これは厄介だっていう説もあるけど

すきなものについて雑多に語るブログです

「きっしょ!」のブーメランがバチボコ刺さって死ぬかと思った。映画『君が君で君だ』の感想

「きっしょ!」と思ったことがだいたいブーメランで自分に刺さってくる映画だった。

 

広瀬斗史輝さんが助監督&出演されているとのことで、映画『君が君で君だ』を観に行きました。

kimikimikimi.jp

 

あらすじ(公式サイトより引用)

大好きな女の子の好きな男になりきり、自分の名前すら捨て去った10年間。
彼女のあとをつけて、こっそり写真を撮る。彼女と同じ時間に同じ食べものを食べる。向かい合うアパートの一室に身を潜め、決して、彼女にその存在をバレることもなく暮らしてきた。しかし、そんなある日、彼女への借金の取り立てが突如彼らの前に現れ、3人の歯車が狂い出し、物語は大いなる騒動へと発展していく——

 

せっかくなら舞台挨拶の回でいろいろお話も聞けたらいいなと思ってチケットを申し込んだら、運よく取れてラッキー!

舞台挨拶には松居大悟監督と主演の池松壮亮さんが登壇。

映画ができるまでのことやロケのお話など、いろいろ聞かせていただけました。

松居監督は人を好きになるとその人になりたくなるそうで、それはちょっとよくわからないなと思ったけど、映画の中には自分に思い当たる節もあった。

 

写真撮影も最初はNGのアナウンスだったけど、池松さんがOKしてくださった!ヤッター!

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※ここから本編の感想。ネタバレあります。

 

 

 

「きっしょ!」のブーメラン

まず、初っ端の感想は

「きっしょ!!!!!!」

でした。いきなり。

予告動画で姫の写真がびっしりと貼られた部屋の映像を見てはいたけど、映画館のスクリーンで映し出されると、圧がすごかった。

そしてベランダの窓を段ボールで隠して覗き穴をつけて、双眼鏡で姫の行動を観察し、帰宅時間や持っているコンビニ袋の店名まで記録する。

盗聴器で姫がカップラーメンを作り出すのがわかるやいなや、お湯をわかしてラーメンを作り、同時に「いただきます」をして麺をすする。

ゴミを拾ってきて、生理の周期まで把握している。

そりゃ「きっしょ」のフォントもデカくなるわ。ほんまに無理まじで。

 

でも双眼鏡を覗く尾崎の姿が、自担の舞台で野鳥の会状態になって一挙一動を記憶しようとする自分と重なって、あ~気持ちはわかるよ…とも思った。

食べ物だってさすがにタイミングは知り得ないから同時に食べることはしないけど、今週は毎日セブンイレブン関ジャニ∞監修メニューを「エイトが作った味だ~!」って食べていたし、ロケで行ってたお店にご飯に行くことだってある。

メンバーカラーがある場合は服もアクセサリーもネイルも自担カラーにする。

芸能人相手か一般人相手かが違うだけで、やってることはそんなに変わらないかもしれない。

 

ちなみに今日はやっと入手したTOMFORD BEAUTYのリップカラーでメイクして行きました。

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色の名前が人の名前になっていて、自担の名前が入ったカラーがあったのでつい現場コスメに買っちゃった!

(色名を見せたいから公式サイトを載せるけど、楽天で買えたよ)

www.tomford.com

 

イエベにぴったりの赤系オレンジで、ゴールドのラメで、めっちゃかわいいんだ~!

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自担の名前を顔面に塗って映画を観に行った私は、彼らのことを「きっしょ!」と思うたびにブーメランがバチボコ刺さって死ぬかと思った。

 

なぜこの3人の共同生活が10年続いたのか

パンフレットで「なぜこの3人の共同生活が10年続いたと思うか」という質問があったけれど、私はふたつあると思う。

まずは、3人が同担拒否リア恋勢じゃなかったからではないかな。

※同担拒否=同じ人を好きな人は拒否の意味

※リア恋=リアルに恋してるの意味

だって、リア恋だったら同担と10年も同居するの普通に無理じゃない?

