京ドーム付近のホテルは当落後では遅い(高い部屋しか残ってない)ですが、京セラドームなら難波や梅田などホテルの選択肢が多いので当落後でも全然間に合います。

★東京以外のドーム公演でかつ、ファン層が若い場合はシティホテルの方が早期予約特典が多かったりするので元々の部屋は高いが結果的にビジネスホテルの割高さに比べると同じくらいでいい部屋に泊まれるのでシティホテルも検討した方がいいと思います。

★東京以外はホテルの争奪戦となるのでドーム周辺のホテルや交通手段を事前に調べておくといいと思います。

★東名阪はともかく他は先手必勝一択だと思っているので、常宿を決めていたり他にも目をつけておいて日程が出たらとにかく予約。直前までキャンセル可能な場合が多いので、選別はあとでゆっくりというパターンもいかがでしょうか?

★東名阪はホテルが多いので結構ゆっくりでも大丈夫です。地方行く時は早めに予約しないと…と反省したことが多々あります、、

★当たると信じて、予約する!

★当日の流れを考えてルートなどgoogleマップで調べてからホテルなどを予約する。金額の他に、駅まで送迎などがあると◎。駅まで送迎は、予約制だったりするから注意です。

★当日支払い、(多少高くても)3日前〜当日までキャンセル料無料のところにしておけば、ギリギリの予定変更もできるので安心です。

★当落出てからだと空きが少ない時があるので早めの予約が吉です。

★同じサイト経由で予約、プランはとにかく調べまくって安いところ。細かい出費を抑えるには立地で選ぶ。大きな移動以外で細かくお金かかるから。

★同行者との関係性に依るところが大きいかと思います。お金はかかっても楽がしたいのか、観光も含めたいのか、費用抑えたいのか、などそのあたりのしこりが残らないように、楽しく行って帰って来られる遠征が理想かと思われます。

特に冬の北海道から出発のLCCは、ほぼ出発が遅れるため(私調べ)冬は取らないようにしています。

★日帰りの場合は往復交通手段のみの旅行パックで、宿泊する場合はホテル+新幹線or飛行機パックで予約するのが安いかな〜と思います。飛行機のほうが安いこともあるのですが、空港までのアクセスと交通費を比べると新幹線のほうがいいなという場合もありました。とりあえずトラベルコとかの比較サイトで相場を調べてから、各予約サイトで探し直します。(比較サイトを通したことによる上乗せがないように)。東海道新幹線を使う場合は今のところ東海ツアーズ一択です!ちょっとでも安くいいところに泊まるなら当落前に予約するべきだと思うのですが、私は当たるかわからないもののために労力を使いたくない!!となるのでそれはもう諦めてます、、、

日程が出る前から◯◯に行くならこの手段、このホテルがいい、予約はいつから出来てキャンセル料はいつからかかるか調べておくと、日程が発表されてからの焦りが比較的軽減されると思います。迷ったら複数押さえておいて、キャンセル料がかかる前までに吟味するので もアリだと思います!ただしその場合はキャンセル料の発生日やその1週間前にそのことを思い出せるようリマインドなどを設定しておくのがおすすめです。

★日程発表あたりならキャンセル料はまだかからないからとりあえず予約しておきましょう。当落出たらまた精査し直せばいいだけです。

★発表直後行きたいと思う先のホテルは全てすぐ予約する。数日前までキャンセル可能な料金は当日支払プランにして、チケット取れなかったらキャンセルする。時間が読めない時はとりあえずスマホで新幹線予約をして当日の様子を見ながら時間変更する。今はネットで購入し、Suica連携でそのまま新幹線に乗れるので便利。

★比較サイトで候補を探して公式サイトで予約した方がお得なことが多い

飛行機のセール日程を日頃からチェック。公演日程みて3連休や大型連休と被る場合はホテルも交通手段もすぐに予約とる。金額を気にしすぎない。

飛行機はマイルを貯めて無料航空券を利用しています。普段から買い物は某会社のクレジット機能を使ってコツコツ貯めていて、今回北海道がなかったので使いませんが前回の8BEATではオーラスの仙台まで飛んで行きました!

★飛行機は行くのが確実になってから取った方がキャンセル料が取られないが高くなるのでギリギリは注意が必要。

★飛行機は出遅れるとめちゃめちゃ値段が上がるのでお得に取れる方法が知りたいです。以前あまりにも高くどうしようもなかったので、メルカリで株主優待券を購入して株主優待枠で取りました。普通に取るよりも安く取れたのでよかったです。

★飛行機や新幹線はなんやかんや公式からの予約がわかりやすいので公式。宿はじゃらんで予約が多いです。飛行機は高いので当落が出たらその日のうちに。宿はある程度の日程の見積もりがあれば土日安いところで何日も予約。現地支払いだとキャンセルしても支払いに響かないけどクレカだと支払い済みの場合もあるので色々面倒です。

★飛行機を使うのであれば、75日前までの予約がお得です。早割があります。

★飛行機を使う際は、交通セットパックより「往復航空券」と「ホテル」で別に取った方が得みたいな場合があります

★飛行機利用の場合はとりあえず行きは間に合わないと困るので、早めに。当落出る前でも、絶対行く!と思って。帰りはどうにかなります。

★普段から楽天トラベルでお気に入りの宿(近さと安さの妥協点が合うところ)をブックマークしておく

復活当選だと、公演日直前に当落が発覚するため、どうしても交通費宿泊費が高くなってしまう。その時は、出発2,3時間前に空港カウンターでチケットを取ると安いようです。ただ、空港から近いところに住んでいる方限定かと…。

北海道はセットプランのがお得で、福岡、名古屋は先にホテル抑えたほうがいいと思う、東京はホテル有り余ってるから、時と場合で判断する、こだわりなければそんな急がなくてもいける気がしてる、知らんけど(笑)

★夜行バスは体しんどいので高くても新幹線か飛行機を取るほうがいいです!あとはいかに安いものを得られるかどうか!!

★予め会場ごとにホテルの候補を絞っておくと予約する時に迷わなくていいと思います

★予定が発表されたらとりあえずホテル予約(キャンセル可のビジホ等予め確認しておけば楽)。交通手段はいくつか調べておく。飛行機が飛ばない・新幹線が遅延等にも対応できるようにする

★予約サイトを使うこともあるけれど、だいたいはホテル公式サイトからの方が自分に都合がよくて最近は専らホテル公式サイトからホテルを手配しています。(チェックインやチェックアウトの時間に融通がきく、アメニティがサービスされる、部屋のタイプ(デスクタイプかソファータイプか)選べるなど…)値段はもちろん公式サイトの方が若干ですが高いことの方が多いです。これは独り身社会人でお金を趣味に全振りできること、交通手段をセットで予約していないことあたりの理由からできることだとは思いますが…

予約するサイトをまとめると、どこで何を予約したのか混乱しない

★予約は早ければ早いほど良いです。

★欲張って会場から徒歩圏内ホテルを押さえようとしない事です。金額なぞ問わないから最高の利便性を…と考えるなら、日程発表と同時もしくはそれ以前に予測で徒歩圏内ホテルを押さえるのもアリですが、(会場から駅の徒歩+乗車時間+駅からホテルの徒歩全部で)30分ほどの移動時間を許容できるなら、電車1本で行ける1万以下ホテルはゴロゴロあります。特に東京。

★陸路を選びがちですが空路の方が安いケースが多いのでお値段抑えたいなら確認すべし。

旅行会社行って一番安いプランで!って言うのが楽です

★旅行支援等がある場合はとにかく早期予約が鍵(発表されると跳ね上がる)、キャンセル無料の予約を利用して仮押さえしておく。楽天トラベルはセール時になんとか押さえておく。めちゃくちゃサーバー混むけど… クレジットカードをJALカードにしているので年間で1回北海道往復分くらいは貯めたマイルで遠征できてます。あと航空関連の株を持っていると株主優待が使えるのでチェックしてみてください。(本当は海外行ける時期だと貯めたマイルは台湾旅行とかに使っちゃうけど…)

★旅行予約サイトその他が無かったので汗 新幹線移動で西日本(東海道以西)であれば圧倒的に東海ツアーズの優勝です!とにかく安い!近畿日本ツーリスト日本旅行もおすすめです。あと確実に公演2週間前よりは早く予約してください。14日以前と以降では値段が倍違うのもザラです。ドームはマジで当落関係なく遠征しようと思った時にしないと安い良いホテルは無いし2人旅行とかもツインの部屋なくなります。唯、予約が出来るのが1ヶ月前とかだったりもするのでその場合はリマインドを忘れずに登録しておきましょう!

