これは厄介だっていう説もあるけど

すきなものについて雑多に語るブログです

スマホ仮面が色々とツボだった話と高崎翔太さんがすごかった話

たまたま見ていた動画『スマホ仮面』で急に出てきたイケメンが気になって、なんか見たことある名前だなと思ってググったところ、ツイッターで見たことがある青汁のキャンペーンをしている俳優さんだ!と認識したので、若手俳優のファンの方が多いはてなブログに感想を書こうと思った次第です。

(ドラマの展開的に「好き!」という話です。←同担拒否の方への精一杯の配慮)

 

まず、『スマホ仮面』についての説明を…

smapho-kamen.ticktackmovie.net

 

インターネット演劇集団「時空動画」の企画発案により、2012年11月~2013年3月にかけて「ニコニコ動画」および「YouTube」にて無料公開された、全6話の自主制作ドラマ。
 不仲な妹・チカを守るためにスマホの課金アプリで変身した“情弱”(=情報弱者)のおっさん・神郷ダンと、彼を釣ろうとネット掲示板で暗躍する悪の組織「DEEP」の戦いをコメディタッチで描く。そこに、独特のアクションとVFX、そして「情報時代のリアル」というテーマが絶妙なバランスで散りばめられ、低予算ながら濃厚なファン層を生み出した。 

(イントロダクションより引用)

 

そもそもなぜこの動画を見ようと思ったかというと、この動画の監督である堤真矢さんが去年~今年撮影されていた映画『パラレルワールド・シアター』に、広瀬斗史輝さんが出演されているんです。

pwt.ticktackmovie.net

 

それで、映画のお話を聞いていたり、ツイッターをフォローしてツイートを見たりしていたら、なんとなく「たぶん私、堤監督が考えること好きそう」と思って、ちょっと映画待ちきれないから見れる映像を見てみよう!ということで、『スマホ仮面』を見ることにしたのでした。

 

大正解でした!!!!

 

特撮はあまり見ないけど…と、おそるおそる再生し始めたのですが、ネットのパロディがまずいちいちツボ!くすくす笑っちゃう。

2012年~2013年に制作ということで当時のネタだからちょっと古いのだけど、懐かしさもあっておもしろかった。

スマホを使い慣れていない主人公が可笑しい。

高崎翔太さんが登場する5話の後半以降は、言ったらネタバレになってしまうので、何も言えないのがもどかしい。でもぜひ見てほしい。

 

とりあえず、ネタバレしないように動画サムネイルをひたすら並べます。

 

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ここからはネタバレします。

 

 

おもしろかったポイント箇条書き

・全体的にキャラが濃い。一番濃いなと思うのは「✝劔✝」さん。名前から濃い。

・前回までのあらすじが今北産業

スマホに不慣れなおじさんなので、リサ(Siri)にまともに話しかけて会話が成立したりしなかったりする。

wifiスポット検索が映像になるとこんな感じなんだ!

・必殺技のQRコードを読み取ったら、必殺技の紹介が出てきた。芸が細かい~~~!好き!!!

・連れていかれた倉庫が「地球上で一番快適にスマホを使える場所」=Wi-Fiスポットなの、そりゃ快適だわ。

・黒苺さん、2話の今北産業で6台もスマホを文鎮にしてしまっており不憫。そしてスマホ大好きなのが垣間見えた。

・ジェイルブレイクって何かと思ったら、脱獄か!

・「パケ死」って言葉が懐かしすぎた。

まだ一度しか見ていないので、もっと細かいおもしろいところがあるかもしれない。また見ます。

 

で、5話まではコメディだと思ってクスクス楽しく見ていたんですが、6話からの展開よ!!!めちゃくちゃ痺れた!!!

 

普段から「自担に悪役かクズ役をやってほしい」という願望があるほどイケメンの悪役・クズ役が好きなんですけど、最終話は明日にしよっかなと寝ようとしていたところにあまりにも突然ぶっこまれたので、「ええ!?!!」と跳ね起きて、スマホ握りしめて結局最後まで見ました。

ちょっと、本当にイケメンの悪役が好きな人は見てとしか言えない…

これ見た瞬間「だれこのイケメン!!」って名前確認して、なんか見覚えあるなぁと思ってググったら青汁の彼で(言い方)、「あー!この方が!あの!」とようやく繋がりました。

こんな悪役がハマる俳優さんだったんだ…すごいな…

 

ラストはほっこりでそれも良かったです。

 

そしてクラウドファンディングで制作されたというスペシャルも見ました。

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こちらはスピード感があって、アクションの迫力もアップしていて、CGも豪華になっている!!

爽快なエンターテインメントだ~~!こっちも好き!!

めちゃくちゃいい人な八文字くんが炎上してしまうのは心苦しかったけれど、最後の戦いのシーンでの覚醒がかっこいい~!!