周りで見かける同担拒否リア恋勢は、ツイッターで同担を検索してブロックしているタイプもいるので、そんなん同居なんて絶対できないだろうなぁと思う。

そうじゃないから、隠し撮りの写真をたくさん集めて「ベストオブ201〇年」を決めたり、一緒に描いた似顔絵を飾ったり、「姫の好きなところを言い合うゲーム」をしたり、同じ人を好きな同志たちと熱狂を共有して過ごすことを楽しめるんだと思う。

暗い場所から明るい場所にいる好きな人を眺めて、何もせず存在も知られず見ているだけであーだこーだ言って一喜一憂する、ストーカーという概念を覗けばただの愛情の重いファンに見えた。

もうひとつは、「見ているだけ」だったから。干渉もせず、嫌われることをして拒否されることもなく、逆に嫌なことをされて心が離れるわけでもなく、ただひたすら「見る」だけだったから心が離れる機会がなかったからだと思う。

これが異常なのか、このままでいいのか、よくわからないけど、見ているだけだから「好き」はいきなり終わらなくて、やめどきもなくって気づけば10年経っただけなんだ。私は知ってる。

 

最終的に尾崎の恋は叶ったのか

私は、最後「韓国に行く」とタクシーを降りる志村(=尾崎)は、また韓国にストーカーをしに行ったんじゃないかと思っている。

海辺で初めて本名を名乗ったことで一度は「尾崎」から解放された志村が、今度は志村としてヨンソンに恋をして、周りから祝福される空港でのシーンの妄想を抱えながら韓国に向かうの。

最初は「ハッピーエンドになってヨンソンの彼氏として韓国に行くのかな?」と思ったけど、空港の祝福ムードがあまりにも嘘っぽいし、引っ越し先に向かったブラピや龍馬もいるのがおかしいし、ハッピーエンドになったようには思えない。

そしてその様子を見ていた尾崎は、尾崎と志村が別々になって志村としてヨンソンを追い始める志村を見送ったのでは。

でも、そう思うのはハッピーエンドじゃないほうがいいなと思っているからかもしれない。なんか清々しそうにも見えたし……

キム・コッピさんの「ストーカー行為を肯定する内容にはしたくない」と言うコメントには同意するし、「自分を想うあまりのストーカー行為に真実の愛を感じてハッピーエンド♡」みたいな話だったら後味が悪すぎたと思う。姫が彼らの部屋に入ったとき、全力で彼らを気持ち悪がって拒絶を示して安心した。

 

「食べる」狂気

「ロングヘアーが好きだ」という言葉への拒絶として姫が切った髪を尾崎が食べるシーン、もう映画館でえずきそうだった……

なんか、髪が口に入ってしまったときのザリザリした食感を想像してしまって。

ひまわりを食べるシーンもそう。

お寿司についている花を食べてしまったときの、キシキシした食感とか、鼻に抜ける匂いとか、茶色い部分はきっとぽろぽろしているんだろうな、とか。

帰り道も、花屋の前を通ってひまわりを見ると、えずきそうだった……

これは別に批判という意味ではなくて、ほかにも木造アパートの蒸し暑さとか、砂浜で靴に入る砂のジャリジャリした感覚とか、噴水の水しぶきとか、あるはずのない感覚を4Dみたいに感じていて、それぐらいのめりこんで見てしまったということ。

食べるっていうことは、それが消化されて栄養になって、自分の血肉となるってことで、それで髪や向日葵を食べるってことは、…とここまで書いて、姫が太陽で尾崎が向日葵なのかと気づいたのですが、髪のあとに食べた向日葵は一緒くたに消化されて尾崎に吸収されるってことなの!?こっわ!!と戦慄した……もうこの怖い気持ちをそのまま残したいので書き直しはしません。

さすがに髪を食べたいとは思わないけど、これもまたブーメランで、私や友人の中では普通のことだけど、飲み物を頼むときに自担カラーのカクテルを頼んだり、自担の誕生日に自担カラーのケーキを買ってきて食べたりすることはある。これの度が過ぎた感じなのかもしれない。

ちなみに今日は渋谷すばるくんが関ジャニ∞として歌うラストの日なので、赤色のいちごサンドを買って帰って、おやつに食べました。

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愛するからこそ干渉してはいけないという考え

「好きだと伝えるのは、結局自分が言いたいからというエゴだ」という考えは、言いたいことはわかるけど、でも私はそれでも伝えるくらいはいいんじゃない?と思う。

知らないところでつきまとっているよりは。

そのほうが姫もあんなに絶望と嫌悪の極限状態に追い込まれず、もうちょっと早くにどちらかの意味で救われたんじゃないかな。

嬉しかったとしたら心細く暮らしていた外国で安心できただろうし、嫌だったら覗き見・盗聴されている気味の悪い部屋からとっとと引っ越せたはずだ。

一方的につきまとっているほうが、エゴのような気がする。(これもなかなか盛大なブーメランだ)