 

みなさんの遠征エピソード

「最高の遠征エピソードや、反対に大変だった遠征の思い出など、『聞いてくれ~!』ってことがあれば書いてください」と募集したところ、想定を上回る遠征悲喜こもごもエピソードや鬼スケジュール話が届いて、かなり楽しんで読ませていただきました!

「みんな元気だな…!」と「札幌の雪はまじで怖い」という感想が強い。

 

★・厳密には遠征ではないのですが、おすすめしたいものがあります(ご存じならすみません)。スマートEXってアプリです。新幹線の予約アプリなんですが、これで乗車券購入、座席指定や電車の変更、キャンセルも簡単にできるし、普段利用する交通系ICカードを登録しておけば、駅で発券せずに自動改札にタッチするだけで新幹線に乗れます!エイトの日産のとき、新横浜で、在来線は入場規制、新幹線も切符売り場に長蛇の列、改札に長蛇の列だったんですが、私はスマートEXから新幹線の切符かって、Suicaを登録してIC専用改札を通って新幹線に乗ったので、待ち時間ゼロでした!指定席でも空席があればギリギリまで変更できるので、遅い電車に予約を入れておいて、予定より早く退場できたりしたときは、アプリで予約を変更して早く帰ったりもできてめちゃ便利です!新幹線使う方なら登録しておく価値はあるかと。

★去年、エイトのコンサート、コロナだし、ほかのグループの傾向みても2時間くらいで終わると思って、福岡(18時開演)から最終便に乗って羽田に帰るパックを取ってたのですが、初日開けたら全然2時間じゃ終わらなくて泣く泣くキャンセルして取り直してキャンセル料取られました。ギリギリの旅程は怖いです…

★最近は掛け持ちが多くなってしまい、もう宿と交通手段は全然別々に取ってます。去年は東京→飛行機福岡へSnow Manのコンサート2日間→飛行機で大阪へAぇのコンサート2日間→新幹線で東京へ帰宅ってことをしたのですが、それだともう別々に取るしかなくて。 安くはないのですが、別々の方が時間変更も効くし、キャンセル料がかかりにくいっていうのはあります

札幌ドームに機内持ち込みサイズギリギリのキャリーケースを持ち込み階段を上り下り→飛行機の時間ギリギリのシャトルバスに滑り込み乗車

福岡遠征時、飛行機の最終便には間に合わず翌朝の福岡空港発第一便でも間に合わない為、公演終了後北九州空港近くのホテルまで移動し北九州空港5時発の第一便に乗り帰京→そのまま仕事に向かう、を2年連続やりました。

★土日で現場続きだったので土曜夜に同行者と急遽宿取ったら、モーニングコール鳴らなかった上に2人ともスマホのアラームバグって不発だったので日曜の現場寝坊して行けませんでした!!!!!!アナログの目覚まし時計って大事だなって思いました(普段使うホテルはアナログの目覚まし時計があったので完全に気を抜いていた)。現実逃避でそのまま水族館に行きましたが、その時撮った写真は今でも2人お揃いでLINEアイコンにしています。

★11月の札幌ドーム帰り、雪で空港に5時間居て何とか大阪まで帰れたこと。伊丹空港行きで帰れたけれど、関空行きは運行中止で危なかった。

1週間で岡山と福岡に行ったりしていました笑。夜行バス×カプセルホテルは最強の安さです。コロナ禍前はこればかりでした。

★①夜行バスで隣になった他担と、以前のツアーでノリで買ったものの持て余していたお互いの担当のグッズを交換することになり後日改めて遊びました。そこからもう10年の付き合いになります!
 ②名物はあらかた食べ終えた後の名古屋遠征時、簡易キッチン付きのホテルを予約して夕飯と朝食を一緒に作って食べよう!と行きの新幹線まではワクワクしていたのですが…いざ着いたら周りにはコンビニくらいしかなくて食材が買えず結局繁華街のお店で食べました。
 ③泊まらせてもらう遠征先の友人宅が実家だったり最近では旦那さんやお子さんがいるお家なことも増えてきましたが、仲良くなってライブ遠征以外でも遊びに行ったりお菓子等々送り合ったり仲良くしてもらえて嬉しいです♪
 ◎考えてみるとあまり大変だった思い出は無いかも…?"

2016年12月の札幌ドーム公演のとき、何十年に一度の大雪に見舞われ(関ジャニエイタメ初日です…)、連れの友人が飛行機が飛ばなくなり来れなくなりました😢私は遅延しながらなんとか新千歳に到着、現地で同行者を見つけなんとか入場できました。(私が紙チケを持ってたので奇跡的に入れました)。次の日、バカなことに飛行機で帰ったあと仕事のシフトを入れておりましたが、飛行機の遅延やキャンセルで空港に何時間も足止めされ、なんとか地元に帰り、そのまま仕事に直行しましたが5時間の大遅刻で上司に怒られました………。それから札幌(北海道)に行くときは絶対に仕事の予定を入れない(今考えると当たり前ですが)・余裕を持って帰るというのを気をつけてます………。忘れられない遠征失敗エピソードです…。

2016年の冬、関ジャニ∞のドームツアーで札幌ドームに行った時のことでした。もの凄い大雪で帰りの飛行機も飛ぶかどうか分からないような状況でとりあえず新千歳空港に向かったものの相次ぐ欠航。もちろん私が乗るはずだった飛行機も欠航。空港のカウンターには払い戻しや問い合わせで長蛇の列。ただ私は航空会社のHPで直接飛行機の予約を取っていたためネットで払い戻しの手続きを行いつつ別の手段(特急→北海道新幹線乗継)を確保してその日中に地元に帰れました。この出来事があってからは多少旅費がかかろうとホテルと交通はなるべく別々に取るようにしています。

★eighterです。5大ドームの制覇が夢で、達成はできているんですが、初めて行った京セラは大倉くんが腸閉塞で公演をお休みに。そして最後の大関門だった札幌ドームに行けた翌年には、すばるくんが脱退してしまい、7人での京セラには行けなかったのが心残りです泣(つらい…私も8人の関ジャニ∞のコンサートに行ってみたかったけど行けないまま7人になってしまったので…元気出して…)

GWに急に東京→福岡遠征を決めました。もちろんギリギリであったことから飛行機も空いておらず、新幹線で行きましたが、お尻が3つに割れた気がするくらい痛かったです。

peachジェットスターは空港から飛行機までバスで移動だから、搭乗時刻を守らなければ置いてかれる。旅行だったけど、奄美行くために朝早く成田行ったのに、置いてかれた。離陸時間は過ぎてないのに

エイトの北海道遠征の時は天候が荒れまくっていて引き返す飛行機も多々あり、同行予定の友達が開演10分前に会場に着くと言うドタバタがあった。台風時期と冬はなるべく朝早めの飛行機をとり、余裕を持ってうごいたほうがいい。帰りは万が一当日帰らなくても困らないように次の日の仕事は休みにしておく。これだけでだいぶ心のゆとりが違う。

★このご時世なのでホテルのアーリーやレイトチェックを利用して時間を調整して室内でご飯を食べます。

ツアー発表の後にメンバーの脱退が決まり、どうしても脱退後初の公演は見なければ!と急遽札幌ドームに行くことにしたのですが、ただでさえ高い夏の北海道行き航空券がかなり売れてしまった後だったため、片道三万くらい払うことになりました…。ホテルも無く初ドミトリーになりましたが、普段ないような他のお客さんとの交流が楽しめて結果オーライでした!