特撮沼への扉が開くかと思ったわ。もうこれ以上の沼は手に負えない。

 

カレー屋さんのシーンで、本物とか偽物とか悩む八文字君にダンさんが答えた「うまいカレーならなんだっていいんだよ」と言っているセリフが良かったなぁ。

 

これを見た次の日がちょうどハンドメイドのイベントに出展する日で、もっとかわいいもの作れる人たくさんいるなぁ、とか、美術や服飾の学校に通っていた人はもっとすごいものが作れるんだろうなぁ、とか思いつつ、このシーンのことを反芻していた。

 

展開もセリフも堤監督の頭の中から出てきたんだなぁと思うと、めちゃくちゃすごい!!と思いました。よく考えたら映画はみんなそうなんだけど。なんかそこまで考えて映画見たことなかったな。出演者にしか気が行ってなかったからかもしれないな。

 

そして、実際に『スマホ仮面』を見てみて、私やっぱり堤監督が考えること好きやわ~~!!!と確信が持てたので、『パラレルワールド・シアター』の完成も楽しみに待っていようと思います!

「きっしょ!」のブーメランがバチボコ刺さって死ぬかと思った。映画『君が君で君だ』の感想

「きっしょ!」と思ったことがだいたいブーメランで自分に刺さってくる映画だった。

 

広瀬斗史輝さんが助監督&出演されているとのことで、映画『君が君で君だ』を観に行きました。

kimikimikimi.jp

 

あらすじ(公式サイトより引用)

大好きな女の子の好きな男になりきり、自分の名前すら捨て去った10年間。
彼女のあとをつけて、こっそり写真を撮る。彼女と同じ時間に同じ食べものを食べる。向かい合うアパートの一室に身を潜め、決して、彼女にその存在をバレることもなく暮らしてきた。しかし、そんなある日、彼女への借金の取り立てが突如彼らの前に現れ、3人の歯車が狂い出し、物語は大いなる騒動へと発展していく——

 

せっかくなら舞台挨拶の回でいろいろお話も聞けたらいいなと思ってチケットを申し込んだら、運よく取れてラッキー!

舞台挨拶には松居大悟監督と主演の池松壮亮さんが登壇。

映画ができるまでのことやロケのお話など、いろいろ聞かせていただけました。

松居監督は人を好きになるとその人になりたくなるそうで、それはちょっとよくわからないなと思ったけど、映画の中には自分に思い当たる節もあった。

 

写真撮影も最初はNGのアナウンスだったけど、池松さんがOKしてくださった!ヤッター!

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※ここから本編の感想。ネタバレあります。

 

 

 

「きっしょ!」のブーメラン

まず、初っ端の感想は

「きっしょ!!!!!!」

でした。いきなり。

予告動画で姫の写真がびっしりと貼られた部屋の映像を見てはいたけど、映画館のスクリーンで映し出されると、圧がすごかった。

そしてベランダの窓を段ボールで隠して覗き穴をつけて、双眼鏡で姫の行動を観察し、帰宅時間や持っているコンビニ袋の店名まで記録する。

盗聴器で姫がカップラーメンを作り出すのがわかるやいなや、お湯をわかしてラーメンを作り、同時に「いただきます」をして麺をすする。

ゴミを拾ってきて、生理の周期まで把握している。

そりゃ「きっしょ」のフォントもデカくなるわ。ほんまに無理まじで。

 

でも双眼鏡を覗く尾崎の姿が、自担の舞台で野鳥の会状態になって一挙一動を記憶しようとする自分と重なって、あ~気持ちはわかるよ…とも思った。

食べ物だってさすがにタイミングは知り得ないから同時に食べることはしないけど、今週は毎日セブンイレブン関ジャニ∞監修メニューを「エイトが作った味だ~!」って食べていたし、ロケで行ってたお店にご飯に行くことだってある。

メンバーカラーがある場合は服もアクセサリーもネイルも自担カラーにする。

芸能人相手か一般人相手かが違うだけで、やってることはそんなに変わらないかもしれない。

 

ちなみに今日はやっと入手したTOMFORD BEAUTYのリップカラーでメイクして行きました。

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色の名前が人の名前になっていて、自担の名前が入ったカラーがあったのでつい現場コスメに買っちゃった!

(色名を見せたいから公式サイトを載せるけど、楽天で買えたよ)

www.tomford.com

 

イエベにぴったりの赤系オレンジで、ゴールドのラメで、めっちゃかわいいんだ~!

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自担の名前を顔面に塗って映画を観に行った私は、彼らのことを「きっしょ!」と思うたびにブーメランがバチボコ刺さって死ぬかと思った。

 

なぜこの3人の共同生活が10年続いたのか

パンフレットで「なぜこの3人の共同生活が10年続いたと思うか」という質問があったけれど、私はふたつあると思う。

まずは、3人が同担拒否リア恋勢じゃなかったからではないかな。

※同担拒否=同じ人を好きな人は拒否の意味

※リア恋=リアルに恋してるの意味

だって、リア恋だったら同担と10年も同居するの普通に無理じゃない?