 

さて、ぐちゃぐちゃだった感想をまとめて、それでもぐちゃぐちゃですが、書いてる間に関ジャムの時間まで1時間を切りました。

今日は関ジャニ∞の7人最後のパフォーマンスの日。

結成から10年以上好きだったグループの大きな節目です。

エゴへの考え方には共感できなかったけれど、愛する彼らの選択をテレビ越しに受け入れていくしかないこの状況で、指を噛みながら心の痛みに耐えていた尾崎の気持ちは、ちょっとだけわかる気がします。

初めての小劇場と初めてのエキストラ 〜映画『パラレルワールド・シアター』〜

5/5、初めてエキストラに行ってきました!わ〜〜い!

 

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先に言っておくけどレポでもなんでもない、ただ私が楽しかったというだけの日記です。

 

小劇場に行くのもエキストラに行くのも初めてで怖いので、ハンドメイド仲間でエイター仲間の友人について来てもらいました。小劇場も観に行ったことがあるらしく、とても心強い。

ありがとうございます。

 

ランチしながら翌日の泥棒役者の当日券(語弊がすごい)を取ろうとしたけど無理でした。

そちらもお手伝いしてくれてありがとうございます。

取れなかったら刺繍でもして新幹線の時間まで遊んでいようと思って道具を持ってきていたので、翌日の5/6も刺繍をして遊びました。最&高。

キラリトギンザの貴和カフェでビーズ刺繍をしました。

ちなみに先週も遊んでお台場とホビーショーに行きました。

 

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友人が見つけて案内してくれたお寿司屋さん。笑

 

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ホビーショーで見たipnotさんの刺繍!生で拝見できて感動…!

 

さて、エキストラの話、ネタバレになるストーリー部分には触れられないけど、楽しかったことを書き残します。

 

まず、劇場の入り口!

ふっつ〜〜のビルの入り口から地下に降りる階段があって、降りたら本当に劇場があった。めちゃくちゃびっくりした。

ほんまに普通のビルに劇場あった。

 

中に案内されたら、舞台と客席の床が同じ高さなのもびっくりした!

やばい、同じ世界に生きてる感ありすぎてこわい……

しかもめちゃくちゃ近い。同じ世界やばい。(語彙がない)

そして、せっかくついて来てもらったのに事情により友人が席を移動して、めーーーーっちゃ心細かったです。笑

 

広瀬さんが登場しても、なんか、じろじろ見たらあかんのちゃうかな…って気がしてなかなか直視できなかったのだけど、撮影が始まってお芝居になったら観ることができた。

物語になったらあっちとこっちの世界は別物なので大丈夫という変な理屈です。

私が普段お芝居を見るのは完成された映画か舞台なので、素の状態から役に切り替わる瞬間がこの目で見られてとてもおもしろかった。なかなか見られない。

 

友人と盛り上がったのは撮影機材の話!

ライトを動かす棒とか、カメラ周りの道具とか、同じものに興味津々でした。

見たことないものがいっぱいあった!

もう完全に社会見学の気分でした。

 

ワンカット撮るだけでも色々決めないといけないことがあるみたいで、とても手間がかかってるんだなあと思った。

少しでも納得いかないと監督さんも役者さんも「もう一回」と撮影し直している様子を見ながら、私は前日に作ったビーズ刺繍が微妙に気に入らなかったのに完成扱いにしたのを思い出して、絶対あれ作り直さなあかんわと心に決めたのでした。(集中して)

 

撮影が長引いて皆さんもお疲れだろうにエキストラ陣のことを気にかけてくださって、そんなに恐縮せんでも…ってくらい、とても優しかったです。

 

帰りに皆さんがお見送りしてくださったんだけど、楽しかった〜!ありがとうございました〜!って外に出たら、友人に「もっと話せばよかったのに!」とつっこまれた。

小劇場のお見送りではお話しする人もいるよって教えてもらった。

知らんかった〜〜!めっちゃ素っ気ない客やん〜〜!

いや、並んでる時に「ちゃんとお話ししなよ!」って言ってくれたから楽しかったって言ったんだけど、会話するという発想がなさすぎて…握手会みたいに秒で流れていかないといけないのかと思った…

 

外に出たらすっかり暗くなっていて、一日が終わるのがすごく早かった!