★ドームではないのですが、大変だったのはエイトのリサイタル(2015年)長野エムウェーブ公演です。当時いろいろありましたが…本当にホテルが予約ができず、そこそこ離れた駅だけどホテルを確保できたときは友人と泣いて喜びました(笑)以来、地方公演は早々にホテル確保するようにしています!

★なんと言っても、冬の札幌行きの飛行機が飛ばなかったこと!空港で6時間キャンセル待ちをしたのはつらかったです。結局コンサートにも行けず、でした。

★ライブ1週間前にようやく大阪梅田でホテルを取り、値段も1人5000円を超えるところしか取れなくて、喫煙部屋?とか書いてあって心配だったけど、匂いも全く気にならないどころかめちゃくちゃ綺麗でポイント使ったら1人5000円きってて最高でした!そこはそもそもがビジネスホテルだったから安かったんだと思います!(食事のシステムがない)公式サイトがオシャレなところは基本的当たりだと思います!

安さで選んだホテルがマジで激せまの壁超薄い扉の開け閉め音うるさいし同じフロアの人の出入りの音も全部筒抜け・廊下の話し声丸聞こえの最悪過ぎたので、それ以降は予約前に必ずサイトやGoogleマップ等で必ずレビューを確認してます。

★安さ重視しすぎて、繁華街なこともあり騒音に悩まされた。

★以前京セラドームへの遠征で大阪↔︎東京の新幹線と宿のセット予約を利用したとき、帰る日に悪天候で遅延が発生し、地元の埼玉に戻れるか微妙な事態に…しかしセット予約だと完全に運休にならないと変更などが出来ないことが分かり、結局延泊して持っていた新幹線のチケットはTwitterで割安で譲り、自分は翌日の新幹線のチケットを買って帰ったことがあります。(譲:新幹線 もツイッターでできるんですね)

★移動が飛行機一択になるので、冬の北海道はイチかバチかになります。事実、羽田まで行って(羽田経由便)、同じく羽田で飛べるのを待っていた東京の友だちとお茶だけ飲んで、夕方に沖縄に帰ったという関ジャニ∞札幌ドームコンの思い出が…(タレントが飛べなかった◯ー娘ファンの方たちが代わりに参戦した伝説の回)

★遠征で初めてグランメッセ熊本に行くことになった時、片道新幹線で6時間かけてホテルがいっぱいある熊本駅に行くか、片道飛行機で1時間かけてホテル等全然ない空港に行くか迷い、結果行きは新幹線帰りは飛行機になりました。値段も高かったです…。どうすれば正解かは今でも分かりません。笑

★遠征に安さを求めてしまうため、早朝出発が当たり前。早起きがしんどいですが、その分観光沢山できるので楽しいです!(寝坊で飛行機乗り遅れた事もあります。。。お気をつけて!!)

★遠征回数はコロナ以前のものです。ホテルってチェックイン前でも、ホテルによってはチェックアウト後でも荷物預かってくれるのめちゃ助かるなといつも思う。予約のチェックイン時間まだの時も、もう部屋準備できてるのでチェックインおっけーですよーとかも。ありがたい。荷物置いて、化粧直して、ゆっくりトイレいける〜!一旦ホテル寄らないといけないし、ライブ時に必要な荷物を的確に取り出しておく必要があるけど(東京ドームの時ホテルにチケット忘れた、時間じゅうぶんあったのでよかった…)。ドームと関係ないけど、奈良遠征(ほぼ奈良100年会館のみ)する方々って全員大阪か京都に泊まるんだろうな、と思ってるけどどうなんだろう。観光地のくせにもともと宿泊施設が少なく近年ちょっといいホテルはできたけど、オタクが遠征で泊まるのにちょうどいいホテルはあまりなさそうなので。

横浜スタジアム終わりに、次の日の飛行機を朝イチに取ってしまったがために浴衣で成田空港近くまで県またぎで移動してきたこと。移動距離がバカにならない…

沖縄遠征(1泊2日)の時、行きも帰りも台風を飛び越えて遠征しました。ドキドキでしたが楽しかったです。

★会場とホテルが遠いと移動疲れる&荷物の持ち歩き(ロッカー探すのも)が面倒なので、お金に余裕があるなら近くのホテル一択。

関ジャニ∞12月の札幌ドーム公演で大雪のため飛行機が相次いで欠航。次の日仕事でどうしても帰らなければいけなかったので、札幌→茨城→神戸まで飛行機で乗り継ぎ、神戸から広島まで新幹線で帰りました。乗り継ぎがうまく行かなければ茨城で足止めになるかも、と空港のスタッフさんに言われ、泣きそうになったことを5年以上経った今でも鮮明に覚えています。その日のうちに無事帰れて良かったです。

★基本旅行会社を用いて予約することが多いのですが(旅行割の対応もしてくれるので)今まで、予約時半額支払い(内金を納める)→後日交通手段のチケット類と引き換えに残りの金額の支払いだったのですがコロナ禍になってから、予約時に全額支払いになっていて、最近宿&交通手段を予約しに行ったときには非常に焦りましたww

空港で飛行機が欠航になったらとにかく何も考えずにすぐにカウンターに並んでください(並びながら色々な手段を考えれば良いので。後になればなるほど振替の飛行機がなくなるし時間も遅くなります...)

★公演前日に前乗りしたら出演者にコロナが出てただの街ブラ3日間になりました。しかもそれがこの2年で6回とか笑 どんだけついてへんねんと思いました。新幹線乗る直前で公演中止とかもあったなーとか今思い返せばコロナにぶんまわされてます笑

★今回、福岡ドームコンサートの発表があったが飛行機はキャンセル料かかるし・・・と発表まで待ってたら旅行支援は終わってしまうし、ホテル代はどんどん値上がりし、空きがなくなりました。神奈川から成田までは遠いけどジェットスターにするしかないかと諦めていたところに旅行支援の復活を知りどうにか予約出来ましたが やはり発表と同時に動かないと大変だとじっかんしました。

★最近、ホテルを予約する日を1日間違えていたことがフロントで判明しました笑 部屋が空いていたので変更してもらい、ことなきを得ましたが…。皆さんも気をつけてください。

札幌ドームで早めに現地入りしたので、ホテルで寛いでいたら、開演ギリギリになってグッズ買えなかった事!(余裕あるときほど行動ぎりぎりになるのめっちゃわかります)

札幌は前乗り!!!!福岡の飛行機はバカ高いので早めに予約!!!!

札幌遠征した時はすすきの付近に泊まって〆パフェするのが楽しいです!ひとりでも入りやすい!

