これは厄介だっていう説もあるけど

すきなものについて雑多に語るブログです

『ナイツ・テイル』を観劇しました


激戦の中、ありがたいことに8月、9月、10月と合計3回観劇できたのですが、セリフが難しいのと神話にうといのとで話についていくのに精いっぱいで、ようやく細かいことにまで目を向けられるようになったのでやっとブログを書くことにしました。

広瀬さんが出演しているんですー!

 

  

本作が記念すべき帝劇デビューとのことでどうしても行きたかった帝劇、観に行くことができて本当によかった!

そして9月20日のお誕生日公演も入ることができてよかったです。

 

 

ここからネタバレします。

 

お話は、序盤は難しいセリフと真剣なシーンで正直しんどそうだな…と思ったのだけど、進むにつれて笑いをさそうセリフもたくさん出てきて、ハッピーエンドで、楽しかったー!と終わることができました。よかった。

 

光一くんはSHOCK以外でお目にかかるのは初めてで、とても不思議な感じがしました。

ジャニーズウェブに登録しているので、光一くんのブログを読んでお勉強させていただきました。

「ジョンは魔法使い」と言われている所以がわかってよかった。

 

井上芳雄さんは歌声がすごく綺麗でパワフルで、すごかったなぁ。

ジャニーズ以外はほとんどミュージカルや舞台を観に行くことがないので、本職の方ってすごいんだ!!と驚きました。

(ジャニーズを下げているわけではなくて、違うジャンルには違うジャンルのすばらしさがあるんだなぁってことね。)

 

音月桂さんと島田歌穂さんは、強い女性って感じでとてもかっこよかった。ヒポリタ、捕らえられて妻にされたのに悲壮感がまったく無くて、めちゃくちゃカッコイイ。

 

そして、上白石萌音ちゃん、とにかくめちゃくちゃかわいい~~!!!

ガツンとパワーのある声量ってわけではないのですが、透き通ったような可憐な歌声で、とてもかわいかったです。大好き!

ホクサイと飯さえあれば』のドラマが好きで毎週録画して見ていたのですが、ごはんを作るときの幸せそう~~な表情がすごく好きで、偶然にも初めて生でお目にかかれて、本当にうれしかった。

フラビーナが加わる森のダンスのシーンでは、萌音ちゃんと広瀬さんがダンスのペアになったので、とても私得でした!!!

パンがアイコンタクトをとりながら、たどたどしく踊るフラビーナにダンスを教える様子が、とても微笑ましかったです。

最後に倒れそうなフラビーナを持ち上げるところでは、パンの表情から「あと少し頑張って!」というセリフが聞こえてきそうでした。

 

広瀬さんの役名のパンは、ギリシャ神話の登場人物で、牧羊神だそうです。

(調べてみて、そうなのかな?と思ってリプライ送ったら、そうですよ!と答えてくださった。改めて、SNSで出演者の方にコメントを送ることができるこの時代すごいと思う…)

だからツノが生えてたり、モフモフの衣装なんだな~。

その衣装がかわいくて一番好き!

神話の登場人物の名前がたくさん出てくるのだけど、大学時代、倫理の授業で神話をやってたけどさっぱりわからなくて単位を落としてしまった私は、エンタメを存分に楽しむためには、やはり教養って必要なんだな…と痛感しました。

 

3回目にしてようやく気付いた広瀬さんの細かいお芝居の話をすると、冒頭のアーサイトとパラモンが捕虜にされてしまうシーン。

闘いの末に倒れた二人を殺そうとシーシアスの部下(?)たちが刀を構えるのだけど、「生かして捕虜にする」とのセリフにみんなが「えっ?」となったあと、広瀬さんが近くに倒れている人の足を触るんです。

なんかそれが、「仲間がやられたのに殺さないのか」と言っているように見えた。

 

あと、ダンスでエミーリアから誰が冠をもらうかというシーンでは、アーサイトのダンスの上手さに「すごいやつが来たぞー!」って顔をしてたり、エミーリアと踊る順番が回ってくるのをソワソワわくわく待ってたり、冠がもらえなくてすみっこでいじけていたり、広瀬さんの表情がクルクル変わって楽しかったです。

 

2月に広瀬さんが『ナイツ・テイル』に出演するって決まったのを職場で知った瞬間、本当に嬉しいのとチケットを取れるかどうかが不安すぎて、震える手でコーヒー飲んで自分を落ち着かせたのを覚えているのですが笑、こうして絶対に入りたい公演に入ることができて本当によかったです。

 

残りの公演もわずかとなってしまいましたが、これから『ナイツ・テイル』に行かれる方、ぜひ広瀬さんの豊かな表情と細かい演技に注目してください~!!楽しいよ!