友人も楽しかったって言ってくれてよかった!

なかなかできない貴重な体験でした。早く完成版が見たいなあ。
12月ごろにお披露目だそうです。楽しみ!

 

アラサー小劇団の夢と現実を描く映画『パラレルワールド・シアター』製作プロジェクト - クラウドファンディングのMotionGallery

 

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

自担の出演映画でエキストラ募集しているのでちょっと見てください

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アラサー小劇団の夢と現実を描く映画『パラレルワールド・シアター』

 日時:2018年5月5日(土)
①13:00〜17:00(最低この時間のご参加を頂けると幸いです)
②13:00〜19:00(お時間ある方は是非、お願いします!)

場所:花まる学習会王子小劇場

 

エキストラの詳細はこちら

映画『パラレルワールド・シアター』エキストラ募集のお知らせ | Tick Tack Movie

 

いきなりな書き出しですが、とりあえず日時をグループ内の表示部分に出したかったので、こんなことになってます。

 

広瀬斗史輝さんが出演する映画でエキストラを募集中です。

できるだけ拡散をお手伝いしたく、はてブロでも記事を書くことにした。

 

あらすじとクラウドファンディングのページはこちら

motion-gallery.net

 

私ね、この映画をすごく応援したいんですよ。

小劇団のこと全然なんもわからないけど。

 

前に有川浩さんの「シアター!」って小説を読んだことがあって、劇団についてはそこからのイメージだけなんとなく持っている。

シアター! | メディアワークス文庫公式サイト

金策が大変とか、チケットノルマがあるとか、そういうイメージ。

 

実際、動画ではそんな感じのシーンもあることがうかがえます。

twitter.com

 

私は今まで9.5割ジャニーズ舞台しか観たことがないし、自担が出てない舞台は基本的に観に行かない視野の狭いタイプなので、どんな世界なんだろう?と気になってはいながらも目撃しにいく機会はなかったのです。

そしたら、広瀬さんが劇団ものの映画に出演されるとのことで!

しかも劇場シーンのエキストラがあるということで!

これは自担目当てで劇団の世界を覗きに行く絶好のチャンスだ~!ってことで、即参加を決めました。

 

で、楽しみすぎて毎日クラウドファンディングのページを見てるんです。(重い)

記事更新されないかな~?とか、金額増えたかな~?とか。

そしたら、なんか勝手にめっちゃ愛着がわいてしまって…

もう、私は、本当にこの劇団の公演(エキストラのシーン)が満員御礼大成功になってほしいし、目標金額も達成してほしい……(重い)

 

私はやりたいことを仕事にしているわけではないので(まあ楽しくやってはいるけど)、こんなふうに、やりたいことをしている人たちってとてもカッコイイなと思うんです。

いろんなことを叶えていく姿を見ていくのも楽しいけど、私の場合はそれ以上に、そういう姿を見て、エネルギーをもらって、「私もなんかやらな」と思って、自分は何したいんやろって考えたり、よっしゃやったるぞってスイッチ入ったりする。

この映画からも、そんな気持ちをもらえるんじゃないかなと思ってる。

 

まあでも、応援したいって言っても、私にはこうしてなるべく色んな人の目に触れるように、Twitterで拡散したりブログ書いたりするくらいしかできないのですが。

このブログを登録しているグループは舞台や映画に興味がある人たちが見ていると思うので、少しでも興味があればぜひエキストラ参加いかがですか!

 

 

あと、4/26(木)は広瀬さんが日比谷のイベントにも出るそうで!

 

 

 

公式サイト

www.hibiya.tokyo-midtown.com

 

宮本亜門さんプロデュースで、とても楽しそう!

日比谷に思い出がある人も多いのではないかな。

動画を見たらすごく期待が高まって、楽しみです!

クラウドファンディングってすごい!って思った話【映画:パラレルワールド・シアター】

広瀬さんが出演する映画の特報とクラウドファンディングが発表された。

 

やっほー!映画!待ってました!

と思ったら2019年!まだ待つ!