札幌遠征の際、前乗りしていたのですが公演当日は近年稀に見るレベルの積雪量だったらしく、地下鉄の駅までどうやって行こうかと1人で途方に暮れていると同じホテルに宿泊していた方が「ドーム行きますか?雪すごいですよね!」と声をかけてくださり、私が雪に慣れていないことを話すと駅まで一緒に歩いてくれて「こうやって歩いた方が歩きやすいですよ」「私が先に歩いて道作るので、後ろよかったら歩いてください」と誘導してもらい、「雪道に慣れてないなら両手空いてた方がいいだろうから」と私のキャリーケースまで持ってくださりました………駅までは徒歩7〜8分の距離だったのですが本当に感謝しかなかったです!!!!私も他人に優しくできるオタクでいようと心に決めた出来事でした。

★山を越えるので、風や雪で倒木して電車が止まると何時に再開するかわからず、不安なまま眠気とも戦って長時間待たないといけない。また、都内まで雪が降ると渋滞でバスが遅延し、高速も使えなくなると下道しか通れず、本来であれば10時間くらいの道のりが、18時間くらいかかったことがある。

★私は遠征するときに、会場から2駅程度離れた所で宿泊するようにしています。五大ドームなら問題ないと思うのですが、過去に四国までライブ見に行ったときに、同じく2駅程度離れたところで宿泊したのですが、田舎の2駅はとてつもなく距離が長く、結局早く出なければならなくなったため、あれは失敗だったと未だに思っています。

★初めての大阪遠征で、新大阪駅から多少なら歩いても大丈夫かと思って取ったホテルが、思いのほか心許ない雰囲気で、大変後悔しました。少し値が張っても、初めての地は信頼のおけるホテル、大事ですね。西中島南方あたりのことだと勝手に思っているのですが、あのへんは確かに治安のいい地域から来ると怖いと思います)

★初北海道遠征(嵐でした)のとき、余裕ぶって公演1カ月前くらいに同行者と旅程相談を始めたら、千歳便はとっくに満席で旭川に飛ぶはめになりました。北海道は陸路が使えないうえに客の大半が本州からの参戦なのでお気をつけて……

★笑ってもらえるようなエピソードは持ち合わせていませんが、真夏と真冬の札幌ドームは毎回ヒヤヒヤしていました。(濃霧と豪雪により上空で待機経験あり)みなさんのおもしろエピソード楽しみにしています。

★新幹線とホテルのパックだと、別の地域から来る友人とお泊まりが出来ないので不便。お泊まりがしたくて5000円くらい高くても別で予約したこともあり。結局大阪ー東京だと、JR東海ツアーズが1番安いです。

新幹線乗り遅れてまた1から買い直したことあります💦 いくら安くても、ある程度優雅な感じ味わえるホテルや大浴場で脚を伸ばせるホテルを選んでいます。冬の現場は雪の地域とかコロコロすごく大変だったので、できるだけ高くても駅近をお勧めします。

吹雪で飛行機が飛ばずにその場で新幹線予約して5時間移動したことも、帰りの電車が突然急停止し不具合により北海道から出られなかったことも、遠征地に着いてからチケットを自宅に忘れたこともありますが、どれも無事に入れてる強運に感謝してます

★数年前、冬に札幌ドームへの遠征を予定していた時のこと。当日出発→到着を予定していたものの、大雪により新千歳空港の滑走路が着陸不可と判断され、上空でしばらく待機の後羽田空港に帰還しました(泣)。北海道は夏が濃霧、冬が大雪で交通トラブルが起きる可能性が高いので、前泊するに越したことはありません!!当たり前かもしれませんが、ギリギリでいつも生きていたい人間が泣きを見た一件でした。

★昔の話ですが、まだ東北から大阪まで特急が走っていた時代に雪で特急も各停も止まり、タクシーで山形から秋田まで行きました。タクシー代はJR持ち。あんなタクシー代払ったことないくらいの値段でした。

雪で新幹線が大幅に遅れたので、急遽近鉄で大阪入りした事

台湾行った時にストと被りそうでビクビクしてました。

★大学生の頃は体力がそれはそれは有り余っていたので、0泊3日(日帰り往復夜行バス)で遠征し、昼夜公演入った後家に帰ってきてシャワーだけ浴びて授業バイトなんて生活を毎月やっていました…お金こそ無かったものの、どれだけ遠征費を安く抑えるかに知恵を絞りオタクに魂を燃やしていた良い思い出です…………

★大阪でオーラス後最終の新幹線で帰ったのですが、大雪で東京に着いたのが1時前。新幹線の中で寝てもいいよ。と言われましたが、タクシーでなんとか帰路…遠征の時は多めにお金を持っていこうと思った時です。名古屋の新幹線のホームで電話しながら荷物整理して、電話を切ってそのままベンチにスマホを置いてきて、新幹線の中はテレフォンカードしか使えず、車掌さんに相談したら、車掌さんの方が焦らせってくれてました。翌日、駅に連絡を取り、取りには行けないため郵送してもらいましたが、エナジードリンクの箱に入って送られてきました。

大雪で地元から出られず泣く泣く前日にホテルをキャンセルしたとき、「大雪で公共交通機関が止まってしまって…」と伝えたら、50%払わなきゃいけないところ0でいいとお返事いただけた。電車や高速バスはそもそも運行できないため返金、ホテルも出費なし、飛んでったのはチケ代だけ。どうにもならないキャンセル理由はちゃんと伝えた方がいいよ!

大雪のエイタメコン札幌、なんとか前乗りで参戦出来たものの帰りの飛行機が遅延して伊丹着→関空着(しかも在来線は終わってる)飛行機で隣の席に座っていたエイターさんのご友人の車に乗せていただき最寄りのホテルで急遽一泊しました。→学び:冬の札幌は前乗り必須、帰りも帰れると思うな。飛行機トラブル(欠航遅延)のフォローはLCCよりも大手航空社しか勝たん。

★大変だったこと…?長野…エムウェーブ…うっ…!※私は車で行ったので最悪は免れています※

★大変だった遠征の思い出ですが、以前十五祭名古屋公演のチケットを一般で取った際、チケットが取れてから宿を探したら既に栄や伏見といった乗り換え無しでドームまでアクセス可能な駅では空きがなくホテル探しに苦労しました。またコンサートの翌日は、チェックアウト後名古屋駅ではコインロッカーが満杯で、手荷物を預けられる場所を探しに栄の商業施設まで奔走した思い出があります。チェックアウト後も手荷物を預かってくれるホテルの有り難さを身に染みて実感しました。

★値段だけでホテルを選んだら現地着いてすすきのの中心地だったことが分かり、親と一緒なのに周り風俗店だらけで気まずかった。

地元→東京→沖縄→地元の弾丸ライブ旅行は体力的に大変でした。台風で飛行機飛ぶか分からないドキドキで精神的にもやられました。

朝イチ成田発のLCCで札幌へ向かうため前日に泊まる成田付近のカプセルホテルも取っていました。(始発でも間に合わないため)ところが吹雪で飛ばない可能性が出たためホテルには泊まらず、当日は新幹線で札幌へ向かいました。公演には無事間に合ったので良かったのですが、飛行機自体は予約していた朝イチ便のみ飛んだようで、ホテル代も飛行機代も当日キャンセルで100%支払いました。冬の北海道は要注意です。

天候不良等で会場にたどり着くor家路に着くのに大変だった場合もありますが、楽しかったのでオールオッケーです!!!(この精神だいじですよね)

★冬の大雪、夏の台風…など、天変地異も多いので、遠征前も遠征先でも、多少は交通事情のことも頭に入れといた方がいいかなぁと思いみす。例えば欠航が決まり、延泊するにも振替便とるにも早い者勝ちだったりもするので。ジャニーズWEST大雪の福岡を乗り越えた仲間たち、遠征レベル上がったよね!

