『コメディ・トゥナイト!』、最初は2公演だけのつもりだったのに、楽しすぎて気づいたら10回も観に行くことになってしまった。
前に書いた記事では、細かいところは自分で見つけたほうが楽しいと思って書かなかったのですが、気づいてない人は千穐楽までにぜひ見て!っていう気持ちと、自分が残しておきたい気持ちとあって、やっぱり舞台監督の楽しいポイントを書き残しておこうと思います。
ひたすら箇条書きでネタバレのオンパレードです!
曲順は合わせたけど、細かいところは順不同。
・幕を閉める・開けるときの笑顔がめっちゃ好き!一気に楽しい空気になる!
・幕を開けたときに柱のうしろでピッピッて指さし確認!
・音に合わせた動きがタイミングがぴったりでおもしろい!
オープニングの『コメディ・トゥナイト』でのカーテンを閉めるタイミング、「坊ちゃんには必要です!」の効果音や『私は情緒不安定』の音に合わせて曲目をめくるところ、『親が親なら子も子』で音に合わせて座るところ。オーケストラのみなさんとお互い見えていないはずなのに、息ぴったりですごい。
・出演者の出番で、「行って!」と毎回扇子で指示を出している。
・『自由は素敵』で「そうだ!」とか「イェ~イ」って合わせて動いているのが楽しい!おかめちゃんをかぶって踊っている動きが本当に女の子みたい!
・出演者に毎回きっちり指示を出しているのに、『私の魅力』でお美津ちゃんにメロメロすぎて、出演者が袖に出てきても気づかない監督。ずっと笑顔でメロメロなのに、「名前も書けない 字も読めない」のところでは心配そうにしてる。
・「お侍さんがこっちから来るかも」のとき、比呂が上手側を向くと、いつも必死に笑いをこらえていて楽しそう。笑
でも、別に内くんが変顔してるとかじゃないと思う…
・『お船に乗って』では大忙し。小道具で波の音を出したり、流れ星をしながら「キラキラ~」ってしてたり、大道具を運んで来たり、布を持って退散したり。そして何より比呂とお美津ちゃんをニコニコ見守ってるところが好き!
・ルーさんのアドリブにも、めっちゃ笑いをこらえていて楽しそう。笑
・『女中に夢中』では肩をぴょこぴょこ動かして、「もう一回!」とか「そうだね~!」って感じでノリノリ。「柱の影でウインク」のフレーズに合わせて、柱の影でウインクしてるのめっちゃ好き~~!!だんだんテンションが上がっていって、終盤にはノリノリなのも楽しい!
・『私は情緒不安定』で、それまでは「落ち着け~」ってしているけど、「のんびり…」のところで金吉が寝そうになると「おい!」ってしてる。
・『親が親なら子も子』のとき、父上と比呂が言い合う悪口に合わせて、ずっとエア悪口しているのがおもしろい。二人分悪口言ってる!
・『花嫁歓迎の歌』荒尾様に「うるさい!」と怒られたあと、荒尾様が何かするたびに嫌そう~~な顔をしているけど、コーラスの前には襟を正して頬を叩いて気合を入れていて、監督がんばってる!笑
・「けんけんぱ」のときに一緒にけんけんぱって言ってる~~!
・『近親憎悪』で「ひどいわ」のたびに「ひどいわ~」って同情した表情をしていて、曲調が激しくなるところでは一緒に怒ってる!
・丁吉が薬を飲むシーンではなかなか倒れない丁吉に「早く!」って指示を出して、起き上がったら台本のページをめくってめくって、最後には腕組みして呆れちゃう。監督たいへん。笑
・お美津ちゃんの「2回に1回」のところで「おぉ~!」「その通り!」ってセリフに合わせて動いていたり、「うなぎの目玉」「それはある!」のところで、確認のようにピッと扇子を振っているところが楽しい!「お・も・て・な・し」をしている時としてない時があって、してる時はちょっとテンションがあがる。
・「1周目~」「2周目~」のとき、二階の楽屋に川端爺さんを呼びにいっている!ちゃんと木の扉をあけて、出番を教えにいくの!細かい!しかも終盤のドタバタの真っ最中に「3周目~」のために呼びにいったときには川端爺さんが楽屋にいなくて、「あちゃー!」って顔をしていて、しばらくしたら「ふう~」って川端爺さんを連れて戻ってくるの。めっちゃ細かい!!
・「二千両はいただかないことにいたしま~っす」で丁吉と一緒に首をかしげるのかわいい!
・大団円で最初は下手にいるのに、いつのまにか上手に移動しててすごく謎だったんだけど、愛之助さんの幕の真ん中に切れ目があって、そこにピュッ!と飛び込んで上手に回っていることに気づいた!
という感じで、最初から最後までずっと何かしていて、とても楽しいのです!
3公演くらい注目していて楽しかったポイントを羅列したのだけど、毎回「ここでこんなことを!」って発見があって本当に楽しい!!
舞台の真ん中ももちろん楽しいのだけど、上手側でもこんなに楽しいことが起こってます!!
で、誰か新しいこと見つけたらレポを流してほしいです、お願いします。笑
たぶんまだ楽しいとこもっと見つかると思う…!
気になる人は松竹のサイトで座席指定してチケット買えるよ!
監督を見るには、二階の上手寄りで見たらスピーカーで隠れるギリギリだったので、センターよりも下手寄りぐらいから見ることをオススメします。