 

公式サイトを先に載せるのが筋だと思うけど(なんの?)、クラウドファンディングのページにある説明文が大好きなのでちょっと見てください。

 

motion-gallery.net

 

<あらすじ>

 東京の小劇団「クオンタムフィジックス」の主宰・佐々木(須田暁)は、30歳を目前に控え、グダグダになっていた劇団を立て直すために数年ぶりの大きな公演を打とうとする。

 それは、パラレルワールドを行き来する時間旅行者たちが最後のタイムトラベルを通して破滅していく、悲しい運命を描いたSF作品だった。

 しかし、相棒として旗揚げから一緒に活動してきた看板女優の中川(空美)はすでに就職。他の現役メンバーや元劇団員も、それぞれに事情を抱えていた。果たしてギリギリの若者たちは、失われかけていた「ありえた自分たちの未来」を、この演劇を通してつかむことができるのか?

 

内担としては「ありえた自分たちの未来」がドストライクですね。

エイトに今もいたらどうなってるかなってたまに考えるよね。

Jr.担もそういうことない?

「あの子、もうちょっと残ってたら一緒にデビューしたかもしれないのに」みたいなこと。

実現することを心底望んでいるというよりは、パラレルワールドでいいから覗いてみたい。

話が逸れましたね。すぐジャニーズで連想したがるのは悪い癖です。

 

「サマパラのDVDを出せ!クラウドファンディングでもいい!〇円まで出す!」というのが最近の口癖だったんですけど、まさかの広瀬さんのほうでクラウドファンディングが発表されたので、「マニフェストだ!」ってことで詳細が出る前からその金額に決めていました。意味わかんない理由だな。

大阪から東京に舞台観に行って寝泊りして帰ってきたらこれくらいだなっていう予算で決めてみました。一応根拠はある。

 

でも、単純に自担にお金を払いたいだけじゃなくて、紹介文を読んで、本当に私はこの物語が見てみたいなって思ったんだ。

 

「自主映画」が語ることに意味がある物語。 
 今の僕にとってのその答えは、「夢を叶えられていない人たちの物語」でした。

(中略)

題材として小劇場を扱ってはいますが、そこで描かれる「閉じていく可能性」「選べなくなっていく選択肢」といったテーマは、演劇人、表現者といった枠を越えて、特に20 代後半以上の多くの人の共感を呼びうるものだと思います。

 

呼ばれました。

 

最近転職を探していて、「条件:経験者」とか「〇歳以下」とか、だんだん可能性が狭まっているんだなってのを実感していたところです。

 

作品の紹介に加えて、監督さんのコメントがとても良いなと。

なんか、すごく誠実な方なんだろうなという信頼感が生まれるコメントだったのでちょっと見てください。

 

以前クラウドファンディングにチャレンジさせて頂いた時は、嬉しいことに、目標金額を大幅に上回るご支援を頂きました。その金額以上に「作品に期待してくれている人がいる」ことが可視化されることに、すごく勇気を貰いました。

 二度目をやる、ということには、迷いもありました。自分があれから前に進めていないことの宣言になってしまうような気もしたし、あの時応援してくれた人たちがどう感じるだろうか、と、考えもしました。

 

そんな正直に言う!?

作り手側の方のこんなコメントを見たのは初めてだったので、良い意味ですごく驚いた。

私の勝手なイメージでは、クラウドファンディングは「やりたいことがあるので協力して!サンキュー!」みたいなものだと思っていて、自分も「見せてー!払うー!」くらいのノリだったのです。

でも、ページを読んでみたら、制作にこめた気持ちとか、お金の使い方とかスケジュールとか、とにかく丁寧に書かれていて、こんなにちゃんとしたものだったんだ!と驚いた。

 

 

でね。クラウドファンディングってリターンがあるらしいのですが、その内容がまたすごいんです。お金出して終わりだと思ってた。

 

私が選んだコースは以下の内容でした。

ジャニオタの知らないサービスばかりあって、めっちゃ心躍る!!

 

・コレクター限定アップデート記事

 →限定公開のレポみたいなものらしい。楽しみすぎ。


・エンドクレジットにお名前掲載(希望者)

 →好きな作品のエンドクレジットに名前が載るなんてエモすぎ。


・劇中公演シーン撮影へのエキストラ出演権

 →観客歴16年のベテランです、任せてください。エキストラも一回やってみたかったのでワクドキ!


・イベント上映(都内)チケット2枚

 →東京遊びに行く口実できる!わーい!


・映画本編Webリンク期間限定公開

 →遠方で東京行けない人のためのものらしい。行くけど。

 

・コレクター限定メイキング写真集

 →メイキング大好き芸人なので嬉しいです!!


・映画本編+特典映像収録ブルーレイ

 →結局買うので助かります!!そして特典はオーディオコメンタリ―の予定だそう。そういうの好きです!!ありがたい!!