周りで見かける同担拒否リア恋勢は、ツイッターで同担を検索してブロックしているタイプもいるので、そんなん同居なんて絶対できないだろうなぁと思う。

そうじゃないから、隠し撮りの写真をたくさん集めて「ベストオブ201〇年」を決めたり、一緒に描いた似顔絵を飾ったり、「姫の好きなところを言い合うゲーム」をしたり、同じ人を好きな同志たちと熱狂を共有して過ごすことを楽しめるんだと思う。

暗い場所から明るい場所にいる好きな人を眺めて、何もせず存在も知られず見ているだけであーだこーだ言って一喜一憂する、ストーカーという概念を覗けばただの愛情の重いファンに見えた。

もうひとつは、「見ているだけ」だったから。干渉もせず、嫌われることをして拒否されることもなく、逆に嫌なことをされて心が離れるわけでもなく、ただひたすら「見る」だけだったから心が離れる機会がなかったからだと思う。

これが異常なのか、このままでいいのか、よくわからないけど、見ているだけだから「好き」はいきなり終わらなくて、やめどきもなくって気づけば10年経っただけなんだ。私は知ってる。

 

最終的に尾崎の恋は叶ったのか

私は、最後「韓国に行く」とタクシーを降りる志村(=尾崎)は、また韓国にストーカーをしに行ったんじゃないかと思っている。

海辺で初めて本名を名乗ったことで一度は「尾崎」から解放された志村が、今度は志村としてヨンソンに恋をして、周りから祝福される空港でのシーンの妄想を抱えながら韓国に向かうの。

最初は「ハッピーエンドになってヨンソンの彼氏として韓国に行くのかな?」と思ったけど、空港の祝福ムードがあまりにも嘘っぽいし、引っ越し先に向かったブラピや龍馬もいるのがおかしいし、ハッピーエンドになったようには思えない。

そしてその様子を見ていた尾崎は、尾崎と志村が別々になって志村としてヨンソンを追い始める志村を見送ったのでは。

でも、そう思うのはハッピーエンドじゃないほうがいいなと思っているからかもしれない。なんか清々しそうにも見えたし……

キム・コッピさんの「ストーカー行為を肯定する内容にはしたくない」と言うコメントには同意するし、「自分を想うあまりのストーカー行為に真実の愛を感じてハッピーエンド♡」みたいな話だったら後味が悪すぎたと思う。姫が彼らの部屋に入ったとき、全力で彼らを気持ち悪がって拒絶を示して安心した。

 

「食べる」狂気

「ロングヘアーが好きだ」という言葉への拒絶として姫が切った髪を尾崎が食べるシーン、もう映画館でえずきそうだった……

なんか、髪が口に入ってしまったときのザリザリした食感を想像してしまって。

ひまわりを食べるシーンもそう。

お寿司についている花を食べてしまったときの、キシキシした食感とか、鼻に抜ける匂いとか、茶色い部分はきっとぽろぽろしているんだろうな、とか。

帰り道も、花屋の前を通ってひまわりを見ると、えずきそうだった……

これは別に批判という意味ではなくて、ほかにも木造アパートの蒸し暑さとか、砂浜で靴に入る砂のジャリジャリした感覚とか、噴水の水しぶきとか、あるはずのない感覚を4Dみたいに感じていて、それぐらいのめりこんで見てしまったということ。

食べるっていうことは、それが消化されて栄養になって、自分の血肉となるってことで、それで髪や向日葵を食べるってことは、…とここまで書いて、姫が太陽で尾崎が向日葵なのかと気づいたのですが、髪のあとに食べた向日葵は一緒くたに消化されて尾崎に吸収されるってことなの!?こっわ!!と戦慄した……もうこの怖い気持ちをそのまま残したいので書き直しはしません。

さすがに髪を食べたいとは思わないけど、これもまたブーメランで、私や友人の中では普通のことだけど、飲み物を頼むときに自担カラーのカクテルを頼んだり、自担の誕生日に自担カラーのケーキを買ってきて食べたりすることはある。これの度が過ぎた感じなのかもしれない。

ちなみに今日は渋谷すばるくんが関ジャニ∞として歌うラストの日なので、赤色のいちごサンドを買って帰って、おやつに食べました。

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愛するからこそ干渉してはいけないという考え

「好きだと伝えるのは、結局自分が言いたいからというエゴだ」という考えは、言いたいことはわかるけど、でも私はそれでも伝えるくらいはいいんじゃない?と思う。

知らないところでつきまとっているよりは。

そのほうが姫もあんなに絶望と嫌悪の極限状態に追い込まれず、もうちょっと早くにどちらかの意味で救われたんじゃないかな。

嬉しかったとしたら心細く暮らしていた外国で安心できただろうし、嫌だったら覗き見・盗聴されている気味の悪い部屋からとっとと引っ越せたはずだ。

一方的につきまとっているほうが、エゴのような気がする。(これもなかなか盛大なブーメランだ)

 

さて、ぐちゃぐちゃだった感想をまとめて、それでもぐちゃぐちゃですが、書いてる間に関ジャムの時間まで1時間を切りました。

今日は関ジャニ∞の7人最後のパフォーマンスの日。

結成から10年以上好きだったグループの大きな節目です。

エゴへの考え方には共感できなかったけれど、愛する彼らの選択をテレビ越しに受け入れていくしかないこの状況で、指を噛みながら心の痛みに耐えていた尾崎の気持ちは、ちょっとだけわかる気がします。