★年末ぎりぎりに京セラのKAT-TUNカウコンと東京ドームのキンキ元日コンに行く決意をして、Peachで仙台→関空からの京セラカウントダウンコンサートを見て、ホテル取らずに早朝のバスで関空に向かい、元日の朝関空→成田に飛び、そこからラクーアでお風呂と休憩を取り、元日の夕方キンキコンに入り、アンコール前に退出し最終新幹線で仙台に帰ったのが今までで一番頑張った遠征でした。今より若かったからできた…と思います。

★飛行機の場合は時間に余裕を持って!乗り遅れた事も、死ぬ思いで走って間に合った事もあります。ただ、いつも1人遠征の時なので、自分だけしか困らないのはよかったなと。

★飛行機ホテルのセットで予約したので日程途中の変更は不可という状態で、自分は現地に着いたが台風でコンサートは中止になった。正規料金で別途飛行機とって帰るか、やることないけど現地にとどまるか。とどまりました。台風来てるから天気悪くて外出も嫌な感じで、ホテルの温泉浸かって客室内でFireStick繋げてました。持ってきてよかった。翌日は台風去って恨めしいくらい良い天気。辛かった。

★飛行機を利用した遠征を始めて組んだ時の失敗エピソードです。経験が乏しい中、公演日時発表にテンションが上がり福岡行きの飛行機を取ろうと某格安航空がまとめられたサイトを利用した結果、手数料等(約一万円/1人)で大損をしました。痛手は手数料なので返金もなく、航空券分はポイントでの返金、そこからまた再予約とチケット当落前にボロボロ…。自分の常識のなさと不甲斐なさに打ちのめされ当落前にもかかわらずヘロヘロになりました。今まで夜行バスでの遠征が主で、予約も一覧で値段がまとめられてるサイトを利用していたのが原因です、航空券を予約する際は公式から買う!これが得た教訓です…。

飛行機遠征は絶対寝坊しちゃだめです!!!!!!(しちゃだめです(自戒))

★飛行機飛んだのに豪雪で着陸できずとんぼ返り

★舞台の遠征をした時のこと。飛行機が高くなる前に購入。予想よりも公演時間が長くて帰りの飛行機がギリギリとなって空港内を走ったことがあります。

福岡のおすすめホテルは博多駅近くのJR九州ホテルブロッサム博多中央です。駅近でコンビニ近く。マリンメッセなら臨時便バス乗り場も近い。なんといっても朝食が美味しく、バイキングにモツ鍋もあります。

福岡遠征のためにパックで東京-福岡の飛行機・ホテルを抑えていたのに、前日に別現場が大阪に入り、東京→新幹線で大阪へ→現場(大阪)→新幹線で東京へ帰り、そのまま飛行機で福岡へ、と遠征したことがあります。

某関西のグループが冬のツアーで札幌初日を迎えるツアー、数年に1度の大雪で行き・帰り運休・欠航になる便が多発し現地に行けないヲタクや地元に帰れないヲタクが山程でる事がありました…。幸い自分は行きは前乗りしていたので問題なく(…と言いつつ空中で1時間着陸待ちを経験しました 笑)帰りは大手航空会社でなく便数が少なかったため2時間半遅れで地元に帰れました。初の札幌遠征で色々ありましたが、今となってはいい思い出です。

北海道はいつも雪との戦いで、○年ぶりの大雪、とかで飛行機飛ばない帰れない→職場に休みの連絡をいれる、ってことが何度もあったが、そんな北海道で「○年ぶりの暑さ」というのも経験してる。エアコン設備がない場所も多くて暑さで死にそうになった苦笑。北海道の幅の広さを痛感した出来事でした

夜勤中にチケットを譲ってもらえることになり明けで新幹線に飛び乗り、終演後夜行バスで帰って次の日夜勤入りだったことあります。あのとき若かったです。

夜行バスの大阪停留所を間違えて、京都まで電車で追いついてから乗った時は死ぬかと思いました(諦めないのがめちゃくちゃすごい)

野外次の日中止。公演中に決定で、台風が朝ならまだ大丈夫という時。公演終了後、即帰りの高速バスを朝イチに予約変更し台風上陸前に帰った。

★嵐の札幌ドームへ行った時にホテルを取らずにいたらなくなってしまいスーパー銭湯に泊まったことがあります(2泊)早く取っておいて損はないのでとりあえず予約するべきです本当に!!!!

★例えば東京から福岡とかは基本飛行機だけど、万が一、乗る予定の飛行機が欠航になったことが空港で分かった場合、新幹線に振替て向かったとしても間に合う時間を予約してる。あと、仕事の休みやすさにもよるけど、パックによっては前泊もしくは後泊にした方が安くなることもある。

★連休にツアーの予想がある場合、キャンセル可能なホテルをとにかくとりあえず抑える。日程が外れればサクッとキャンセル。2年連続で予想当たったことあります。(名探偵すぎる…)

 

知らなかったサービスや、アドバイス、コメントなど本当にありがとうございました!

勉強にもなり、コメントも楽しく読ませていただきました。

冬の18祭の福岡の新幹線、そろそろ取らないとな……

特にEXは登録しようしようと思いつつ「でも年会費を払うほど遠征する機会ないしなぁ」(結局する)を繰り返しているので、いい加減登録しようと思います!

そして次からは東海ツアーズを活用したい。

 

ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!!

関ジャニ∞と過ごす令和4年、夏(+無職エッセイ本の告知)

18祭の話をする前に……

急にガチガチの文体でしゃべり出したらおかしいので、先に告知で失礼しますね!

 

9月25日の文学フリマ大阪で、今年3月~現在までの無職期間にエンジョイしてきたことをまとめたエッセイ本『華のお暇』を出品します。

第十回文学フリマ大阪(2022/09/25) | 文学フリマ

ブース番号も決まりました!

I-42 (2F B・Cホール)です。

 

本は同日からBOOTHでも通販予定です。

ページ数:168ページ(約62,000文字)
値段:600円+送料

 

dressofsindy.booth.pm

 

目次は仮ですがこんな内容です。
いまコナン熱がすごいので、だいたいコナンの話をしています。

 

・まえがき …………6
・ 劇場版名探偵コナン『ハロウィンの花嫁』世界最速上映 …………8
・ コナン聖地巡礼の東京旅行 …………12
・ 怪盗キッドが盗んだ宝石ぜんぶ見る …………23
・ ブックホテルに泊まる …………28
・ 「三河湾にある佐久島だ!」に行く …………37
・ 探偵事務所の面接を受ける …………57
・ 『芦屋のヒマワリ』を見に行く …………71
・ 同人誌を作る …………77
・ 同人誌を頒布する 〜通販編〜 …………84
・ 同人誌を頒布する 〜イベント編〜 …………87
・ プラネタリウムを目指し、岡山へ …………91
・ 鳥取でコナン尽くしの旅 …………97
・ 関ジャニ∞と過ごす令和四年、夏 ~18祭~ …………108
・ 働かざるものが食べたおやつ …………131
・ 書を読んで、家にいよう …………144
・ エンタメとイベントとそのほかの趣味と …………155
・ あとがき …………166

 

この中から試し読みとして、

関ジャニ∞と過ごす令和四年、夏 ~18祭~

を掲載しておきます。

ちなみに旅行ブログのほうでは「『三河湾にある佐久島だ!』に行く」を掲載しているので、ご興味があればどうぞ。旅行ブログはこちらをクリック

 

まだ下書き段階なので、多少の変更は出ると思いますが、遅くなってしまった18祭レポも兼ねて。

もちろん本とか関係なく楽しんでいただくのも大歓迎です!

 

 

では、本文どうぞ。(漢数字になってたりなってなかったりは最終段階で調整予定です)

 

 

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 七月中旬、私は激しく苦しんでいた。ツイッターを見ることができないのである。

 なぜかと言うと、三度目となる関ジャニ∞のスタジアムライブは、神奈川の日産スタジアム公演が七月十六日と十七日。大阪のヤンマースタジアム長居公演は七月二十三日と二十四日。私は大阪公演のチケットだけを取っていた。つまり、日産公演のネタバレを是が非でも避けたかったのだ。

 ネタバレを避けるべく、私はツイッターでフォローしているジャニオタ友達全員をミュートし、トレンドでもネタバレを踏まないよう地域をアイスランドに設定し、訪れた実家でワイドショーが流れた時には別室へ逃げ込み、とにかくありとあらゆる情報を遮断した。

 一週間。これはツイッターに常駐して友人たちが推しに狂う様子を見るのを日々楽しんでいるおたくにはあまりにも長い時間だった。

 それでも耐えたのは、初見の感動を得たかったから。なにしろ今回は曲投票があった。

「踊! SONG」と「レア! SONG」だ。ちなみに前者は「おどソング」と読む。

 ファンクラブ内でダンスナンバーと披露されることがレアな曲の投票を募り、それぞれの一位に輝いた曲が本番で披露されるとのことだった。

 絶対絶対絶対絶対、初見で「わあ!」という気持ちを味わいたい企画!