 

・オリジナル台本

 →台本ってどんなこと書いてあるのか見てみたい。嬉しい。


・完成披露試写会にご招待

 →わーい!(イベント上映とは違うのかな?)


・交流会にご招待
 →なにこれ

 完全にジャニオタの知らないサービスで、交流とかしていいんですか?大丈夫ですか?秒で終わる握手会とかではなく?何を交流するの?これ私申し込んでいいの?と疑問がバババババと浮かびながらも、「よくわからんけど面白そう」の興味が勝ちました。これは、可能ならぜひともブログに感想を書きたい。(気が早い)

 

そんな感じで、初めてクラウドファンディングに参加するのが楽しいなって記事でした。

制作過程からお金を払えるの、「見せて~!」っていう気分上がって楽しいですね。

完成が楽しみです。

全部のリターンを受け取ったら、また感想を書き残したい。

 

1000円のコースからエキストラ参加があるの!

劇中の公演のシーンだって。

このブログが参加しているグループ、読んでいる人はみんなプロ観客(とは)だと思うので、エキストラ参加どうですか。楽しそうではないですか。

 

最後に、公式サイトのリンクを貼っておきます。

pwt.ticktackmovie.net

 

 もひとつ最後に、広瀬さんが出演している作品が「未完成映画予告編大賞」という映像コンテストの一次審査を通過して公開されたので、ぜひ見てください(ダイマ)

 

youtu.be

生来のジャニオタ、未知との遭遇 ~HKT48の1stアルバム 092を買った~

物心ついて初めて名前を覚えた芸能人が木村拓哉だったことを今でも鮮明に覚えている。

 

初めて見た連続ドラマは堂本剛くんの『金田一少年の事件簿』。

 

初めてカセットテープに入れてもらった曲はV6の『愛なんだ』で、初めて親にアイドル雑誌をねだったときは三宅健くんが目当てだった。

 

木村拓哉堂本剛三宅健松岡昌宏小原裕貴相葉雅紀山下智久、水野清仁、内博貴←ここから時が止まって早15年(来月には16年)

 

とにかく記憶がある限り私はずっとジャニーズが好きだ。

その時その時で好きなメンバーやグループが変わることはありこそすれ、「ジャニーズの〇〇くんが好き」が途切れたことは20年以上ない。

そんな私なので、女の子アイドルにお金を落としたことはいまだかつてなかった。

(あっごめんウソ。AKBの衣装図鑑が可愛すぎて買った)

 

そんな私が今回初めてHKT48の1stアルバム『092』を購入しました。

 

購入した理由を言う前に一言だけ言わせてほしい。

 

デザインめっちゃかわいいな!!!!!!

 

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大人っぽいゴージャスなセットに、綺麗なドレスを着た可愛い女の子に、シャンデリアに、アンティークな家具に…とにかくかわいい!!!

可愛い女の子をより可愛く見せるためのデザイン。かわいい。見ているだけで幸せな気分になる!ときめく~~!!!!とりあえず開封してからしばらくブックレットを隅から隅まで見た!!!

 

そう。

それで、これを買った理由です。

 

TypeDの『東映presents HKT48×48人の映画監督たち』のDVDに収録されている、深川舞子×権野元『どんうー』。

これに広瀬斗史輝さんが出演されているので、それが目当てだったのです!

(※広瀬さんはジャニーズではありません)

まさか俳優さんのファンになったことがきっかけで女子アイドルのCDに手を出す日が来るとは思いもしなかった。

広瀬さんのファンになってから、ジャニオタの世界しか知らなかった私は未知との遭遇ばかりだ。

ファンレターがちゃんと手元に届いていることがわかるとか、ツイッターで自担にリプライを送れるとか、単館の映画館に行ってみるとか、ジャニーズ以外の舞台を観に行くとか。

2017年は世界が広がった1年だったわ…と思っていたら、締めくくりに女子アイドルのCD。歌番組ではたびたび拝見してはいますが、いきなり特典DVDつきのアルバムだなんて、未知にもほどがある。

 

とりあえず真っ先に『どんうー』を見ました。

 

 

 

※この先ネタバレあります※

 

 

 