映画『アイスと雨音』を観て、思ったことを整理した。

舞台が中止になるなんてそんなことあるんだろうかと思うけど、これは実際に松居大悟監督の身に起きたことが元になっているそうで、そう思いながら見ているとめちゃくちゃに腹が立って、後半のエネルギーの消費がすごくて、帰りの電車でもまだふつふつと苛立っておりました。

 

映画『アイスと雨音』の話です。

 

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元町映画館に行ってきた。

広瀬さんのツイートで知ってから、舞台のお話ということでずっと気になってはいたのだけど、東京での公開が先だったり、大阪での公開にどうしても都合が合わなかったりで、ようやく観に行くことができました。

 

 

 公式サイトはこちら。

ice-amaoto.com

 

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あらすじ(公式サイトより引用)

2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。
イギリスの戯曲を日本で初上演する。
戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集める
イギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」。
親友が町を出ていくことをきっかけに、
鬱屈からの夜明けを描いた物語。

オーディションで選ばれ、
初舞台に意気込む少年少女たち。
しかし舞台は、突如中止になった。
「ねぇ、稽古しようよ」と、
ひとりの少女が言い放つ―

 

この映画の大きなポイントは、74分ワンカットで1ヶ月を描くというところ。

人物のアップになったかと思ったら、その裏で場面転換が行われていて、どんどん物語が繋がっていく。

ひとつの舞台を観ているような感覚。

でも私は映画クラスタではないし技術とか映画のここがスゴイ・ダメみたいな話はできないので、思ったことを吐き出していこうと思います。

普通にネタバレあります。いやな人は見ないでね。

 

 

 

とりあえず舞台中止のシーンが腹立つ

中止の告げられ方が本当にヒドイ。

若い子たちが一生懸命稽古しているスタジオにいきなり偉い人が来て、「前売り券が売れてないから中止」「君たちもガラガラの客席を見るのいやでしょ」「上と話して決めたことだから」って告げて中止。

はァ~~~~!?!?そもそも舞台やるって決めたなら運営がチケット売るの頑張れや!!!!!!(個人的に色々なことを思い出している)

オーディションで決めたのがだめだったね~みたいな話もあったけど、この出演者で行こうって決めたのそっちやろ!!!!!

ていうか、本番寸前で公演中止なんて、観客としてもたまったもんじゃない……

きっと有給申請だってしてるし、ホテルだって押さえてるし、交通機関だってキャンセル料がかかることもあるし…えっ運営がこのキャンセル料出してくれんの???って気持ちになった。勝手に。遠征民だから余計に。

なにより「この楽しみがあるから仕事がんばろう!」って気持ちがへし折られるなんて本当に無理すぎ……

腹が立つと同時に「うっわ~…前売り券だいじなんや…行きたい舞台はちゃんと前もってチケット買おう……」って学習しました。観客として。

そして「何かできることがあるかも…」とうろたえる想に松居監督が「何ができるの?何もできなかったでしょ」と吐き捨てるのが、また見ていてツライ……

事前に松居監督の体験だと知っていたので、それが実際に言われた言葉だったのか、それとも自分に対して思っている言葉なのか、どちらにしてもツライ……と思ったのでした。

www.cinra.net

 

 

自意識を持った宇宙ってなに

劇中に出てくる「自意識を持った宇宙」という言葉。本多劇場に忍び込んだところを見つかり偉い人から叱られるときも、想が「私たちは自意識を持った宇宙なんです!」と啖呵を切る。

どういうことなのか、映画を観ている最中にはよくわからなくて、一晩考えてようやく「こういうこと?」っていうのがぼんやり浮かんできた。

宇宙には際限がない。はしっこも壁もない。

惑星とか星とか塵とか爆発とかいろいろあって、長い年月を重ねてきたものもあれば最近生まれたものもあるのかもしれない。

私たちの気もちも同じで、体という形はあってもその中に今まで生きてきた年月で積み重ねてきた記憶とか、知識とか、感情とか、いろんなものが無限に溢れていて、すべてを言葉で表して他人に伝えることはできない。

「動物も植物も自意識を持っている」という内容のセリフが劇中にも出てくるのだけど、動物や植物が何を考えているのかわからないのと同じように、人間も他人から見たら何かを考えていても感じていてもそれが100%伝わることはない。

たとえ思っていること一言一句を言葉にしたって絶対に伝わらない。

たったひとつのことだって、何もかも説明するなら、生い立ちや思い出や影響を受けた音楽や本や言葉や、何もかも総出で出し尽くす必要があると思う。それはきっと宇宙のように果てがない。

だけどそれぞれに自意識があって、やりたいこととか悔しい気持ちとかこれまで思っていたこととかも、お前にはわからないだろうけどあるんだよ!ってことが言いたいのかなぁと思った。

 