 私が投票したのは以下の通りである。

 

 ◆ 踊! SONG

 一位『マーメイド』、二位『Black of Night』、三位『Masterpiece』

 

 ◆ レア! SONG

 一位『ルラリラ』、二位『Dive』、三位『口笛の向こう』

 全ての情報を遮断し、ジャニオタのツイートが読みたいよお、と嘆きながら耐え抜いた一週間後、ようやく大阪公演の日がやってきた。

 

 信じられないことに快晴。

 これが三度目のスタジアムライブだが、一度目も二度目も私が行った公演は雨だった。

 初めて晴天の下で関ジャニ∞のスタジアムライブを見られるなんて感動!

 友人と合流し、座席へ向かう。

 今回のチケットは一般発売で取ったものなので良席は期待していなかった。その予想通り、案内に従って進む先は、すり鉢状になったスタジアムの上の方だ。

 上がっても、上がっても、上がっても、自分たちの列は見つからない。

 まさか、最上段なのでは……?

 そんな予想も見事に当たり、メインステージのほぼ正面、最上段最後尾に自分たちの座席番号を見つけた。

 普通であれば「もっと近くで見たかったな~!」という気持ちも湧いてきそうだが、このときばかりは別だった。

 さえぎるもののない青空。広々としたスタジアム。期待をふくらませた全ての観客の向こう側に、関ジャニ∞が出てくるステージ。さらにその奥には、あべのハルカスまでもが見えた。

 端的に言って、絶景。

 深呼吸をすれば、会場全体がまとっている幸福感や、晴れ渡った青空と隣接する公園の緑から湧きだす夏の空気を、すべて吸い込んでしまえそうな気分になる。

 スタジアムライブの醍醐味を存分に味わい尽くせそうな座席について、私は友人に頼んだ。

「ネタバレ黙ってて欲しいから、最近ハマってるグループの話をしてほしい」

 日産公演にも参戦した友人は今、あるグループに夢中である。久しぶりに会えた友人と話したいがネタバレを聞くわけにもいかない。彼女は待ってましたと言わんばかりに、たくさん話をしてくれた。

 そんな中、会場に「エイト! エイト!」というコールが沸き起こる。コロナ禍で大声を上げることは許されていないため、普段であれば観客が行うこのコールを、今回は関西Jr.が担当してくれていた。

 ありがとうなぁ、と思いつつ、首を傾げた。

 時間は十七時二十八分ごろ。

 私は、悠長に水を飲んで「これ開演まで三十分続くん?」と不思議な気持ちに駆られていた。

 十八時開演だと思っていたのだ。正確には十七時半開演だった。

 そのことを教えてもらった私は大急ぎで水や荷物を片付け、双眼鏡とペンライトを取り出し、開演に備えた。

 オープニングは、朝起きて会場へ向かい、設営を担う関ジャニ∞という設定で作られた映像から始まった。

 このライブの数日前に、目黒蓮君が土木作業員に扮しニッカポッカを履いたアイドル雑誌DueTの表紙を見て、「関ジャニ∞もこんなカッコしてほしい~!」と喚いていた私の願いは、早々に叶った。

 映像が終わると、ステージの上……舞台上ではなく空間的に上、屋根にあたる位置から関ジャニ∞が現れた。

 この会場で一番遠いと思っていた座席だったが、そのときだけは彼らと目線が同じで面白かった。

 丸山君の挨拶を皮切りに、ライブがスタート。

 ちなみに翌日の公演ではステージ真横だったため屋根の上は機材に隠れて一切見えず、ライブが開演してしばらくしないと関ジャニ∞の姿が見えないのも、それはそれで面白かった。

 アップテンポな『無責任ヒーロー』『あおっぱな』『青春ハードパンチャー』『がむしゃら行進曲』『前向きスクリーム』『T.W.L』『CIRCLE』が休むことなく繰り出される。

 楽しい! 楽しい! 楽しい!

 語彙のないドリカムみたいな感想しか出ないタイム。

 言葉を尽くして楽しさを語りたいところではあるけれど、本当に「楽しい」しか言えないんですよ。

 トロッコで広いスタジアムをぐるりと回った関ジャニ∞がステージの奥へ戻ると、メインモニターに3Dイラストの関ジャニ∞のキャラクターが映し出される。

 嵐のアラフェスをパクった、いや、リスペクトした、ハチフェスの始まりだ。

 ピンクの衣装に身を包んだ関ジャニ∞が現れ、「もっと」と聞こえた瞬間、私はヒィッと上げかけた悲鳴を押し殺したが、殺しきれなかった声が漏れて、マスクの上から慌てて口を手で覆った。

 なにわ男子の『初心LOVE』!

 そりゃジャニーズメドレーをするとなればこの曲は避けて通れない。そんなことは当然なのだが、それでも初心LOVEを大真面目に(←だいじ)歌いきる関ジャニ∞は、それはそれは見事なジャニーズアイドルだった。

 翌日の公演では「サイドモニターに謎の絵文字が舞ってるから見て」と言われて結構楽しみにしていたのに、それでも初心LOVEを歌って踊る関ジャニ∞に釘付けで、結局謎の絵文字を確認することはできなかった。早くDVDで見たい。

 怒涛のジャニーズメドレーは続く。『マスカラ』『D.D.』ではかっこよくダンスを披露し、丸山君と安田君の『Anniversary』ではモニターに手書き風フォントのメッセージが映し出された。「いつもありがとう」みたいな文面だったのでファンに向けての演出なのかなと思ったら、互いに向けてのメッセージだったようで、「この少クラ(※ジャニーズJr.がたくさん出る番組)のお手紙コーナーみたいな演出は一体なに……?」と思っている間に曲は終わった。笑っていいのか真剣なのかわからないところがまた、じわじわと来た。

 続いて、横山君が一言キメるだけの『Sexy Zone』は、登場の仕方こそおふざけっぽかったものの、王子様衣装を着て画面に薔薇の花を散らせる演出があまりにも美麗だった。

 メドレーはまだまだ続く。ボイパも頑張る『Real Face #2』、染み付いた振付が蘇る『ファンタスティポ』、なにわ男子が「西のカワイイ」なら「東のカワイイ」の権化であるHey! Say! JUMPの『キミアトラクション』……そして、狂気の『スシ食いねェ!』

 カウントダウンコンサートでも大定番の『スシ食いねェ!』だが、ただの定番で終わらせないのが関ジャニ∞だ。

 なんと、ステージ上に寿司屋のカウンターが出現し、歌詞に合わせて並べられる寿司を片っ端から丸山君が頬張ってゆく。

 口から溢れ出しそうになりながら寿司を突っ込んでいく丸山君には、笑いというよりも「喉詰めなや……」という心配が勝ってしまった。翌日の公演では、吐き出すのではないかと思った。体を張りすぎだ。

 この曲のあと、私はめちゃくちゃにテンションが上がった。

 ――『買い物ブギー』やん!

