これは厄介だっていう説もあるけど

すきなものについて雑多に語るブログです

「次」なんて二度とない。2005年を経験した内担より。


まずはじめに、先日のブログをご覧いただき、拡散していただいた皆様、本当にありがとうございます。

 

pink8er-hana.hatenablog.com

 

空席があるということで、「あの頃の内担はどこ行ったんや!!!」と勢いに任せて、とにかく私の大好きな「コメディ・トゥナイト!」をバズらせたい一心で書いた記事でしたが、まさかこんなにもたくさんの方に見ていただけるとは……

よかった!!

 

ツイッターでは1,000RTを越え、アクセスも10,000以上を記録し、たくさんの人にご覧いただけて、本当に本当にうれしいです。

私のブログを見てチケットを取っている人を見つけたり、「いってよかった」と感想をいただけたり、うれしいです。

作り手でもない、ただのおたくなのに。

 

たくさん「内君のこと好きだったな~」とか、「久しぶりに見たい」とか、昔のファンの方々のツイートも見つけて、そうでしょそうでしょってニヤニヤした。

「内くん」「博貴」で検索して、たくさんの人が「見に行きたい!」ってキャッキャしている様子に、あらためて2005年の再来を感じた。

アイドルに同情するなんて失礼だと思うけど、YJ時代に比べてどんどんファンが減っていくのを体感して、「このまま活動しなくなったらどうしよう」って焦っていた。

 

ただ、「2005年の再来だ!」とは言ったものの、当時、2005年に内君は松竹座の舞台に立てなかったんだよね。

私にとっては再来というより、2005年のやり直しって言葉の方が正しいかもしれない。

 

2005年7月中旬、修学旅行中に友人から「内君が無期限謹慎になるらしい」と聞いた。

2週間後に控えたコンサートが最前列で楽しみにしていたし、やっとバイトをできるようになって初めて松竹座の舞台を観に行けるって楽しみにしていた矢先のことだった。

それまで、週刊Ⅴ.WESTで流れたANOTHERの映像を何度も何度も見て、自分もいつか松竹座に行ってみたいと思っていた。

こらえる暇もなく涙が出て、わんわん泣いた。

でも外国だからニュースを見れなくて、帰国して関空から帰るバスの中で、更新の止まったWEBの連載と母親からのメールを見て、やっと実感した。

 

旅行前に録画予約していたドラマからは出演シーンがカットされて、エンドロールにも名前はなくて、裏ジャニは声は聞こえるけど映らないようにカットされてた。

ここは拡大して切り取ったんだろうなってわかるくらい、あからさまに画質の悪い場面もあった。

 

コンサートでは開演前にエイトから謝罪のアナウンスがあり、担当不在のまま開演した。

「8→1」のうちわを握って観たけど、私の主役は不在で誰を見ていいかわからずキョロキョロしっぱなしだった。

『マーメイド』のヨコの声がすごく内君に似ていて錯覚を起こした。

『Cool magic city』の「Don't worry Don't worry ついてきなよ」と歌う7人がとても力強く見えた。

 

Magical Summerでは中間淳太くんが代役を務めてくれた。

パンフレットの姿が内君そっくりで、また錯覚を起こした。

 

毎日毎日「明日には帰ってくるかも」「明日には引退のニュースが流れるかも」って思いながら1年半くらい過ごして、たしか2007年の1月に復帰予定の報道がようやく流れた。

 

 

あれからずっと「次」なんて無いと思っている。

事故とか病気とか天災とか、トラブルが起こる可能性にいつも怯えながら初日を迎えて、終わると次の仕事が決まるまで「次」があるのかそわそわしている。

 

「Mr.チャンス」という話を聞いたことがある。

Mr.チャンスはツルッパゲで、髪の毛が1本しかない。

Mr.チャンスは走ってくる。

自分のほうに向かってきたとき、その1本をつかまなければいけない。

通り過ぎてしまってからでは、ツルッパゲの頭をつかむことはできないので、もう遅い。

(ヌルっとしてそうでなんかイヤやな)

 

「次行こう」なんて、「次」がある保障はどこにもない。

ましてや舞台やコンサートは生ものなので、同じ「次」なんて無い。

そのときに行かないと、もう二度と観られない。

最悪、芸能界を去ってしまう可能性だってある。

 

今回内君が松竹座に帰ってきて、松竹座をいまでも「ホーム」だと言ってくれることや、そこで内君を見られるのがとても嬉しい。

久しぶりに明るくてニコニコしている役で、楽しくて、『コメディ・トゥナイト!』が大好き。

なので、こんなにたくさん反応をいただけて、共感していただけて、感激したのでした。

 

「行ってみたいな」と思った人はぜひ。

「次」なんて、二度と無い。