ロビーにいた松居監督と客について

 忍びこんだ本多劇場の舞台袖でロビーを覗くシーン、私の見間違いでなければたくさんの客と、偉い人たちや劇場スタッフを追い返している松居監督の姿が見えたのですが……えっ?見間違い?と思うほど、そのあと舞台に立ったシーンでは客席に誰もいなくて驚いた。

あれは、みんなが見たかった光景でありながら、同じ体験をした松居監督がみんなに見せたい姿だったのかなと思った。

ストーリーの中では松居監督は出演者に対して「中止だからしょうがない」という立ち位置で嫌な感じだったのだけど、出演者は松居監督に味方でいてもらいたかったからあの光景を見たのかもしれないし、実際の松居監督としても「こいつらの舞台を中止にさせてやりたくなかったな」という思いであんなふうに自分を描いたのかなと。

このシーンのことを思い返すと、関ジャニ∞の『応答セヨ』の「いっそ目を閉じちゃって 見たかった世界を心に描こう 誰にも邪魔なんかさせたりしない」 というフレーズが同時に流れてくる。そういうことなんだろなぁと思う。

 

アイスと雨音』というタイトル

上記のシーンのあと、からっぽの客席に雨音が響いて拍手のように感じられるシーンがあった。だから『雨音』というのはそれを表しているんだろうなぁと思った。

悲しげな雨音を、本当は聞きたかった観客の拍手に見立てて舞台が始まる。

でも『アイス』がそこまで重要な意味を持っているのか不思議だった。

アイスが劇中に出てくるのは2回。

想が劇中劇のセリフとして「私の好きなものなにかわかる?」「アイス♡」と言うシーンと、劇場入りの日に想がもらった余ったアイスをスタジオに来た紅甘と1本ずつ分けて食べるシーン。

それだけなのに、なんでタイトルになるほどの意味を持つのかわからなかった。

けど、帰宅してから不意にぼやぼや~っと「同じ釜の飯を食う」という言葉が自分の中に浮かんできた。たぶん普通に全然関係ないと思うけど。過去に同じ時間を過ごした仲間のことをあらわすときに使う言葉。

劇中劇の想の好物であるアイスを、劇場に向かう道中で劇中の想がかじりながら進んでいくとき、それまでは「稽古」と「現実」として存在していた二人の想がひとつになったんじゃないかなって思った。

 

カットのあとも見せるラスト

この映画では最後のカットがかかったあとも少し出演者たちが素に戻る様子が流れる。

松居監督の『私たちのハァハァ』も以前見たのだけど、そのときも最後にカチンコが映っていたのを思い出した。

九州から東京を目指して行く女の子たちの話で、撮影もその順番に進んでいったということで、それと似たところがあるのかなぁと思った。

現実とストーリーが重なっていて、「カット!」の瞬間にストーリーが終わると同時に撮影もおしまい。だけど撮影していた人たちの物語はこれからも続いていくんだよ、みたいなものを感じた。

あと、別のインタビューを読んでいたら、こんなことが書いてあった。

役者は舞台が始まったらそのままカーテンコールまで行く。そういうものを映像的に見せたいと思った時に、カットをかけずに最後までいけば、それはきっと舞台でやっていることと変わらない

【インタビュー】映画『アイスと雨音』監督 松居大悟 この物語、どこが現実でどこが虚構なのか… – TOKYO HEADLINE

今回「カット!」のあとも映像が流れているのはカーテンコールでもあるんだと思った。舞台と同じように役である出演者を見続けて、最後に本人の姿を見られる。ワンカットなところだけじゃなくて、そういうところも舞台みたいな映画なんだと思った。

 

たぶん映画を観てない人には全然よくわからなそうな感想ですね…

でも見終わったあと、ふつふつもやもやもごもごしてたのをようやく言葉にできてめっちゃスッキリした~!!

舞台・映画の台本やプログラムの宝庫『松竹大谷図書館』に行ってみたい話

一年前に知って、ずっと行ってみたいと思っている「松竹大谷図書館」。

公益財団法人松竹大谷図書館

 

なんでも、舞台の台本やプログラム、ポスター、雑誌がたくさん保管されているそうで。

 

東京遠征のたびに行こうとしているのですが、いかんせん閉館日が多くてなかなか行けずにいます。

2018年の開館日カレンダー

 

行ってからレポ書けやって話なのですが、どうしてもこの存在を世に広めたくてブログを書くことにしました。

 

 入館料は無料。

 

コピーサービスもあり、台本等の一部をコピーできるそうです。(ものによってはコピー不可のものもあるらしい)

どんなものが置いてあるのかは、資料検索やニューズレターで確認できます。

 

ジャニーズ界隈、若手俳優界隈で見かけた作品をピックアップしてみると……

(自担の舞台以外はあまり詳しくなくてピックアップが弱くて申し訳ない。はてブロ等で見覚えのあるタイトルだけ……)

 

N0.243 (2018年6月)

・ミュージカル『しゃばけ 参 ねこのばば』プログラム

・映画『ラスト・ホールド!』プログラム、プレス、ポスター、台本

 

N0.242 (2018年5月)

『滝沢歌舞伎2018』プログラム、ポスター

『GEM CLUB II』プログラム

 

N0.241 (2018年4月)

曇天に笑う 』 プログラム、プレス、ポスター、台本

 

N0.236 (2017年11月)

『少年たち Born TOMORROW』台本、プログラム

『JOHNNYS‘ YOU&ME IsLAND』プログラム
ABC座『ジャニーズ伝説2017』プログラム

 

などなど。

 

プログラムだけだったら持っているかもしれないけど、ファンになる前の作品が残っていたら見られるのありがたいなあと思います。

そして台本が見られるってのが嬉しいですよね!