 関ジャニ∞がJr.のころに歌っていたあの曲だ。と思ったら、『Hey Hey おおきに毎度あり』だった。えらいすんませんでした。

 友人からは「『買い物ブギー』はジャニーズメドレーに入らないよ」と当たり前のことを教えてもらった。この二曲と『たよりにしてまっせ』と『日本よいとこ摩訶不思議』は私の中で同じジャンルにいる。

 続いて、本人たちよりも関ジャニ∞の方が着た回数が多いのではと噂されるスケスケ衣装で『A・RA・SHI』、しっかりとジャニーズアイドルっぷりを魅せつける『シンデレラガール』、オチに『ええじゃないか』と来て、ジャニーズメドレーは幕を閉じた。

 その後のJr.コーナーでは、関西文化を煮詰めたような『はちゃめちゃ音頭』と、聞き馴染みのある『関西アイランド』が披露された。

 完全に余談だが、いつ聴いても「エンタテインメント いらっしゃいな」というサビの歌詞が「エンタテインメントになっちゃいな」に聞こえて、違うとわかっていてもなお「めちゃくちゃ明るい『お前も蝋人形にしてやろうか』みたいだな」と思ってしまう。

 バックステージに現れた関ジャニ∞が次に繰り出したのは『罪と夏』!

 最上段にいる私たちの高さをも優に超える噴水が会場の至るところで何度も上がり、噴水近くの観客はズブ濡れとなっていた。

 ここからは『Dear Summer 様!!』『クラゲ』『オモイダマ』と夏の曲が続き、MCへ突入。

 その後、いよいよ投票結果の発表となった。

 あまりにバカな私は、この時間には「楽しい!」という感情だけに脳内を占拠され、投票企画のことをすっかり忘れていた。

 どれくらい忘れていたかというと、『踊! SONG』の十位から二位までが発表されても、自分の選んだ曲を思い出せない有様だった。

 ――こりゃ『ルラリラ』が一位もろたわ!

 ページを遡っていただいたらお分かりだろうが、私が『ルラリラ』を選んだのは『レア! SONG』のほうである。それくらい記憶がなかった。

 そんな私の耳に届いたのは、ぽこ、ぽこ、という水泡がはじけるような音だった。

 たったのそれだけで、繰り返し繰り返し聴いていた曲の導入だとすぐにわかった。

『マーメイド』だ。

『マーメイド』が、観られるのだ。

 ――と言われても関ジャニ∞のことを知らない方々にはこの感動が伝わらないので早口で説明を入れさせていただく。

 

 この曲が初めて披露されたのは二〇〇二年の夏。現在三十三歳の私が中学二年生で、関ジャニ∞がまだ関ジャニ∞ではなかったころの話。

 キャパ約一〇〇〇人、つまり五万人収容のヤンマースタジアム長居のたった五十分の一の会場・大阪松竹座で歌われていた曲だ。大倉君がメンバーに加わって関ジャニ∞が結成されたのは、その数か月後の十二月だった。

 私はこの舞台へ行くことができなかった。単純に、情報収集力も財力もなく行きそびれてしまったのだ。関西ローカルの深夜番組で放送された映像をVHS(DVDですらないことに時代を感じてほしい)に録画して、何度も何度も見続けるだけでは飽き足らず、CD化もされていないその曲をテレビから繋いだコードでMD(時代!)に録音し、ガッサガサな音質のまま何年も持ち歩いた。

 高校二年生となった二〇〇五年夏。

 ようやく友人にチケットを取ってもらって初めて関ジャニ∞のライブに行けることになり、しかもアリーナ最前列という幸福のさなか、悲劇が襲った。

 内博貴の活動休止。

『マーメイド』のメインボーカルは、内博貴渋谷すばる錦戸亮だった。そして私は内担だった。そのライブ内でも『マーメイド』は披露されたものの、自担の声がないその曲を複雑な気持ちで聴いたのだった。

 大学に上がり、関ジャニ∞から離れて少しした二〇〇九年にも披露されたらしいが、私はそのライブにいなかった。

 そしてさらに時を経て二〇二〇年のコロナ禍。

 松竹座からの無観客配信ライブで久しぶりに『マーメイド』が披露された頃には、メインボーカルを担当していた内博貴渋谷すばる錦戸亮は脱退してしまっていた。(しかも大倉君は体調不良で欠席)

 からの、一位に輝きスタジアムで五万人を前に披露される『マーメイド』ですよ!!

 CDにもなってないのに!!

 この結果には、投票開始のタイミングで配信された横山君と村上君による動画『ヨコヒナちゃんねる』で投票の一例として『マーメイド』の曲名が挙がったことが大きく関係している。「CD化されていない曲でもいいんだ!?」という気づきを得られたおかげで、この展開に繋がったのだ。ありがとうヨコヒナ。

 私はようやく「楽しい」という感情だけに満たされて、『マーメイド』をこの目で観ることができた。

 この二十年間、本当にいろいろあった。ありすぎた。

 中学二年生の私に「スタジアムでマーメイドを観られる日が来るぞ」と教えてやりたい気持ちにかられたが、きっとそんな情報を当時の私が聞いたら「えっ、内君とすばる君と亮ちゃんがいない? あと大倉君って誰? 水野君はどこに行ったの? 私が大好きだったⅤ.WESTはどうなったの?」と、とんでもなく大混乱しそうなので、黙っておくことにした。

 そんなことを考えたとき、「もしかしたらタイムマシンで未来を見て、望んでいないショックな未来があったとしても、そこにいる当人は案外楽しく生きているのかもしれないな」なんてことを思った。

 中学二年生の私へ。決してメンバーが減る未来を望んでいたわけではないけど、それでもめちゃくちゃ楽しいです。

 よく、日産公演を観た友人たちが誰一人私に連絡をしてこなかったな、と思った。

 こんなん絶対「マーメイドあるぞ!!」って言いたいやん。

 そんな重大情報をLINEやリプライで私に伝えず黙っていた友人みんなに感謝してもしきれない。おかげさまで、私はまっさらの気持ちで『マーメイド』の感動を味わうことができました。

 私は余裕をこいて友人に貸していた双眼鏡をひったくるように返してもらい、少し覗いたがすぐに「やっぱ全体を観たい!」と突っ返したほど、冷静さを欠いていた。

 その一方で、『マーメイド』というタイトルなのに特効がなぜか火柱なことについて、「さっきまであんなに水使ってたのにここは水とちゃうんやなぁ」ということだけ、冷静に考えていた。

 この衝撃の感動には、さらに続きがある。

 新曲CDの特典として全形態を購入した人を対象に、『踊! SONG』と『レア! SONG』の投票で一位となった各曲のライブ音源が、八月一日から専用アプリで配信されることになっていたのだ。

 二十年もの間CD化されていなかった『マーメイド』が、ガッサガサの音質で聞き込んでいた『マーメイド』が、ようやく高音質で持ち運べるようになったわけである。

「この曲がいいね」と大勢言ったから八月一日はマーメイド音源化記念日!!

(字あまり? 知るか!)

 さて、ようやく『レア! SONG』の話題に移る。

 発表されたランキングのうち、二位に大好きな『夕闇トレイン』が挙がった。投票には入れていなかったものの、頭上に夕焼けが広がるころに聴きたかった一曲だ。

 ここで二位ということは、披露されないのか?

「『夕闇トレイン』やってよぉ~」などと票を入れなかった身分でブツクサ思いつつ、披露された一位は優しい歌詞と声が印象的な『アネモネ』だった。

アネモネ』もいいね! と、すぐ手のひらを返した。本当に優しい曲で、涼しい夏の夜に心地よかった。

 曲が終わるとモニターに、ジャニーズWESTの中間君と桐山君のイラストが映し出される。

 B.A.D.団!

 これはジャニーズWESTが結成されるよりも前の話。関ジャニ∞が戦隊パロディの『エイトレンジャー』というコントを始めたころ、まだB.A.D.というユニット名だった彼らが悪役として登場するのがお馴染みの流れだった。

 デビューしてもなおJr.当時のユニット名で悪役を演じてくれる彼らの背景には、ジャニーズWESTがデビュー会見を開いた、あべのハルカスが見えていた。

 エイトレンジャーのコスチュームで現れたメンバーが『∞レンジャー』と『ER』を披露したあと、Jr.が持って出てきた大きな旗を翻すと、その中からはセーラー服を纏った関ジャニ∞……いや、キャンジャニ∞が登場!