やった~!広瀬さんがアイドルのDVDに出てるよ~!イエーイ!って浮かれきったテンションで見始めたら、めちゃくちゃ怖いじゃないかよ。

アイドルのDVDだから可愛い作品なのかと思ってたら、サイコなストーカー女の話で震えあがったよ!不意打ちが過ぎる!めっちゃ平和な気持ちで見てたわ…

「なるほどねえ、バイト先で合鍵を盗んだのねー…」ってゾワッとしながら見ていたら、ホテルの支配人かよみたいな量の合鍵を作っていて、その発想はなかったなってゾワッ!!!!としました。

最後に彼女の服を着て出てくるのも発想が怖い。

 

 

ほかの作品も見てみたのでお気に入りの作品について書く。

 

 

・『ハズレときどき恋』 坂本愛玲菜×竹内里紗

学生カップルの爽やか甘酸っぱい感じがアイドル~!って感じでとても可愛かった。

青柳君の歌がかわいい。

 

・『They Survive』 坂口理子×篠崎誠

可愛い女の子たちが銃をぶっ放すのかっこよかった!

可愛い感じの映像ばかりなのかなと思ったらこういうのもあるんだなぁ。

 

・『”2017: A GOD HORROR 神様ホラー:相対的に見れば「人間コメディ」であることの証明”』 本村碧唯×原桂之介

よくわかんなさが怖い。じっと見てしまった。

暗い倉庫みたいなところに拉致されて怪しい男が出てきてめっちゃ怖いはずなのに、途中から明るく会話してるテンションのコントラストが不気味。

怖いの好きです。

 

・『はじまり』渕上舞×今中康平

やわらかい色合い、ゆったりした感じ、やさしいピアノの音が心地いい。

福岡弁で会話する親子もあたたかくて良い。

福岡弁ってこんな感じなんだなー。あんまり知らなかった。

二人の会話から察するにお母さんは亡くなったようで、一人暮らしを始める娘にあれこれ世話を焼くお父さんはきっと男手ひとつで娘をだいじに育ててきたんだろなあ。

階段でキャリーを持ってあげるお父さんにちょっとうるっと来てしまった。

 

・『秘醒~pizza~』堺萌香×藤井秀剛

だから!アイドルだし可愛い映像なんだろうなと思ってたら、怖いのが多すぎるだろ!!好き!!

世にも奇妙な物語が好きな私にはたまらん。

怖い話好きです。

お母さんが自分で首絞めてる画が怖くて目が離せなかったよ……

 

TypeDに収録されているものは全部見てみて、ここに挙げたのがお気に入りでした。

本当に、アイドルだし可愛いお話が多いんだろうなと思っていたら、怖いのや不気味なのが半分くらいあって、予想を裏切られた。

せっかく買ったし他のもちょっと見てみようかな、ってつもりだったのだけど、思いのほか見入ってしまった。

こんな豊富な特典映像が付くの羨ましいなあ。

メンバーそれぞれが主役でジャンル豊富な短編映画、ぜひジャニーズでもやってほしい。羨ましい。

さすが握手券でCDの売上を伸ばしてきたグループなだけあって、それは邪道と言われることも多々あるだろうけどCDの売り方が上手だなぁと思いました。

 

せっかく買ったのでCDも聴いてみるね。

歌番組でよく見たメロンジュースが入ってるのが嬉しい!可愛くて好きです。

 

はー、書き終わった!と思って背後を見たら、真っ暗なキッチンのドアが中途半端に開いていた……

だから!怖いっつってんだろ!

 

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映画『はらはらなのか。』のDVDとBlu-rayが発売されるからダイマします

ずっと待ってた~~~~!!!

 

広瀬斗史輝さんが出演している映画『はらはらなのか。』がついにDVD・Blu-ray化されることが決まりました!!嬉しい!!

 

予告編だけでもめっちゃ可愛くて楽しいので、ちょっと見てください。

haraharananoka.com

 

亡くなったお母さんに憧れて女優を目指すんだけど、なかなか芽が出ない子役の「原なのか」ちゃんのお話。

詳しいあらすじはサイトを見てください。

 

あとはネタバレを含みます。

でも感想ばっかりであんまりストーリーについては細かく言及しないので、よかったら見てほしい。

 

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予告編にあるミュージカルのシーンから始まるんだけど、そこの歌詞がめっちゃ切ないんです…

 

世渡りいい子に天才 才能あるっていいな

子役から頑張っているのに 主役はいつでも違う子

私のことを見てよ 諦めきれないのよ

目の前に長い階段 次のステップはどこ?どこ?