自担が見ていたものと同じものを見られるなんてめっちゃ嬉しい。

セリフはもちろん、ト書きなども知れたらより作品を楽しめそう。

 

検索機能もあるのですが、自分が見たい作品を探してもひっかからなくて、該当時期のニューズレターを確認したら「台本あるやん!」となったので、見つからない場合はニューズレターを確認するとよいかもしれません。

財団事業内容・刊行物 | 公益財団法人松竹大谷図書館

※館外からの検索では書誌のみ検索が可能だそうです。

 

いつか開館日に行けることがあったら、行ったよ!ってレポを書きたいなと思っております。

初めての小劇場と初めてのエキストラ 〜映画『パラレルワールド・シアター』〜

5/5、初めてエキストラに行ってきました!わ〜〜い!

 

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先に言っておくけどレポでもなんでもない、ただ私が楽しかったというだけの日記です。

 

小劇場に行くのもエキストラに行くのも初めてで怖いので、ハンドメイド仲間でエイター仲間の友人について来てもらいました。小劇場も観に行ったことがあるらしく、とても心強い。

ありがとうございます。

 

ランチしながら翌日の泥棒役者の当日券(語弊がすごい)を取ろうとしたけど無理でした。

そちらもお手伝いしてくれてありがとうございます。

取れなかったら刺繍でもして新幹線の時間まで遊んでいようと思って道具を持ってきていたので、翌日の5/6も刺繍をして遊びました。最&高。

キラリトギンザの貴和カフェでビーズ刺繍をしました。

ちなみに先週も遊んでお台場とホビーショーに行きました。

 

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友人が見つけて案内してくれたお寿司屋さん。笑

 

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ホビーショーで見たipnotさんの刺繍!生で拝見できて感動…!

 

さて、エキストラの話、ネタバレになるストーリー部分には触れられないけど、楽しかったことを書き残します。

 

まず、劇場の入り口!

ふっつ〜〜のビルの入り口から地下に降りる階段があって、降りたら本当に劇場があった。めちゃくちゃびっくりした。

ほんまに普通のビルに劇場あった。

 

中に案内されたら、舞台と客席の床が同じ高さなのもびっくりした!

やばい、同じ世界に生きてる感ありすぎてこわい……

しかもめちゃくちゃ近い。同じ世界やばい。(語彙がない)

そして、せっかくついて来てもらったのに事情により友人が席を移動して、めーーーーっちゃ心細かったです。笑

 

広瀬さんが登場しても、なんか、じろじろ見たらあかんのちゃうかな…って気がしてなかなか直視できなかったのだけど、撮影が始まってお芝居になったら観ることができた。

物語になったらあっちとこっちの世界は別物なので大丈夫という変な理屈です。

私が普段お芝居を見るのは完成された映画か舞台なので、素の状態から役に切り替わる瞬間がこの目で見られてとてもおもしろかった。なかなか見られない。

 

友人と盛り上がったのは撮影機材の話!

ライトを動かす棒とか、カメラ周りの道具とか、同じものに興味津々でした。

見たことないものがいっぱいあった!

もう完全に社会見学の気分でした。

 

ワンカット撮るだけでも色々決めないといけないことがあるみたいで、とても手間がかかってるんだなあと思った。

少しでも納得いかないと監督さんも役者さんも「もう一回」と撮影し直している様子を見ながら、私は前日に作ったビーズ刺繍が微妙に気に入らなかったのに完成扱いにしたのを思い出して、絶対あれ作り直さなあかんわと心に決めたのでした。(集中して)

 

撮影が長引いて皆さんもお疲れだろうにエキストラ陣のことを気にかけてくださって、そんなに恐縮せんでも…ってくらい、とても優しかったです。

 

帰りに皆さんがお見送りしてくださったんだけど、楽しかった〜!ありがとうございました〜!って外に出たら、友人に「もっと話せばよかったのに!」とつっこまれた。

小劇場のお見送りではお話しする人もいるよって教えてもらった。

知らんかった〜〜!めっちゃ素っ気ない客やん〜〜!

いや、並んでる時に「ちゃんとお話ししなよ!」って言ってくれたから楽しかったって言ったんだけど、会話するという発想がなさすぎて…握手会みたいに秒で流れていかないといけないのかと思った…

 

外に出たらすっかり暗くなっていて、一日が終わるのがすごく早かった!

友人も楽しかったって言ってくれてよかった!

なかなかできない貴重な体験でした。早く完成版が見たいなあ。
12月ごろにお披露目だそうです。楽しみ!