『ER』を披露していたのはレンジャーのヘルメットで顔を隠した関西Jr.だったのだ。

 翌日、ステージ真横の座席からはこそこそと旗の中で入れ替わるキャンジャニちゃんが見えてとてもかわいかった。

 スカートを揺らしつつ『CANDY MY LOVE』を歌い上げ、それぞれ挨拶をして舞台袖に戻っていたキャンジャニちゃんの楽屋映像風の茶番を挟み、次はステージ上にバンドセットが組まれる。バンドコーナーの一発目は『ここに』。

 そして次の曲は村上君のピアノの音で始まった。

 しっとりと演奏する村上君は、課金制アイドルという自称に相応しく、テレビとは違う表情を見せる。

 ところが、このメロディにはてんで馴染みがない。

 ここから知っている曲に繋がって、「わあ!」という瞬間を演出するためなのだろう。

 私はある曲を想定して、その瞬間を待っていた。

 その曲とは、関ジャニ∞がJr.の頃から歌ってきた『Eden』だ。

 実は、ネタバレを避け続けていた私は一度だけツイッターのトレンド画面を開いてしまったことがあった。その一位に『Eden』と表示されていたのだ。

 友人にも「『Eden』だけネタバレ踏んだよ」と伝えていた。

 十八周年を祝う祭りなのだから、懐かしい曲も当然あるだろうと思っていたし、『Eden』ならあっても不思議ではないと納得していた。

 そして次の曲が始まる。

 左、メイン、右と全てのモニターを使ってバカデカフォントでドカンと表示された曲タイトルは、

 夕闇トレイン

 だった。

『夕闇トレイン』!!

 てっきり投票二位でセトリ落ちしてしまったのだと思っていた私の気持ちは、まさにモニターいっぱいのバカデカフォントと同じだった。

 同時に「『Eden』は?」と思ったが、結局このライブで披露されることはなかった。

 終演後、友人に訊くと、違う界隈のトレンドの可能性があると教えてくれた。私のネタバレ踏んだよ発言に対して友人はずっと「ないんだよな……」と思っていたらしい。

 夕闇の下で聴く『夕闇トレイン』は格別だった。十八時開演だった日産公演と比べてまだぎりぎり日の出ている時間に披露されたことで、長居公演では見事に夕暮れの時間帯と一致したらしい。

 最上段から見る広々とした薄オレンジ色の夕焼けも、翌日にもう少し下の席から見上げたピンクがかった空も、とても綺麗だった。普段の生活の中で美しい夕暮れを見上げるとき、『夕闇トレイン』を聴きたくなる瞬間の、まさにそんな色だった。

 次の曲は『BJ』で、こちらも夕焼けの似合う曲。それを表す言葉は出てこないし歌われている時間帯は「夜」だけれど、なぜかこの曲にはオレンジ色のイメージを持っている。スタジアムで聴いたのも、ちょうど空がイメージと同じ色の頃合いだった。

 暗くなってきた頃に『イエローパンジーストリート』で優しい時間を締めくくる。翌日はここで『ローリング・コースター』が奏でられた。

 そのあとは怒涛の盛り上がりタイム。『ズッコケ男道』『勝手に仕上がれ』『喝采』を、歓声こそ出せないが拳を突き上げて楽しんだ。

 最後の挨拶は、横山君の言葉が特に印象的だった。

「せっかく同じ時代に生まれたんだから、これからも思い出を作っていこう」といったニュアンスの話をしていて、私は最近読んだ漫画『チ。』のことを思い出していた。

 少し話が逸れるが、『チ。』は魚豊さんの漫画であり、天動説が唱えられていた時代に地動説を信じた人々の物語だ。

 ネタバレを避けたい方は次の段落を読み飛ばしてほしい。

 その最終巻で、地動説を信じて異端だと迫害されてきた側の人間が「同じ思想に生まれるよりも、同じ時代に生まれることのほうがよっぽど近いと思う」「今、たまたまここに生きた全員は、たとえ殺し合う程憎んでも、同じ時代を作った仲間な気がする」というセリフを口にする。

 これよりもう少し前から長いセリフが続いているのだが、私はこの場面を読む前と後では、なんとなく「時代」の感じ方が変わったように思う。

 読む前までは、「美しいことを言うなぁ」と感じるくらいだったのが、今では実感をもって「確かにな」と思うようになったのだ。

 横山君の言葉でも、同じことを思った。確かにな。現在たまたま同じ時代で同じ国にいて、好きになってここへ来てこんなに楽しいんだから、すごいことだよな、と。

 だって、このスタジアムの外側では、いま私たちが浸っている楽しさを知らない人々が至るところにいて、各々の生活を送っている。

 翌日のMCで西日に照らされる範囲が狭くなった客席を見ながら、安田君が「地球って回ってるから」と発した一言でも、メンバーが「Sexy Zoneも言ってたよな!」と盛り上がる中、私は『チ。』のことを思い出していた。

 徐々に沈んでゆく太陽と色彩を変える空を見ながら、「本当に地球は回っていて、それを証明した人たちがいて、天動説と地動説で敵対していても彼らは十五世紀の人々で、私たちは関ジャニ∞とともに令和にいるんだなぁ」と思っていた。ライブに集中せえ。

 本編最後の曲は花火がモチーフとなった『青春FIREWORKS』で、これは予想通り。

 浴衣で現れたメンバーが歌う中、メインステージの上に花火が上がった。

 上がって、上がり続けた。

 多いな、と思っていたら、今度は背後でいくつもの破裂音が鳴っている。

 振り返ったが最後尾の背後はシートだか壁だかが立ちふさがっていて、花火が上がっているであろう空は見えない。音だけが何発も聞こえていた。

 翌日違う席からようやく見られたのだが、その場所では色とりどりの大輪の花火が打ち上げられていた。

 花火大会の中止が相次いでいた二年間だったので、久しぶりに花火を見られて嬉しかった。

 一度ステージを去った関ジャニ∞が、アンコールでまた現れる。

 ここからは『∞SAKAおばちゃんROCK』『好きやねん、大阪。』『モンじゃい・ビート』『関風ファイティング』『イッツマイソウル』『急☆上☆Show!!』と、怒涛のメドレーが続く。最後の最後にみんなで踊る曲が続き、大忙し。

 しっとりと『All is well』が歌い上げられ、村上君の気持ちよさそうな伸びやかな歌声に、自然と拍手喝采が沸き起こった。

 情感たっぷりなバラードの余韻も束の間。

 最後に白い派手な衣装が舞台上に現れた。『関ジャニ∞ on the STAGE』だ。

 ヒャダイン氏作詞作曲のこの歌は、関ジャニ∞のライブあるあるをギュッと詰め込んだハチャメチャな一曲。ポップアップで登場し、MCあるあるも盛り込み、フライング、和太鼓、マジック、ファンサタイム、バンドの演出、炎の特効、ダンス、銀テープまで、関ジャニ∞のライブの流れが凝縮されている。

 そんな関ジャニ∞らしい曲で締めくくり、18祭は幕を閉じた。

 ……と思ったら、まだ祭りは終わっていなかった。

 オーラスとなった翌日。

 この曲のあとモニターに映像が映し出され、冬には東京・大阪・名古屋・福岡を巡るドームツアーが発表された。

 会場を出てネットを見てみると、すでにキービジュアルが公開されていた。

 冬のツアー告知だというのに、打ち上げ花火の背景を引っ提げて派手な柄シャツを着た関ジャニ∞の周りには、浮き輪、スイカ、ヤシの木などが散りばめられている。

 季節感が完全にゼロ!

 そんなハチャメチャな関ジャニ∞の画像を見ながら、この令和四年の冬もまた彼らと過ごすのだと、楽しみで待ちきれない気持ちになったのだった。