 

私、この歌を聴くといつも頭によぎる関西ジャニーズJr.がいまして。

10年くらい前は常にセンター張っててゴリ推しされてた子なんですけど。

同じく周りで前の方にいた子たちが辞めてもデビューしても、その子はずっとJr.として頑張ってるの。

この前コンサートで久しぶりにバックについてて、嬉しかったなあ。

 

そして同時に関ジャニ∞村上信五の言葉も思い出します。

「お前のファンからしたら、お前がセンターや!」

 

もう、この言葉を劇中のなのかちゃんに言いたい。本当に。

 

ファンとしてはそんな色々な感情の入り混じるミュージカルシーンだけど、衣装・ダンス・曲がとにかくハチャメチャに可愛くて大好き!!

 

お話の途中で、ミュージカルみたいにちょこちょこ歌のシーンが出てくるの。

 

吉田凜音ちゃんが歌いながら出てくる学校のシーンも、とっても可愛い!

曲が終わったあと、拍手しそうになる…

 

私的エモい大賞は『君の瞳で超えてゆけ』という、終盤で歌われる曲。

吉田凜音ちゃん演じる生徒会長が、なのかちゃんのことを想って作った曲です。

 

ぜひ推しにあてはめて読んでくださいね。

 

さぁ、見せておくれよ

君の目で見た世界のカタチ

私の好きな君の目で見た世界がきっと1番美しいから

 

「わかる……」しか感想出てこなくない???

 

お芝居でもライブでも、「ここをこういうふうに見せよう」とか「こんな世界観にしたい」とか、そういう意図が伝わってきたときに、自担の頭の中を少し垣間見れたような気がして「うわ!!!!!」って嬉しかったり感動したりするよね。

 

最近だと、関ジャニ∞のライブであったのですが、ライブが前半・後半に綺麗に分かれていて、前半がひたすらバンド、後半はずっとアイドルっていう構成だったんです。

 

そのライブの前に、関ジャニ∞はMETROCKに出演したのですが、その出演発表はなんとMETROCKのチケットがすでに完売した後だったんです。

いやいやいや、ファン行かれへんがな!!

バンドで数曲披露したというレポを見て、バンドな関ジャニ∞が好きな私は心底羨ましかった!

そのあとだったので、ライブでバンドがずっと続くのを見ながら「ああ、関ジャニ∞はファンにもMETROCKを見せようとしてくれてるんだな」って意図を感じて、とっても嬉しかったんです。(実際にそういう意図だったらしい)

 

めっちゃくちゃ話が逸れたけど、そうやって、大好きな人が「こういうのを見せたい」って作ってくれた世界を見られるのはとても楽しくて嬉しいことで、それが歌われている曲にとても共感するんです。

 

見終わったあとに、「夢があるっていいなぁ」って思える映画。

自分もなんかないの?って自問自答しちゃう。

まだしてます。

 

全部で5回観に行ったのですが、そのたびに色々と思うことや起こったことがあって、とても思い出深い映画。

私はこの映画を観るたびに、2017年の出来事をたくさん思い出すと思う。

2017年が、本当に色々あったけど楽しかった。(年末かな?)

この先の人生で一回だけタイムマシンが使えるとしたら、2017年に戻ってきたい。

 

私にとってはDVDがそんなタイムマシンみたいな役割になるんじゃないかなって思っているので、発売が楽しみです。

 

 

 
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WOWOW presents 勝手に演劇大賞2017 に投票しました

注:WOWOWの回し者ではありません。

 

ツイッターでこんなのを見つけたので、さっそく推し推しの舞台に投票しました!

 

 

ストレートプレイ枠・ミュージカル枠・女優枠・男優枠・演出家枠が自由記入で投票できます。

みなさんも推しに投票してみては!?

RT数が全然伸びてないので、あんまり知られていないのかな…?

それとも、これから伸びるのかな?

私は昨日初めて知った。

こういう、無料でできる・ファンにしかできない応援は積極的にやっていこうと思っています。

 

そして、広瀬さんが出る広告の情報が発表されました!わーい!

 

 

専用サイトにも写真が載っていた!

corp.netprotections.com

 

こっちはプロモーション動画!

始まってすぐに出てくるのが広瀬さんです!

www.youtube.com

 

関ジャニ∞プレミアムフライデーのイメージキャラクターに就任したとき、政府に知り合いがいるって人が「オフィシャル動画の再生回数は大事らしい」と言っていたので、みなさんポチっと再生お願いいたします!!!