 

アラサー小劇団の夢と現実を描く映画『パラレルワールド・シアター』製作プロジェクト - クラウドファンディングのMotionGallery

 

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

自担の出演映画でエキストラ募集しているのでちょっと見てください

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アラサー小劇団の夢と現実を描く映画『パラレルワールド・シアター』

 日時:2018年5月5日(土)
①13:00〜17:00(最低この時間のご参加を頂けると幸いです)
②13:00〜19:00(お時間ある方は是非、お願いします!)

場所:花まる学習会王子小劇場

 

エキストラの詳細はこちら

映画『パラレルワールド・シアター』エキストラ募集のお知らせ | Tick Tack Movie

 

いきなりな書き出しですが、とりあえず日時をグループ内の表示部分に出したかったので、こんなことになってます。

 

広瀬斗史輝さんが出演する映画でエキストラを募集中です。

できるだけ拡散をお手伝いしたく、はてブロでも記事を書くことにした。

 

あらすじとクラウドファンディングのページはこちら

motion-gallery.net

 

私ね、この映画をすごく応援したいんですよ。

小劇団のこと全然なんもわからないけど。

 

前に有川浩さんの「シアター!」って小説を読んだことがあって、劇団についてはそこからのイメージだけなんとなく持っている。

シアター! | メディアワークス文庫公式サイト

金策が大変とか、チケットノルマがあるとか、そういうイメージ。

 

実際、動画ではそんな感じのシーンもあることがうかがえます。

twitter.com

 

私は今まで9.5割ジャニーズ舞台しか観たことがないし、自担が出てない舞台は基本的に観に行かない視野の狭いタイプなので、どんな世界なんだろう?と気になってはいながらも目撃しにいく機会はなかったのです。

そしたら、広瀬さんが劇団ものの映画に出演されるとのことで!

しかも劇場シーンのエキストラがあるということで!

これは自担目当てで劇団の世界を覗きに行く絶好のチャンスだ~!ってことで、即参加を決めました。

 

で、楽しみすぎて毎日クラウドファンディングのページを見てるんです。(重い)

記事更新されないかな~?とか、金額増えたかな~?とか。

そしたら、なんか勝手にめっちゃ愛着がわいてしまって…

もう、私は、本当にこの劇団の公演(エキストラのシーン)が満員御礼大成功になってほしいし、目標金額も達成してほしい……(重い)

 

私はやりたいことを仕事にしているわけではないので(まあ楽しくやってはいるけど)、こんなふうに、やりたいことをしている人たちってとてもカッコイイなと思うんです。

いろんなことを叶えていく姿を見ていくのも楽しいけど、私の場合はそれ以上に、そういう姿を見て、エネルギーをもらって、「私もなんかやらな」と思って、自分は何したいんやろって考えたり、よっしゃやったるぞってスイッチ入ったりする。

この映画からも、そんな気持ちをもらえるんじゃないかなと思ってる。

 

まあでも、応援したいって言っても、私にはこうしてなるべく色んな人の目に触れるように、Twitterで拡散したりブログ書いたりするくらいしかできないのですが。

このブログを登録しているグループは舞台や映画に興味がある人たちが見ていると思うので、少しでも興味があればぜひエキストラ参加いかがですか!

 

 

あと、4/26(木)は広瀬さんが日比谷のイベントにも出るそうで!

 

 

 

公式サイト

www.hibiya.tokyo-midtown.com

 

宮本亜門さんプロデュースで、とても楽しそう!

日比谷に思い出がある人も多いのではないかな。

動画を見たらすごく期待が高まって、楽しみです!

クラウドファンディングってすごい!って思った話【映画:パラレルワールド・シアター】

広瀬さんが出演する映画の特報とクラウドファンディングが発表された。

 

やっほー!映画!待ってました!

と思ったら2019年!まだ待つ!

 

公式サイトを先に載せるのが筋だと思うけど(なんの?)、クラウドファンディングのページにある説明文が大好きなのでちょっと見てください。

 

motion-gallery.net

 

<あらすじ>

 東京の小劇団「クオンタムフィジックス」の主宰・佐々木(須田暁)は、30歳を目前に控え、グダグダになっていた劇団を立て直すために数年ぶりの大きな公演を打とうとする。

 それは、パラレルワールドを行き来する時間旅行者たちが最後のタイムトラベルを通して破滅していく、悲しい運命を描いたSF作品だった。

 しかし、相棒として旗揚げから一緒に活動してきた看板女優の中川(空美)はすでに就職。他の現役メンバーや元劇団員も、それぞれに事情を抱えていた。果たしてギリギリの若者たちは、失われかけていた「ありえた自分たちの未来」を、この演劇を通してつかむことができるのか?

 

内担としては「ありえた自分たちの未来」がドストライクですね。

エイトに今もいたらどうなってるかなってたまに考えるよね。

Jr.担もそういうことない?

