願いはきっと時を越え
魂はずっと消えないで
伝わるよ
だから始めよう
流れ星がきらめいて、シルエットが浮かび上がって、スクリーンが取り払われる。
こんなに胸に来るオープニングずるい。
4年間ライブを待ち望んでいた内担の心を震わせるのには十分すぎるフレーズだった。
4年間、舞台ばかりが続いている間、内くんと内担の間には何か靄がかかったような気がしていた。
ステージに立っているのは「◯◯役の内博貴」で、「内博貴本人」ではない。
むこうからはきっと、客席の中にどれくらい自分のファンがいるのかわからない。
だけど今回見られたのは紛れもなく内博貴本人で、聞けたのは内博貴本人の言葉で、歌われたのは内博貴本人の想いで、それにうちわを掲げて内担が応える。
やっとお互いの姿がはっきりと見えたような感覚。
それは私の思い過ごしだろうか。
今日で終わっちゃうなって思いながら、嬉しいのと寂しいのがごちゃ混ぜだった。
次がまた何年後になるのかわからないから、きちんと目に焼き付けないとって思った。
My Life直前、トラジャのコーナーでカラフルに光っていたペンライトが一気にピンクに変わった客席に内くんが気づいて「なんでピンクなん?俺の色ってこと?泣ける〜〜」と、おちゃらけながらも声を詰まらせていた。
「泣いてまえ!笑」って思いながら泣いた。
勝手に引きずってたピンクが、改めて内博貴の色になった。
1日目よりもピンクが多いペンライトの海だった。
トラジャ担の皆さんがピンクに変えてくれたおかげだね。
ツイッターを見てたらトラジャのメンバーに教育(?)されているというのを見かけて、そういうことを伝えるトラジャも、応えるトラジャ担も、素敵だなって思った。
私は詳しく知らないけど、きっと良いグループで良い関係性なんだろうな。
そして私も友人がペンライトを貸してくれて、ピンクを振ることができた。
友人ほんとにありがとう。
たかが色だけど、担当カラーはやっぱり特別だ。
内くんが満足そうに客席を見渡すのも、気持ちよさそうに歌声を響かせるのも、想いを振り絞るように歌うのも、見られるのはこれがもう最後なんじゃないかと思っていた分、「0の誓い」で「この世界で走り続ける」のフレーズに心から安心した。
ていうか、あれ新曲なんですね!笑
アンコールで「新曲やろか!」ってふざけてお馴染みの「好きなだけTODAY」を披露する前に、本物の新曲を紹介してよ!笑
「なんかあんま聴いたことないけど、内Qの頃に作った曲かな?覚えるほどライブで披露されてなかっただけかな?でもとりあえず歌詞がエモいなぁ…」って思いながら聴いてたわ。
そういう大事なことは先に言ってよ〜〜!
ほんと、そういうところが内博貴!
相変わらず!
今朝のスポーツ紙で新曲だって初めて知ったよ!
毎回、最後になるかもしれないって思いながら過ごしていたけど、「年に一回はやりたいね」「来年もやろうね」と何度も次を思わせる発言や、光一くんに一曲くらい踊れって言われて「次は踊る」と言っていたり、各所で発せられる「次」を思わせる言葉から、「これで最後じゃないんだ」ってやっと思えた。
嬉しかった。
博貴コールも、ピンクのペンライトも、内担が盛り上がって楽しんで喜んでいるのも、きっと伝わった。
それが嬉しくて、きっと次もあるって思えて、でも今回が終わっちゃうのもやっぱり寂しくて、アンコール曲は涙が止まらなくて、ダブルアンコールでまた「今、此処に」が披露されたことに最高に心が震えて泣いて、「伝わるよ だから 涙を拭いて」のところで「わーん!涙拭く〜〜!」って感じでした。(急に雑)
ネットニュースに出ていたインタビューで、内くんがどれだけファンのことを考えてライブを作ってくれたのかが分かったのも嬉しかった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170823-00000001-tvfan-ent
ファンが喜ぶセットリストをきちんと考えてくれたのも、原キーを大切にしてくれる気持ちも、次もしてほしいって期待に応えようとしてくれているのも、ぜんぶ嬉しい。
1日目に言ってたグッズの話で、女性が使いやすいアイテムを気にしてくれたり、がっつり名前だと恥ずかしいからとローマ字にしてくれた気遣いだったり、そんなのもぜんぶ嬉しい。
プロデュースグッズなんて初めてで、発表されたときはセンスの心配をしてたけど笑、いろいろ考えてくれたんだな〜って知れて嬉しい。
大切に使うんだ〜(*^^*)
言葉を交わすことはないけど、
伝わった、よかった。って気持ちと
伝わったよ、ありがとう。って気持ちが
交差するような素敵なライブだった。
本編ラストで歌ったshare our heart。
心ごと分け合えるなら
他に何も欲しくはないさ
君の夢も抱いて
同じ未来を見つめてたい
終わることのない旅でも
あたため合う愛を
share our heart
ほんとに、こんな想いの溢れたライブでした。
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「次」なんて二度とない。2005年を経験した内担より。
http://pink8er-hana.hatenablog.com/entry/2017/04/09/133420
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過去の記事でこんなことを書いたけど、次もきっとあるって今なら思える。