「あの子、もうちょっと残ってたら一緒にデビューしたかもしれないのに」みたいなこと。

実現することを心底望んでいるというよりは、パラレルワールドでいいから覗いてみたい。

話が逸れましたね。すぐジャニーズで連想したがるのは悪い癖です。

 

「サマパラのDVDを出せ!クラウドファンディングでもいい!〇円まで出す!」というのが最近の口癖だったんですけど、まさかの広瀬さんのほうでクラウドファンディングが発表されたので、「マニフェストだ!」ってことで詳細が出る前からその金額に決めていました。意味わかんない理由だな。

大阪から東京に舞台観に行って寝泊りして帰ってきたらこれくらいだなっていう予算で決めてみました。一応根拠はある。

 

でも、単純に自担にお金を払いたいだけじゃなくて、紹介文を読んで、本当に私はこの物語が見てみたいなって思ったんだ。

 

「自主映画」が語ることに意味がある物語。 
 今の僕にとってのその答えは、「夢を叶えられていない人たちの物語」でした。

(中略)

題材として小劇場を扱ってはいますが、そこで描かれる「閉じていく可能性」「選べなくなっていく選択肢」といったテーマは、演劇人、表現者といった枠を越えて、特に20 代後半以上の多くの人の共感を呼びうるものだと思います。

 

呼ばれました。

 

最近転職を探していて、「条件:経験者」とか「〇歳以下」とか、だんだん可能性が狭まっているんだなってのを実感していたところです。

 

作品の紹介に加えて、監督さんのコメントがとても良いなと。

なんか、すごく誠実な方なんだろうなという信頼感が生まれるコメントだったのでちょっと見てください。

 

以前クラウドファンディングにチャレンジさせて頂いた時は、嬉しいことに、目標金額を大幅に上回るご支援を頂きました。その金額以上に「作品に期待してくれている人がいる」ことが可視化されることに、すごく勇気を貰いました。

 二度目をやる、ということには、迷いもありました。自分があれから前に進めていないことの宣言になってしまうような気もしたし、あの時応援してくれた人たちがどう感じるだろうか、と、考えもしました。

 

そんな正直に言う!?

作り手側の方のこんなコメントを見たのは初めてだったので、良い意味ですごく驚いた。

私の勝手なイメージでは、クラウドファンディングは「やりたいことがあるので協力して!サンキュー!」みたいなものだと思っていて、自分も「見せてー!払うー!」くらいのノリだったのです。

でも、ページを読んでみたら、制作にこめた気持ちとか、お金の使い方とかスケジュールとか、とにかく丁寧に書かれていて、こんなにちゃんとしたものだったんだ!と驚いた。

 

 

でね。クラウドファンディングってリターンがあるらしいのですが、その内容がまたすごいんです。お金出して終わりだと思ってた。

 

私が選んだコースは以下の内容でした。

ジャニオタの知らないサービスばかりあって、めっちゃ心躍る!!

 

・コレクター限定アップデート記事

 →限定公開のレポみたいなものらしい。楽しみすぎ。


・エンドクレジットにお名前掲載(希望者)

 →好きな作品のエンドクレジットに名前が載るなんてエモすぎ。


・劇中公演シーン撮影へのエキストラ出演権

 →観客歴16年のベテランです、任せてください。エキストラも一回やってみたかったのでワクドキ!


・イベント上映(都内)チケット2枚

 →東京遊びに行く口実できる!わーい!


・映画本編Webリンク期間限定公開

 →遠方で東京行けない人のためのものらしい。行くけど。

 

・コレクター限定メイキング写真集

 →メイキング大好き芸人なので嬉しいです!!


・映画本編+特典映像収録ブルーレイ

 →結局買うので助かります!!そして特典はオーディオコメンタリ―の予定だそう。そういうの好きです!!ありがたい!!

 

・オリジナル台本

 →台本ってどんなこと書いてあるのか見てみたい。嬉しい。


・完成披露試写会にご招待

 →わーい!(イベント上映とは違うのかな?)


・交流会にご招待
 →なにこれ

 完全にジャニオタの知らないサービスで、交流とかしていいんですか?大丈夫ですか?秒で終わる握手会とかではなく?何を交流するの?これ私申し込んでいいの?と疑問がバババババと浮かびながらも、「よくわからんけど面白そう」の興味が勝ちました。これは、可能ならぜひともブログに感想を書きたい。(気が早い)

 

そんな感じで、初めてクラウドファンディングに参加するのが楽しいなって記事でした。

制作過程からお金を払えるの、「見せて~!」っていう気分上がって楽しいですね。

完成が楽しみです。

全部のリターンを受け取ったら、また感想を書き残したい。

 

1000円のコースからエキストラ参加があるの!

劇中の公演のシーンだって。

このブログが参加しているグループ、読んでいる人はみんなプロ観客(とは)だと思うので、エキストラ参加どうですか。楽しそうではないですか。

 

最後に、公式サイトのリンクを貼っておきます。

pwt.ticktackmovie.net

 

 もひとつ最後に、広瀬さんが出演している作品が「未完成映画予告編大賞」という映像コンテストの一次審査を通過して公開されたので、ぜひ見てください(ダイマ)

 

youtu.be